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自炊からはじまる「ケア」の話

こんばんは、ジュンク堂書店池袋本店でのトークイベント『自分のために料理を作る』出版記念に行ってきました。
ジュンク堂書店のトークイベントの現地参加は会場のキャパが小さいので、行きたいと思った瞬間にポチらないと、「オンライン参加」しか選択肢がなくなっているケースが多いです。

こんばんの主役山口祐加さんは、お名前を存じ上げなかったのですが、自炊からはじまる「ケア」というタイトルに惹きつけられたのでした。永井玲衣さんは、何回かトークや講演会に行っていてご著書も持っているので、存じ上げています。

自炊と永井玲衣でポチりました。当然のように会場参加は満員でした。

ジュンク堂書店のトークは、キャパが小さい分担当の方が、こちらの顔を覚えていて下さる。これは嬉しいです。

自炊料理家と哲学研究者で、どのようなお話になるのか興味津々でした。やはり、対談相手に永井玲衣さんを選ぶだけあって、山口祐加さんも哲学が深いです。

山口さんに料理について聞いてくる。とりあえず自分でやってみれば良いだけなんだけど、聞いて答えをもらって安心したいからなのです。

自己肯定感が低いのは、失敗談等実は傷があるから。失敗が怖い。間違いたくない。幸福になる必要はないけど、失敗はしたくない。これは明らかに病気。

自分の自由を、なかったことにする傾向がよの中にはある。しかも、メンタルやばくなるくらい。
自分を自由にさせるための自炊という考え方が出来る。

自炊の失敗談として、これだけコストをかけたにも関わらず、こんなに不味いのかという敗北感。失敗感を乗り越える。

よりそいが必要
妻が今夜何食べたいと聞いてくるが、どう答えるか。何でもいいと答えるか、具体的な料理名をいうかの二択になるが、しっかりと寄り添った対話がないと、何を言ってもケンカになる。
具体的な回答は出さない❗️相手から答えを引き出すようなスタンスが必要で、答えは、急ぐ必要はない。

そして、失敗が怖い時は、深呼吸すると良い。

失敗。1人で失敗すると辛いけど、皆で失敗すると痛くないことも。失敗を共有できる仲間がいると良い。

料理する自分 と 食べる自分という感じで、必ず2人で作っている。複数の自分を見つけちゃう、など、初めて聞くような話ばかりでした。
ご著書は、精神科医との対談になっている。
読むのが楽しみ。




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