当たり前の話なのだが、古くて壊れかけているビデオやトランシーバー、端末機から聞こえる音というのはとにかく聞き取りづらい。

ノイズがあるのが当たり前だった90年代は、ザーザーとざらつく音がするたびに、耳を塞ぎたくなるような嫌な感覚があったが、時代が進み、クリアな音に慣れてくると不思議とあのザーザーとした砂嵐の音が恋しくなる時がある。

ここ2、3年前からチェキやインスタントカメラが再注目されているのなら、ノイズ交じりのビデオカメラやボイスレコーダーにもそのうち注目が集まるのではないかと密かに思っている。

…さすがにないか。笑