ハネサエ.(puhi.co)

7歳、4歳、2歳、3児のおかあさん。ときどきライター。夜中に自宅の脱衣場でちまちま書いてます。主に子育てについて、たまに夫婦喧嘩。エッセイを中心に書いています。1983年生まれ。お仕事の依頼はこちらまで→sae1006t5@gmail.com
固定されたノート

豚コマ肉と子ども雑誌と

近所のスーパーではレジの横に雑誌を陳列していて、その中にはもちろん子ども向けのものもある。
昔っからある、付録がついた、あの、あれ。
表紙にはアンパンマンだとかプリキュアだとか、なんとか戦隊とか、いろいろがぎゅうぎゅうに描かれていて、子どもたちを魅惑してしょうがない。
三人の子どもたちを引き連れてスーパーに行くと、その時々でなにかしらをねだられる。お菓子だったり、ガチャガチャだったり、そして、水曜

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私はここでだけ傷つく

実家に帰っている。
とは言っても、金曜の深夜到着して、日曜の昼頃には三重県の自宅に向かってまた出発する。
夏休みだから実家に、とかそんなんじゃなくて、祖母の一周忌法要のための帰省だ。
実家に帰るんだ、と人に話すと、ゆっくりしてきてね、と返ってくる。
そのたびに「ああ、あなたにとって実家はゆっくりできる場所なのね」と羨ましくなる。

うちの子どもたちは母が想定する「子ども」よりすこしばかり元気が

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あの日、息子の前歯が折れた

今年の2月、息子(当時4歳)の前歯が折れてしまった。

その日、私は終わらないバレンタインをようやく終えて、ストーブでおしりをあたためながら安堵と疲労でぼうっとしていた。
目の前では息子がひとりがけのソファ2脚のあいだにおさまって、ひじ掛けに手を乗せて、ちょうど体操の平行棒のように体を揺らして遊んでいた。

「ママー!!見て!!!」

うんうんすごいねぇ、でもソファで遊ぶと危ないよー、と曖昧

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水筒カバーは洗うのか

片付けるという行為は、元あった場所に戻せばいいからまだいい。
問題は清潔を保つ、こちらの方だ。

ほとんどすべてのものが汚れるという命題を背負っている。
汚れていくのは仕方がないのだ。
だから人は磨いたり洗ったりするのだけれど、困ったことにその塩梅が私にはまったく分からない。
だいたい、うっすらと日に日に汚れていくものをある日どこかのタイミングで「汚い!」と認定してきれいにする、というのが難解だ

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三人産むっていうことは

なんだかちっともうまくいかないな、と思う日がある。

人手と時間が圧倒的に足りない。
なんでこんなに足りないのか。

例えば昨日。
まずは、なんとか全員を学校または園に納めた後、土曜いっぱいまで見越した食材の買い出しに行く。
銀行で記帳と残高の確認をしていたら電話が鳴って、某所から「書類を早くつくってね、あと別件の書類も取りにきてね」と連絡が入る。
ああそうか、あれがまだだったか、やっちまったな

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令和が私を殴るから

つくづく親というのは試される生きものなんだな、と思わざるを得ない数週間だった。
違う、進行形だ。数週間「だ」。
5月4日に我が家にやってきたインフルエンザはいまだ猛威をふるっている。
10連休でボコボコに精も根も尽き果てそうなところにこの仕打ち、令和はなにを考えているのか。

私はよい令和を迎えるためにきちんと玄関のお掃除までしたというのに。

始まりはなんてことない些細な変化だった。
息子(4)

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