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元廃校キャンプ場で燻製キットDIY・ジビエ燻製イベント開催!

気持ちの良い青空!

1/22(日)に大分県竹田市にある「あ祖母学舎キャンプ場TEN-BA」にてイベントが開催されました。
前日までは寒波&雪予報でとても心配していましたが、
晴男、晴女が多かったおかげか当日の朝は快晴!無風!気温は低いですが凛とした空気が気持ちのよいイベント日和となりました。

イベントの概要・目的

今回のイベントは「竹田市祖母山麓再生プロジェクト」の一環として実施しています。

祖母山麓エリア再生プロジェクトとは日本百名山の祖母山の麓に広がる、豊かな水、美しい川や渓谷、滝、森などの地域資源を再編集し、活用することで、この自然や人の営みを次の世代につなげていくためのプロジェクトです。

祖母山麓にある公共施設の一つ「体験交流宿泊施設 あ祖母学舎」は廃校になった小学校を宿泊施設として利用していますが、コロナ禍や利用者のニーズの変化に伴い、利用者が激減、経営がうまくいっていない状態です。

「祖母山麓エリア再生プロジェクト」の中でこの「あ祖母学舎」の施設コンセプトを”祖母山麓の愉しみ方を「あそび」を通して「まなぶ」場”とし、社会実験的にグランドを「あ祖母学舎キャンプ場TEN-BA」として2022年10月にオープンさせました。
オープンまでの経緯は以下にまとめています。

TEN-BA自体はまだまだ集客に課題があり、キャンプ場としての機能も十分とは言えません。
今後、魅力的な宿泊施設、キャンプ場となるように「あそび」と「まなび」を組み合わせた魅力的なサービスの創出を考えています。
その一つのコンテンツとして、定期的なイベントの開催も予定しています。

今回はその記念すべき第1回目のイベント「燻製キットDIY&燻製つくり体験」を開催しました!

一斗缶で燻製キットつくりをしよう!

左側に積まれているのが一斗缶

お菓子屋さんから不要になった一斗缶をいただき、これを燻製キットにDIYしていきます。
といっても作り方は簡単3ステップ!

作り方をの資料を参加者の皆さんへ配布

参加者の皆さんは五寸釘とトンカチを両手にもち、カンカン穴を開けていきます。

トンカン♪トンカン♪

五寸釘があれば意外と簡単に穴が開きました。
ねじとボルトを4か所にはめ、網をのせれば完成!

どの参加者も30分ほどで作成することができていました。

スモークしてみよう!

さっそく、一斗缶の底にスモークチップを敷き詰め、ガスコンロの上に一斗缶燻製キットをのせ、火をかけていきます。
一斗缶の空気抗から煙がでてきたら、ナッツやチーズ、ゆで卵を網の上にのせます。
5分後、ふたをあけてみると・・・
黄金色になったチーズが!

うわ~おいしそう!

口に入れてみるとスモークの香りが顔中に広がり、絶品!
参加者のみなさんも口々に「これは美味しい!」と驚きの声を上げていました。

そして、お次は竹田市で捕れた猪肉をスモークしてみます。

丸一日ソミュール液(塩水)に浸かった猪肉


15分ほどスモークすると油ののったお肉がとっても美味しそうに光っています。

スモークのあとは直火でさっと

直火でさっと中に火をとおしていただくとこれまた絶品!
固い猪肉を想像していたのですが、油は甘くてジューシー!身も柔らかです。

参加者の皆さんもペロっと食べて、お代わりをもらいに大量のお肉の周りに集まってきました。

おなかいっぱいになった子供たちは広々としたグラウンド(キャンプサイト)で鬼ごっこやボール遊びをしたり、砂遊びをしたり。
大人は焚き火の周りでおしゃべりしながらそれぞれ思い思いの時間を過ごされていました。

まとめ

初めてのTEN-BAでのイベント開催でしたが、今後の可能性が見える内容になりました。
改善点などはありますが、定期的に開催してブラッシュアップしていき、祖母山麓の認知度アップやあ祖母学舎やTEN-BAへの宿泊者増につながるきっかけとしていきたいと考えています。

Written by Maho Fujimoto

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