高校生向けのキャリア教育 第2弾
株式会社プロタゴワークスののじりです。
今年度から参加している、熊本県立甲佐高校の探求プログラム「対話をベースとしたキャリア教育」が、「面白い授業」として、ウェブ記事で取り上げられました!
今回も1枚目の写真にぼんやり写り込んでいます(笑)
この日のテーマは、「友だち」。
私のグループでは、
「知り合いと友だちと親友は何が違うのか?」
という問いで対話を始めました。
大人が聞かれても難しい問いだと思いますが、一人一人が考えながら、自分の言葉で話してくれました。
そこから、
「知り合い→友だち→親友と仲良くなるために、どんなことを心がけてる?」
と聞いてみると、全員が口をそろえて言っていたのが
「コミュニケーション」
でした。
「共通の趣味があると楽しく話せる」とか、「私は話すきっかけがなくても自分からラフに話しかけに行ける」とか、それぞれに自分のことを話してくれました。
そんな中でハッとさせられたのが、「ノリがいい」と「イジリ」の違いが難しい、という話でした。
ノリでからんだことが、相手によってはイジメと受け取られることもあると話してくれた学生さんがいました。
高校生たちも、人と人とをつなぐものとしてコミュニケーションが大事だと感じる一方で、その難しさにも直面しているんだ、ということが、対話の中から伝わってきました。
また、学校だとタブーのように扱われがちな「イジメ」というキーワードについて、少しでも話せたことがよかったなと思います。
しっかりと受け止め、話を聴き切れたことで、「何を言っても受け止めてくれる大人」としての役割が果たせたかなと思います。
最後のまとめでは、
・他の人の話を聴いて、自分と同じところもあれば、違うこともあった。「友だち」についての理解が深まったと思う。
・知り合いとか友だちとか親友について、捉え方が人それぞれだった。捉え方が違うから感じ方が違うんだなと思った。
・「友だち」っていうのは普段話さないことだったから、今日話せてよかった。
などの感想をもらいました。
「友だち」というテーマは、以前に当社の哲学対話でも扱ったことがありましたが、答えがすぐに出るものではなく、モヤモヤが残りました。
高校生たちと一緒に、私自身も一緒に考える時間になりました。
世代の違う高校生との交流は、私の視野も広げてくれました。
次回もどんな話が飛び出してくるか、期待しています(^^♪
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