DH2022に参加しました 1

協力研究員の高橋舞です。
7月に、DH2022という人文情報学で一番規模が大きいという国際大会で、ポスター発表をさせていただきました。今日は、簡単にDigital Humanitiesという研究分野のご紹介をさせていただきます。

Digital Humanities(人文情報学)とは、人文社会学において、「デジタル媒体による学術資料のアーカイブ構築、文化コンテンツの分析、学術成果の公開や展示の方法などを、文系・理系の枠組みを横断して研究する(大学院横断型教育プログラム「デジタル・ヒューマニティーズ」のサイトより)」学際的な研究分野です。

私が所属している東京大学の人文社会系研究科には次世代人文学開発センター人文情報学部門があり、たまたま受講した授業を通してDigital Humanitiesに触れ、さまざまなことを学んでいます。

Digital Humanitiesには社会学、歴史学、言語学などたくさんの分野の研究が包含され、それぞれの研究テーマに立脚する研究を行いつつ、その研究手法を分野横断的に共有していこうとするものです。大学でお世話になっている永崎研宣先生のブログに、Methodological Commons(方法論の共有地)に関する記事がありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください!記事の最初に掲載されている図の右の上から3番目にあるのが、私の研究分野である音楽学(Musicology)です。

音楽学は人文情報学のなかではマイナーといえるかもしれませんが、DH2022では音楽学関連の発表も3つあり、世界各国の最新の状況を知ることができました。




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