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サザン茅ヶ崎ライブを終えて余韻に浸る毎日

サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブの初日、2023年9月27日に参戦してきました。夢のような時間でした。

アラカンのおっさんが、こんなに夢中になれる瞬間があるのかと思うほど、熱中できた空間でした。

思い出を残しておこうと、今日の記事は書き留めておきます。

◇   ◇   ◇

チケット入手の知らせを受けてから、9月は1ケ月間、我が家のリビングは、ずっとサザンと一緒でした。次男とセトリを想像しながら過ごす時間はとても充実していました。

サザンオールスターズをもっと知ろうと意欲的に、多くのサイト読み漁ったり、全ての曲を聴き尽くして、ライブ当日を迎えました。

特にライブで聴きたい曲をリストアップして、その曲をギターで弾いてみました。コード符をプリントアウトして、A4ファイルに格納すると、その曲数は100曲を超えました。

サザンファン歴の浅い息子から、
「お父さん、古いサザン曲はいい歌がいっぱいあるね」
と声をかけられ、自分のことのように嬉しく会話をしました。

息子は、
「C調言葉に御用心」、「栞のテーマ」が聞きたいと話していて、今回のライブでその2曲とも聴くことができました。一曲目がなんと、「C調言葉に御用心」! びっくりして、涙が止まりませんでした。

私は、
「茅ヶ崎に背を向けて」、「湘南SEPTEMBER」、「いとしのエリー」、「 勝手にシンドバッド」を候補にあげていました。そのうち、2曲は聞くことができした。

そんな楽しい日々を過ごしながら、当日を迎えました。

◇   ◇   ◇

今回のライブは、茅ヶ崎球場に17,000人のファンが詰め掛ける大きな会場です。指定された席は前から4列目。会場に入り、席位置を確認するボードを見て、息子と一緒に、声を出して驚きました。

指定された席はアリーナ 
A13ブロック 
4列の3番と4番


目の前に広がる大きなステージが飛び込んできました。
「前から4列目???」
「どこどこ???」
ふたりで、小走りしながら、鼓動の高鳴りが止まりません。

そして座席から見たステージの距離はこんな感じです。

指定された席から撮影したステージ


4列目という距離はどれくらい近いかというと、
<メリット>
・桑田さんが弾くギターのコードがわかる
・桑田さんに指さしされる
・桑田さんと視線が合う(って気がする)
・桑田さんに話しかけられる(って気がする)
・メンバー同士のアイコンタクトもわかる
・マイクを通さないメンバー同士の会話の雰囲気がわかる

<デメリット>
・近すぎてスクリーンは見えにくい
 (そんなもの見えなくても関係ないけどね)
・近すぎて炎が熱い
 (まじで熱い。演奏している人たちの大変さがわかった)
・「みんなのうた」で放水された
 (水かけられて、うれしいんだけどね)


近年参加したTUBE、Mr.Children、秦基博、BackNumberなど数万人規模のコンサートでは、かなり後ろの席ばかりだったので、今回は本当にラッキーでした。


「勝手にシンドバッド」の1番盛り上がる瞬間に、大爆発と共に、下記写真のように、キラキラした輝くサザンオールスターズロゴ入りテープが会場一面を覆い尽くします。

キラキラした輝くサザンオールスターズロゴ入りテープ

このテープは、ステージから放たれるのですが、前から4列目は、前すぎて、全部上空を通り過ぎてしまいました。それくらい前ってことです。



セットリスト


SE 加山雄三「君といつまでも」
01. C調言葉に御用心
02. 女呼んでブギ

<MC>

03. YOU
04. My Foreplay Music
05. 涙のキッス
06. 夏をあきらめて
07. Moon Light Lover
08. 栄光の男
09. OH!! SUMMER QUEEN 〜夏の女王様〜
10. そんなヒロシに騙されて
11. いとしのエリー

<MC:メンバー紹介>

12. 歌えニッポンの空
13. 君だけに夢をもう一度
14. 東京VICTORY
15. 栞のテーマ
16. 太陽は罪な奴
17. 真夏の果実
18. LOVE AFFAIR~秘密のデート
19. ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
20. 盆ギリ恋歌
21. みんなのうた
22. マンピーのG★SPOT

-----Encore-----
23. Ya Ya (あの時代を忘れない)

<MC>
24. 希望の轍
25. 勝手にシンドバッド

エンドロール Relay

◇   ◇   ◇


茅ヶ崎市について

さて、茅ヶ崎市について書いておきます。
桑田さんの出身地ということで、行政がサザンに対して全面的協力をしていることが素晴らしいと感じました。

サザングッズを会場の茅ヶ崎市民球場で販売しているのですが、なんと、茅ヶ崎市役所でも販売しているのです。
いち一般アーティストグッズ販売を市役所でするんだ!
びっくり!

