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保育園看護師は休みにくい?

 保育園看護師は基本1園に1人配置といいました。1人しかいないなんて、保育園看護師は休めないの?!と心配になりますよね。保育園によって違う、と思うのですが実際に働いている人はどうなのか、私の経験をまとめてみます。

1、お休みの日数
2、休み希望について
3、休んでいる日の園児対応
4、おわりに

1、お休みの日数

 まず、私の働く園ではお休みは週休2日。加えて祝日と夏休み5日、年末年始休暇があります。たまに土曜日に運動会といった園の行事で出勤があることもありますが、基本土日休み。もちろん、土曜日に出勤した時は月のどこか、平日に振替のお休みがあります。有給に加え、私は子育て中なので、子の看護休暇といってこどもが体調不良のときに使える無給のお休みが5日/年ありました。

2、休み希望について

 毎月締切日までに翌月のお休み希望を伝えます。この時に、保育士や看護師といった役職関係なく合計3人までは同じ日に休める、となっていました。これは、保育園という仕事上、同じ日に休みが集中すると運営ができなくなってしまうため当然の制約だと思います。病棟でもそうでした。保育士さんたちは他に、同じクラス担任同士でお休みが被らないようにする、誕生日会などの行事の時は休めないといった制約がありましたが、看護師はクラスにも入っていなかったため、保育士さんたちよりお休みの希望しやすいです。逆に看護師が休めない日は、内科検診や歯科検診といった他の機関が絡む、保健関係のイベントのある日です。身体測定や保健指導といった私だけで済むようなイベントは、毎月シフトが組まれて職員の人数の多い日などに振り分けられていました。

3、休んでいる日の園児の対応

 では看護師が休んでいる日に怪我人や病人がでたらどうするの?。それは、他の保育士さんたちが対応してくれます。つまり、自分がいる日に職員指導をきちんとしておく必要があります。日常よくおこる怪我(擦り傷、切り傷、打撲など)の初期対応、受診が必要な怪我、お迎え対応となる病気の症状、など自分がいなくても同じ対応がされるよう職員指導をするのも、保育園看護師の大切な仕事です。

4、おわりに

 結論、私は病棟で働いている時よりお休みの希望がしやすかったです。看護師は確かに1人体制なのでほけんだよりなど、自分の仕事は自分が休んでしまうとその分溜まっていきます。ですが、職員指導さえきちんとしていれば、自分が休みの日でも不安なく、保険業務を任せられます。私も、切迫早産などで長期休みをしたこともあります。1人しかいない保育園看護師ですが、しっかり、お休みは取れるので安心してくださいね。

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