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「非モテ」と「いい人」と「コミュニーケーション」

「彼女いないの? いそうなのに」とよく言われる。

女性と飲みにいく機会があると必ずと言っていいほど恋愛の話になる。今まで付き合ってきた彼氏、または彼女の話。どういう女性がタイプだとかこういう男性は嫌だという内容で盛り上がる。そこでよく聞かれるのが今、彼女はいるのかという話題。私はかれこれ3年ほど彼女がいないと言うと、少しびっくりしたような顔で言うのである。

「彼女いないの? いそうなのに」と。

一度だけではない。知り合った女性と恋愛の話をすると、よく言われてしまうのだ。それと同じように、君は『いい人』だし優しいから大丈夫だよと励まされるまでがテンプレである。よく考えたら彼女が欲しいと思うのに、心の底から欲しいかと言われればそうでもないような気もする。そんなモヤモヤした状態が続き自分と同じような境遇の人がいるのか気になり、ネットで調べると『非モテ』や『いい人』という言葉が出てくる。

非モテとは何か? いい人に彼女がいないのは何故だろうか?

最近では若者の恋愛離れが深刻だとか少子化だとか非モテなどの言葉がメディアを通して目につく。本当に若者は恋愛をしなくなったのか?と思って街に出て見るとそんな風には見えなかった。手を繋ぎ楽しそうに歩く大学生カップルをよく見るし、実際に大学でも付き合ってる光景をよく見る。彼らと私では何かが違う。考えた結果一つの考察が浮かんだ。

『非モテ』や『いい人』とは異性との『コミュニーケーション』を疎かにしてしまった状態ではないか。

異性と付き合う上で最も重要なのは容姿の良さでも、年収でも、学歴でもなく異性と恋人関係を結べるコミュニーケーションである。それが無くては例えどんなに優れた人であっても恋人として見られることはないだろう。

また、異性からいい人や優しい人と言われて、自分はいい人だし優しいからその内誰かが付き合ってくれるだろう…と安心してはならない。結局、彼女がいる人やモテる人は何かしらの努力を続けた結果として異性と付き合っているのだ。連絡をこまめにしたり、服装を気遣ったり、相手の良いところを見つけて褒めたりと小さな努力を繰り返した結果なのである。

私はそれらの努力を今までしてきただろうか。いい人と呼ばれる人たちは異性から言われる優しい人、いい人というレッテルに安心して、異性とのコミュニーケーションを疎かにして行動しなかったのだ。いい人は異性にとって、ただの(どうでも)いい人に過ぎない存在なのだ。異性として見られない、魅力がない。まさに『非モテ』である。

ならば非モテやいい人はどうすればいいのか。恋愛に明確な答えがあるかは分からないが、一つ言えるのは一歩踏み出し、行動し、異性について分かり合おうと深くコミュニーケーションを取らなければ、恋愛はおろか人との関係も始まらないということだけだ。







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