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管理栄養士3年生

もうすぐ(臨床)管理栄養士3年生が終わる。
管理栄養士としては5年目だけど
2年間は大学院にいたので、
臨床現場に出てきてからは3年。


前職で2年間、今の病院で約1年。
それぞれの現場で、色々な経験をさせてもらいました。

1、2年めの急性期病院。
大きな病院で、管理栄養士の先輩方もたくさんいた現場。
NSTも栄養指導も盛んに行われており
管理栄養士とて、社会人としての基礎を教わった。

ここで、1番学んだことは
どのように患者さんの話を引き出すか。

傾聴の仕方であったり、相手のモチベーションをあげるような栄養指導について、学べたり、経験できた。

患者さんが、栄養指導にくるのを楽しみにしてくれて、頑張ったことを嬉しそうに報告してくれて、数値も改善しておくすりが減ったり。

「ここにくると褒めてもらえるからね~」てニコニコしながら話してくれて、こんな風に管理栄養士として関われるのは理想だなあと感じました。

そのほかにも、献立のたてかた
個人対応について、栄養剤の工夫など
病院食に対するイメージかわったし
どんな風に栄養素を操るのか
食事に落としこむのか
そんな管理栄養士の思考回路が身に付いた2年間でした。

春に地元に戻ってきてからは
地域密着の個人病院。
一般病床、回復リハ病床、介護医療院
隣接する老健施設やグループホーム

管理栄養士の人数も少なく
そのうえ産休の時期もかぶり
田舎ゆえに募集しても人が来ず…。。

おかげで、様々な経験をさせてもらいました。

ここの病院にきて、まず驚いたのは大正生まれの多さ。
患者さん、大正生まれが多い。
今現在でも100歳こえてる方が病院と施設で5人もいます。。

超高齢の患者さん利用者さんが多いので
その分、最期にかかわることも多い。

提供したものが、食事介助したものが
最期の一口になったこともあるし
最期の「おいしい」を聞いたりもした。

食事摂取すすまず、嚥下機能も低下してて
それでも形態を工夫したら
「おいしい」といいながら食べてくれたり

ご家族さんの「こっちの病院に転院してから食べるようになったんです」って嬉しそうに話してくれる場面にも何度かあったり

あらたな管理栄養士の
やりがいにも出会うことができた。

意志疎通が図れなくても
「かわいいね~」といいながら笑顔で頭をなでてくれ、そんなふうに孫扱いされても、笑顔見れてよかったなーとおもったり。

「また会いに来てね」といって
会いに行ったら喜んでくれたり。

管理栄養士としてだけじゃなく
できることもあるんだなって思った。

また管理栄養士としても
訪問栄養指導に挑戦したり、
少ない手札のなかで食事内容を調整して
医師のオーダーに対応したり、
厨房のマネジメント、監査対応、学生実習、
たくさんの経験でき、一歩成長した気がします。

もうすぐ4年目。

訪問栄養の件数増やしたり
リハビリとももっと協力したり
保健指導再開したり
経口維持加算とったりとか
自分でも事業したりとか

まだまだ挑戦したいことあるけれども
まずは人手不足を乗り切り
新婚生活と仕事のバランスとれるといいな~

管理栄養士とても楽しい😊

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