「ストレスの時代」から「トラウマの時代」へ
わたしたちの生きるこの時代は、「ストレスの時代」から「トラウマの時代」へと、大変動期にあるといわれます(津田,2019)。
言い方を変えれば、もはや「ストレス」の枠には収まらない別種の新たなストレス、つまり「トラウマティック・ストレス」が表面化していると言えるのではないか(津田,2019)、ということです。
この場合のトラウマとは、診断基準に含まれている単回性のトラウマ(PTSD)、複雑性トラウマといった、命に関わる危険に遭遇するもの以外に、診断基準には含まれていないです