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★紳士の条件 その2

本などが「使い込まれた」というのは
well-thumbed と英語でいいます。thumb : 親指

さて、

昨日は、あの投稿の後、

2人目の紳士に
遭遇しました。

カフェを出て
インドカレーのテイクアウトを
買い込んだ帰り、

雪でも降りそうな寒さの中、

なかなか来なかったバスに
Suicaをピッして乗り込むと、

混んでいる時間帯だったので
奥のほうに立つしか
ありませんでした。

その、

目の前の座席にいたのが彼。

🥳

見た目は
ただのおっさん。

ハッキリいって
清潔感が少なめで、

服装も
平均的日本人のおじさん。

それだけでは
紳士には思えない、、、

が!

座席に座っていた彼が
手にしていたものは、

何年も使い込んだであろう
見慣れた、分厚い本。

そう、聖書でした。

🥳

距離的に文字までは
判別できなかったけど、

印字の体裁、
開いてるページ位置、
右上の「使徒行伝」と思われる書名から、

新共同訳聖書を
読んでいたと思われる。

おそらくアラフィフの年齢と
何となくただよう
穏やかな人となりgentleness 、

総合して推察するに
長年のクリスチャンは確実で、

牧師さんかもしれない、と。

🥳

ともあれ、

別に聖書でなくとも
歴史的名著を熟読するその姿は

まさに紳士でありました。

「歳を重ねる」とは、

こういう姿でもあると
思います。

ここまで読んだあなたは
心の貴族に違いないので、

いつまでも
素敵でいてください。

Bonne nuit.
(おやすみなさい)


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