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シン・エヴァンゲリオン劇場版公開日決定!〜エヴァとワタシについて〜

今日は劇場版鬼滅の刃 無限列車編を朝イチで観に行った。鬼滅についての感想は、はてなブログにて記したのでそちらを参照してほしい。

さて、こちらでの本題はシン・エヴァンゲリオン劇場版の公開日が決まったことだ。

2021年1月23日(土)、その日新劇場版は終わるのだろうか。期待は高まると同時に終わってしまうことへの不安が混じり複雑な感情となっているのは私だけではないだろう。

ここで、私にとってのエヴァンゲリオンとの出会いを記していこうと思う。


時は遡り私が中学2年生の夏、たまたまレンタルDVD店で手に取って第1話を視聴した。後悔してしまった。もっと早くシンジに綾波に、エヴァに出会えていたらと。

しかし、14歳という年齢で出会えたことに対する偶然の喜びも感じた。シンジやアスカ、レイと同じ年齢で出会えたことがこの物語に引き込まれていった要因の一つと確信したからだ。

話数を重ねる度に手に汗握る使徒とエヴァの戦闘、シンジとシンジを取り巻く大人やエヴァパイロットの葛藤に夢中になり、次のDVDを借りに行く日を心待ちにしていた。
そして、物語も終盤に差し掛かって渚カヲルと出会った。端整な容姿に聞く人を魅了するその声に物語が加速している期待感も高まった。しかし、その期待は、その日のうちに裏切られてた。カヲルとの別れを選択せざるを得ない状況、苦悩、そして別れ。14歳という年齢のシンジにそれを迫るにはあまりに残酷過ぎると思った。もし私がシンジなら同じことができたか?常に自分自身とシンジの置かれている状況を照らし合わせながら物語と向き合ってきた。

ついにTV版最終回の視聴を終え、旧劇場版へと臨んだ。これを観たらエヴァが終わる。私にとって一区切り。エヴァが終わり、そして夏が終わり再び現実に戻るのだ。そう思いながらDVDプレイヤーにそっとDVDを置き視聴を開始した。


気持ち悪い。


まさにアスカが最後に吐き捨てた台詞に共感し、私自身の考えはまとまらずにいた。エヴァとは何だったのか。あの日の私には分からずにいた。

時は過ぎ2007年9月、新劇場版の上映が始まりエヴァとの再会を果たした。2年前初めて出会ったエヴァへの様々な感情が溢れた。序破Qと劇場に足を運んでいく度に、あの日考えることをやめた疑問に対しての答えを見つけようとするもそれでも分からずに苦悩した。

今でもセミの鳴き声を聞くとあの夏を思い出す。そして、2021年1月23日その答えに向き合う時が迫る。あの日考えることを辞めた私も、来年のその日には答えを出そう。

エヴァとは何だったのか。






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