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「哲学の門前」@吉川浩満

自分は長いこと人文系の本が読めない人生を送ってきましたが、今 #食農倫理学  の本に挑戦しています。これが、ほんと読めない、読めない(泣)そもそも論として、哲学とは、倫理学とは、道徳とは?からしてわかってないわけです悪戦苦闘中です。

そんな中、注目している #吉川浩満 さんがこの2022年9月に #哲学の門前 を上梓されたとのことで、

 哲学と仲良くするヒントがあるに違いないと「読みたいです!」と手を上げて献本いただき、さっそく拝読、2日間で読み切りました。↓ #読書メモ  

ひとつひとつ、吉川さんの実体験体験から哲学を紐解かれており、普通に読み物としても興味深い。

ちなみにこの本はタイトル通りで、門の中に入るため入門書でではなく門の外で哲学とどう向かい合うといいのかな?の技法の本です。

哲学のはじまりは「不法侵入されて何がなんだかわからない状態」からだという身近な体験と体感をもって示してもらいました。そうか、迷ったり戸惑ったりしていいんだなという安心からの始まり。

「君は悪から前を作るのだ。それ以外に方法はない」(ロバート・ペン・ウォーレン)
「君と世界の戦いでは、世界に支援せよ」(加藤典洋)

『哲学の門前』より

この一見逆説に見える言葉は、理不尽さや不当に感じる場面で「立ち止まって考える」ことができる大切な置き石になりました。

ずっと謎だった「右と左」

「右と左を分ける最大のポイントは、世界を切り分けるの見方の違い」(松尾匡)

『哲学の門前』より

右の人と左の人で、そもそも切り分け方が違う!というところはすっかり腑に落ちた。

わかりあえなさをどうしていけばいいのかな?というヒントをたくさんいただけました。

こういう吉川さんの執筆やYouTubeなどのアウトプットの活動を継続的にされている相棒の山本さんの存在が羨ましい。

お二人でYouTubeチャンネルをされています。(知らなかった!)

哲学の門はいつでも開かれているし、私たちはその門の前でどう振る舞っていけばいいのかな?という態度がわかる1冊でした。哲学と向かい合う元気をもらえました、よい出会いに感謝します。ありがとうございました。

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