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ふっくら可愛らしく見せるマフラー、ストールの巻き方

防寒具としては勿論ですが、現代ファッションではおしゃれポイントとして大切なマフラーやストール
秋から冬にかけて、はたまた春の装いのマストファッションアイテムの1つであり、気がつけば一年の中で多用されるアイテムでもあり、簡単にスタイルアップできる便利なアイテムでもあります
今回は大判(大きな形)タイプでベーシックな巻き方から
ふっくら可愛らしく見せるスタイルアップのポイントについてお話しをします


ファッションにおける体型カバーとは

体型カバーは主に⁡
①目の錯覚⁡による見せ方
②色による効果⁡

2つの効果があります⁡

①目の錯覚による見せ方
ミュラーイヤー錯視(左側)と
フィック錯視(右側)と言われる視覚における錯覚のこと
ミュラーイヤー錯視は線の先が外側と内側に向いていることで
線の長さが違って見えること
フィック錯視は縦が横の線よりも長く見える現象です

ミュラーイヤー錯視による効果
Vの形なのでVネックがわかりやすいと思います
右と左のネックラインで違いがわかりますね

フィック錯視による効果
縦の線はスリムに長く、横の線はふっくら見せる効果があります


②色による効果
進出色(前に出ているように見える)と
後退色(引いているように見える)の凹凸さを使い
色によるメリハリをつけて縦の長さを強調させています

体型カバーとは、①目線の錯覚と②色による効果を使って、

1、たてに長く見せること
2、ふっくらと可愛らしく見せること

この2つがポイントとなります
では、スタイルアップとしてのマフラーやストールの巻き方について
お話しします


マフラーやストールでふっくら可愛らしく見せる巻き方

首元とバストにボリュームを加える(①目の錯覚による見せ方)
マフラー巻き方は、シルエットをショルダーラインにかけて丸くなるように作ることがポイント
トレンド感のある可愛らしいシルエットになります
ビックシルエットやコクーンシルエットなどの丸く可愛らしいアウターと相性の良い巻き方です


首元とバストにボリュームを加える(①目の錯覚による見せ方②色の効果による見せ方)

暖色系のマフラーは目線のポイントを高くしてくれて
また色により身体の部位のメリハリをはっきりとさせることで、着ぶくれ感をカバーしてくれます
目線のポイントが高くなり身長が高く見えることと、
丸みのあるシルエットと色の効果も加わり可愛らしさがでるスタイリング!身長が低いと感じる方にオススメです!


首元とバストにボリュームを加える(②色の効果による見せ方)

ロングカーディガンやチェスターコートなどの直線的なコートの場合は、
マフラーとトップスを同系色にして、上半身(とくにバスト部分)にボリュームが増す巻き方にすることで、ふっくらとした柔らかさや可愛らしい見た目になります
直線的なアウターに相性が良く、上半身にふっくらと厚みをもたせてくれるので女性らしいやわらかい印象に◎


それから体型カバーの一つとして
少しやせ気味で華奢と思われる方は、首に厚みを持たせること
首は顔と身体のつなぐ部分。首が細すぎると顔が大きく見えてしまうこともありますから体型カバーに取り入れてみてください
肩幅が張っていることが気になる方は、大判マフラーとトップスの色の違いでメリハリをつけると、目線の位置が狭くなり着やせ効果に◎


マフラー、ストールの巻き方

巻き方についてはこちらをご参考ください!

マフラーの巻き方についての投稿はこちら↓
ウェンディ巻きhttps://www.instagram.com/p/CoMf1aStm-r/?img_index=1
ピッティ巻きhttps://www.instagram.com/p/Cowi8EqtvBD/?img_index=1
ポット巻きhttps://www.instagram.com/p/CpUmEfXtJSU/?img_index=1
オリジナル巻きhttps://www.instagram.com/p/Cpw60BtuvMq/?img_index=1

いかがでしたでしょうか?
マフラーやストールの良いところはアレンジでいろいろな表情を見せてくれます
縦長にスタイリッシュに演出してくれたりふっくら可愛らしい見た目にしてくれるアイテムです
防寒だけではなくスタイリングの参考にしてくださいね!
今回はふっくら可愛らしくみせるマフラーの巻き方についてお伝えしました!


記事の執筆者
武藤 和也 Kazuya Muto
パーソナルスタイリスト

某アパレルショップにて個人売り上げ全国トップののちに、パーソナルスタイリストの資格を持ったプロ集団、ファッションレスキューに所属。総数2500人を超えるスタイリングを行い新宿高島屋常駐や数々の映像企画のスタイリング経験を持つ。
現在は現場にも立ちながら、大学、専門学校の教壇に立ち、スタイリストの育成も行っている。20代~50代の今の時世や流行をふまえた、その世代その人となりの品格を活かすスタイリングの提案に努めている。

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