今回、茅ヶ崎市民球場に行って思ったことは、コンサート会場としては不適切な場所です。茅ヶ崎駅は小さいし、会場までの道は細いし、人の流れが全くコントロールできていませんでした。

今回の参加者は17,000人。大きな人数とはいえ、その程度の人数で、茅ヶ崎市の街機能は麻痺していました。街のキャパにして処理しきれない人数が押しかけたってことです。

私の勤めていた会社は水道橋にあります。東京ドームのある駅。毎晩のように、プロ野球はもちろんのこと、いろんなイベントが開催されています。

参加人数は5万人です。その人数が押しかけても、麻痺することなく、人々は足を止めることなく、流れるように作られています。

ものすごい人なので、帰社時間がプロ野球終了時と重なると、時間をずらして、駅を利用してましたけどね。

何が言いたいかというと、茅ヶ崎市において、サザンライブは、茅ヶ崎市役所、茅ヶ崎警察、茅ヶ崎消防署などの行政の全面協力がないと開催できないってことです。交通整理は、茅ヶ崎駅から市民球場まで、すべての交差点にスタッフが誘導していました。

地域住民においても、屋根のないライブで、
大音量で、花火や爆竹が鳴り響き、
レーザービームが飛び交います。
サザンビーチではファンが音漏れに群がります。
それが4夜連続となれば、苦痛が伴いそう。


今回、10年ぶりの茅ヶ崎市開催ということですが、
さすがに毎年はできないんだろうな〜と感じました。

◇   ◇   ◇


これほどの人気グループが17,000人×4回しか開催しないのは、勿体無いなと率直に思いました。

ドームや日産スタジアムを利用すれば、5〜7万人収容できます。サザンなら何回やってもソールドアウトするはずなのに。 

今回、それほど貴重な茅ヶ崎ライブに当選チケットをいただけたことに感謝申し上げます!


◇   ◇   ◇


茅ヶ崎市駅前


茅ヶ崎市は、行政の協力が素晴らしいですね。市長さんが熱狂的なサザンファンなのかな? 

サザンの曲に「ラチエン通りのシスター」があります。茅ヶ崎市にはラチエン通りがあります。なんと、桑田さんが通称であったラチエン通りを曲名に使ったのをきっかけに、茅ヶ崎市があとから、地名としてラチエン通りを正式名称に採用したようです。

サザンビーチちがさきは、かつては、錆びついた人気のない海岸だったようです。名称変更をしてから、人気にスポットになり、お店もたくさん立ち並ぶように活気づいたようです。

サザンビーチモニュメント


◇   ◇   ◇


茅ヶ崎駅から茅ヶ崎市民球場へ歩いていると、こんな看板を見つけました。

サザン曲名プレート


「茅ヶ崎に背を向けて」私がコンサートで聴きたい曲の1曲です。思わず写真撮りました。他にも、いくつかプレートを見つけました。

友人が茅ヶ崎に住んでいます。サザンライブの最中は、窓を閉めていても爆音が聞こえた距離に住んでいるようです。 その友人に、この写真を送りました。

すると、曲名とは知らず、津波の危険性を知らせる看板かと思ったと話してました。茅ヶ崎市民でサザンの曲名を知らないなんて、ふざけてる💢

ネットから

サーチしてみると、茅ヶ崎市には、こんなにたくさんプレートがあるんですね。よくみると、エボシ岩に表情が違いますね。


ライブ前に、サザンビーチを散歩しました。
いい天気で、エボシ岩が綺麗に見えました。

サザンビーチから見たエボシ岩


◇   ◇   ◇

10/7放送 
桑田佳祐のやさしい夜遊び

桑田さんのラジオ番組を聞きました。茅ヶ崎ライブ終了後の初めての公式なコメントのため、楽しく聞かせていただきました。

桑田さんが話した内容をいくつかピックアップしますと、下記の通り。

・今回の茅ヶ崎ライブの候補曲「チャコの海岸物語」をセトリに入れなかった理由は、NHKライブで地味だと感じたから。

・C調というのは、調子がいいって意味なんだよ。茅ヶ崎ライブの一曲目にした。

・「OH!! SUMMER QUEEN 〜夏の女王様〜」は、今回やりたかった曲である。スライドギターを弾いたんですよ。

・ビートルズのTシャツを着た理由は、その辺を歩いていたおっさんがステージに上がった感じを出したかったから。好きなものを着たかったんだよ。

・「みんなのうた」の冒頭にブルース調で短いフレーズを入れてみました。

 〜 古臭い恋の歌や 〜
 〜 スケベな歌も 〜
 〜 みなさんの前で歌うのが好きです 〜
 〜 世の中色々あるけれど 〜
 〜 水に流すのはどうだい 〜  →このあと、放水しました

・目立ちたがりの芸人です って登場したけど、あまり受けなかった

・「栄光の男」は、オリジナルと違った歌い方をしてみました。

10/7のラジオ番組:
桑田佳祐のやさしい夜遊び より
桑田さんのコメントを抜粋


茅ヶ崎ライブで、1番盛り上がったのは、
「古臭い恋の歌や スケベな歌も  みなさんの前で歌うのが好きです  世の中いろいろあるけれど 水に流すのはどうだい?」と桑田さんがブルースを口ずさみました。

このメロディーは初めて聞きました。
この歌詞も初めて聞きました。

しかし、会場に詰めかけた全てのファンは、
いきなり流れ出した見知らぬメロディのあとに、
「みんなのうた」を歌い出すことを感じ取りました。
そんなイントロだったのです。

「水に流すのはどうだい?」と言われれば、
絶対に放水することは容易に想像できます。
ということは、「みんなのうた」が次に来るってわけです。

「みんなのうた」と時に放水するのはコンサートの定番なんです。

そして、会場の予想どおり、イントロが流れ始めると、強烈な放水とともに、
会場のボルテージは最高潮の達しました。

「みんなのうた」を歌いながら放水する桑田さん


前から4列目という席は、この放水を浴びることとなりました。
桑田さんに、水かけられるなんて、一生に一回の出来事でしょう!


◇   ◇   ◇

10月末には、友人たち数名で、箱根のコテージでの旅行の予定があります。神戸在住の美人ピアニストと、吉祥寺在住の下手くそギタリストで、サザンを歌おうかと計画中です。もうしばらくは、サザンにどっぷり浸っていようと思いま〜す!



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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com