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専門職が看板を下ろすとき

あなたの会社も多様性の理解に取り組んでいると思います。

が、現実には99.9%の会社が「根本的な理解」がありません。

ハラスメントにしても多様性にしても上辺だけの理解、流行に乗っただけのポーズでは社内に混乱を生むだけです。


例えば

「私は外見的には男性だが、内面的には女性であり、同性愛者(レズビアン)である」

これが「(性的:LGBT)自認」です。

しかし、自認は揺らがない・変化しないとは限りません。

これが「Q」です。

Qとは、クィアまたはクエスチョニング=性的指向・性自認が定まらない人です。

ここまでは人事や経営者であれば、いまや「常識」レベル。

専門職としては、この先に進む必要があります。

1〜2週間前、海外ニュースで「無限の自認」が話題になりました。


Qが存在するのですから、性的自認の「固着性のなさ」(=定まらない状態)も存在することになります。

ならば、

「昨日までは『私は外見的には男性だが、内面的には女性であり、同性愛者(レズビアン)である』と思っていたが、

 今日からは

『私は外見的にも内面的にも男性であり、同性愛者(ゲイ)である』」

これが成り立つはず。

このように考えるのが「自認の無限性」です。

ついてきていますか?笑

もし「もう分らない・知らない・ついていけない!」となったら…

私達にとって看板を下ろすときです。

それが「受容(理解)の拒否」だから。

法改正でもそうですし、AIでもそうです。

あなたがガンになったとき、最先端の治療があるにもかかわらず、医師がそれを知らなかったら…知る気もなかったら…どう思いますか?

チェンジ、ですよね。

専門職は常に「新たな知識の吸収」が求められる職業なんです。


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