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お肉は食べるべきか否か!?

いきなり今日のタイトルは、食生活をする上での一番気になるところをダイレクトに投げかけたものであります。

焼き肉が大好きな方にとっては、「そんなん、食べることに何の疑問も持たない!」という感じでしょうね!

実際、私も腸内細菌や薬膳、はたまたヨガの先生の話しを聞いていくうちに、お肉を食べることに対する考え方が、ちょっとずつではありますが、変わってきてはいます。

ただ、実生活はどうかと言いますと、私の場合はお肉はいただいています。

ではここから、お肉というたくさんの栄養素を含んだ食材を、栄養素、薬膳、そして腸内細菌の視点から見ていきましょう。

まずは、お肉と言えばたんぱく質ですね!動物性たんぱく質を摂取することで人の身体は形づくられていきます。

同時に脂質も多く含まれていますので、摂りすぎると悪玉コレステロールや中性脂肪過多になり、健康被害の可能性は高まりますから要注意の部分もあるにはあります。

その他のミネラルなども多く、例えば、鉄分などは、ほうれん草が推奨されていますが、同じ分量を摂取した場合、鶏肉の方が、ほうれん草よりも鉄分は5倍含有されています。要するに、お肉を摂取すると栄養素的には手っ取り早いのです。

では、薬膳として見た場合はどうでしょうか?

お肉と言えば、おおむね、牛肉、鶏肉、豚肉、羊肉、そして馬肉あたりでしょうか。

このいずれのお肉も、気・血・陰・陽の虚弱を補い、虚証を治療する補益類の食薬になります。

詳しく見ると、牛肉と鶏肉は、気を補い、気虚証を治療する補気類に。豚肉、馬肉は陰液を滋養し、陰虚証を治療する食薬に。そして羊肉は、陽気を補い、陽虚証を治療する食薬となります。

この補益類の食薬に関しましては、また、コラムの方で、詳しくお話しできればと思っております。

要するに、摂りすぎは別にして、お肉は身体にとってなくてはならない食材というわけであります。

そうなると、体内に棲息している腸内細菌にとってはどうでしょうか?という話しですね!

明日、腸内細菌にとってのお肉について、続きを書きたいと思います。