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試される、父親の威厳〜ふろく編〜

こんにちは、じーのです。

今回から待望の(?)新シリーズ、

「試される、父親の威厳」

がスタートします(^3^)/


新型コロ○ウイルスの影響により、

長男の小学校、

次男の保育園ともに休業となりました。

健康体の男の子2人が長いこと家の中にいるということは、

はっきり言って、家の危機です。

喧嘩は避けられません。

家の壁や家具が壊される可能性もあります(・_・;

早急に対策を打つ必要があります。

そこで妻が買ってきたもの、それは…

▲小学館 めばえ 3月号▲

ここから、父親の威厳をかけた戦いのゴングが鳴ることとなる…

タイトルからしてお察しと思いますが、

こういった雑誌には目玉の組み立てふろくが付いており、

完成させると1週間〜1ヶ月くらい遊べる、

素敵なおもちゃになります。

ただし、このふろく、組み立てるのが、

なかなか大変です。

ほんと、なかなかです(´c_` )

ここで私は編集側に言いたいことがあります!

恐らく、このふろく企画の表の目的としては、

「予算内において、子どもたちが楽しめるおもちゃを作りたい」

というものの思う。

しかし、私にはもう一つ、裏の目的があるように感じる。

それが父親への、愛のキラーパスである。

「世のお父さん方、

このふろく組み立てたら、家族からの評価爆上がりですよ。

子どもから尊敬され、妻に見直されること間違いなし。

そのために、ちょっとだけ難しい仕様にしてますが、

お父さんならすぐできると思いますので、

どうぞ、よろしくお願いします(≖͈́ㅂ≖͈̀ )ニヤニヤ」

余計なお世話じゃーーい(ノ-o-)ノ ┫;:・.


はい、説明します。

全てはこのふろく、誰が作るのか?ということです。

まず、子どもが一人で作ることは難しいと思います。

漢字も書いてある説明書を読み、

細かいパーツを切り抜き、結合させるなど、

かなり高度です。

小学生であればできる子はいるかもしれませんが、

そもそも組み立てふろくが付いている雑誌は、

未就学児向けのものがほとんどです。

「未就学児ですが、うちの子、組み立てられますよ」

という子がいたとしたら、

その子は天才です。

日本のものづくりの未来のためにも、

今のうちから積極的に才能伸ばしていただくことを推奨します。

次に母(妻)ですが、

こちらも作れる方は限られてくるのではないでしょうか。

女性脳は複数の情報を処理するのに長けている反面、

一つのことに対して深さを出したり、

ギミックに拘ることは得意ではありません。

機械オタクって圧倒的に男性ですよね?

そもそも妻はもっと大切な家事、

料理、掃除、洗濯などに

時間やエネルギーを使いたいと考えるのではないでしょうか。

ふろくを作るために数時間かけるくらいなら別のことやるわ!

てことです。

そうなると、消去法的に、父(夫)の出番です。

男性脳は複数のことを同時に処理するのが苦手な一方、

一つに集中し処理する、プロフェッショナル型です。

空間認知にも優れており、

立体構造を把握するのも得意です。

なのでプラモデルやミニ四駆を作ることは、

男の子の王道遊びなんですね。

とまあつまり、組み立てふろくを作るのは、

十中八九、父(夫)の役目になるわけです。

さて、編集部の狙い通り、

組み立ては父の仕事になるわけですが、

落ち着いてやれば、

それほど難しくはありません。

私も元々自転車の整備士であったため、

手先は不器用ではありません。

30分〜1時間くらいあれば、

完成させられる自信はあります。

しかし、ここでも"落ち着いてやれば"という落とし穴があります。

こんな面白そうなものを目の前に、

子どもが落ち着いていられるでしょうか?

そんなわけありません。

作っているそばで、

飛んだり跳ねたり走ったり、

歌ったり泣いたりいじったりするのです。

落ち着いて作業なんてできません(泣)

しかも、彼らにとっては組み立てふろくも、

市販のおもちゃも大して変わりません。

電池を入れればすぐ遊べるくらいに思っています。

なので、

「パパー早くー」

「パパーまだー?」

を連呼し、プレッシャーをかけてきます。

え、まだ開封して3分ですけど?

過去には説明書を読んでいる間に、

子どもがパーツを全部切り離してしまい、

何が何のパーツなのかわからなくなるということがありました。

悪気はないのでしょうが、トラウマです。

そんな劣悪な環境下においては、

ふろくの難易度が何段階も上がるのです。

組み上げたパーツを勝手持っていかれ、

軽く壊されたり、無くされたりしながら、

まだかまだかと目を輝かせている子どものために、

必死で組み立てていくのです。

2時間半かかりました…大変でした…(;´Д`A

余談ですが、組み立てふろく考える人って本当にすごいですね。

厚紙でよくこんな動く立体物考えつくよなぁと

敵ながら(?)感心します。

さて、苦労して作ったおもちゃですが、

男の子2人が(何で長男も遊ぶねん!)

使うと2日でボロボロです。

あんなに苦労して作ったのに(苦笑)

まあ少しでも楽しんでくれればパパは本望だよ。

(タワーからパウパトロールが発進する仕組みになっています)

ありがとうございました。

次回も(?)おたのしみに!

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