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あれとこれ

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よよよ読んでね!!! 11/27

よよよ読んでね!!! 11/27

noteのお外で書いたエッセイです。
寒さで心が死にかけたけど頑張って書いたよ。褒めて。

①コノビーさん
長女とふたりでお出かけをしたら想像の何倍も大喜びしてくれた日のこと。
ひとりずつ、少しでいいから向き合う時間を取りたいな、と思ったことなど。忘れないように自分のために書きました。
私にとって大切なお話。

②オトナミエ
肩の力を抜いて読んでね。
三重県でみんながお餅をよく食べるのに驚いたよ、

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タイトルの流儀

タイトルの流儀

タイトルをつけるのが好きだ。

書いた文章にタイトルをつける瞬間がとても好き。

書いた後につけることも、最初につけることもある。
最初につけるときは、たいてい書く前からタイトルが決まっている。
書いた後につけるときは、一点集中でタイトルが降ってくるのを待つ。
少し待ったら、手探りで頭の中をつついて、「あ、ここじゃなかった、ごめんなさいね」みたいなのを何回か繰り返して、何度目かにつついた場所に

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あのね、ちょっとしたご相談

あのね、ちょっとしたご相談

noteを書き始めていつの間にか1年以上たっている。
更新頻度はとても低いのだけど、細々と書いていたらいつの間にかそれだけの時間が経っていた。

キャパシティが人さまの8,000分の1くらいしかないのに、私には3人も子どもがいて、加えてどちらかと言えばワンオペ気味なのでつまり日常生活のほとんどがぱつんぱつんだし、テンパっている。
そんな中でnoteを書くのはよほど工夫しないとできなくて、ちょっと日

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疲れたときは日記を書くよ。週末のことなど。

疲れたときは日記を書くよ。週末のことなど。

ここのところなんだか少し疲れている。
夏休みだから、というわけではなくて(もちろんそれも大いにあるけど)、なんだか思考がざわざわしている。
あっちに行ったりこっちに行ったり、こっちでずぶずぶ深みにはまったり、そっちでずぶずぶ深みにはまったりして、落ち着かない。
落ち着かないから気持ちに余裕もなくなるし、気持ちに余裕がないから子どもたちにも些細なことでとげとげしてしまう。
これはよくない。

no

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地方の片隅から届けたいことを少々。

地方の片隅から届けたいことを少々。

今まで居住を明かしてこなかったのだけれど、実は三重県に住んでいる。
東海地方のちょっと地味なほうの県。

なぜ急に居住を明かす気になったかというと。
こちら。

ありがたいことに、四月からこちらのメディアで月に一本エッセイを書かせてもらえることになった。
お粗末なサムネ画像もご愛嬌と思ってくれたら嬉しいし優しい(あなたが)。

せっかく書いたからには読まれたいし、読んでほしいし、私のホームでもあ

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だって今日も生きている。

だって今日も生きている。

三月の終わり、病床の父が危ないと連絡があった。
十年ほど前から厄介な病気を患っている父はもうずいぶん前から意思の疎通は眼球でYESとNOを示すのみにとどまっている。
父の急変を知らせる連絡はいくらどれだけ覚悟をしていたつもりでもやはり小さく動揺した。

父が死ぬかもしれない、ということももちろんそうだけど、両親や姉妹から私だけが遠く離れた町にいて、その空気の中にいられないことが不安で心細かった。

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ただいまって言う

ただいまって言う

note でも何度か書いていたのだけれど、今年は幼稚園の謝恩会委員というのをやっていた。
謝恩会というのは卒園式後に先生をお招きして(娘たちの園に関しては園内で)お食事や催しものを披露する、というもの。
それに向けて予算を組んで、食事内容を決めて、会場の装飾を考えて、園に寄贈する記念品なんかを考えたり作ったりする。
委員に集まった方たちが皆さん驚くほど何かしらに長けた人たちで、ある人はお針子がプロ

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おかえり結婚指輪

おかえり結婚指輪

先週だったか、実は夫と喧嘩していた。
またか、とか言わないで。
三人育てていると三人分喧嘩の火種があるようなものだから大目に見てくれたら嬉しい。
我が家の喧嘩は基本的に私がひとりでカリカリ怒っているところへ夫がムスッとするか、知らないそぶりを貫くかなのであまり派手さはないのだけど、それでも私は頭が煮えてくらくらするほど腹を立てているのだから喧嘩と言っていいと思う。
少し前から仕事が忙しかった夫が、

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だれのことも刺したくない

だれのことも刺したくない

昨日の朝に公開したnoteを下書きに戻した。
公開していたのはわずか1時間ほどの間だったけどスキ、コメントくれたみなさんありがとうございます。

ざっくりと説明すると、トイレトレーニングのことについてのnoteだったのだけど、焦ったり不安になったりしないでね、というようなことを書きたかった。
けれど公開してから、「一生懸命トイレトレーニングと向き合って、できた喜びを我が子と分かち合い、子育ての中に

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みんなとってもおつかれさま

みんなとってもおつかれさま

ああ、おわった。ようやくおわった。

子どもたちの生活発表会がようやく終わった。
生活発表会とはいわゆるおゆうぎ会、のようなもので、私が小さい頃は「みてねのかい」と呼んでいた、あのあれ、だ(私は馴染みのない名前だったけれど全国区でこの呼び方らしいですね。びっくり)。
娘たちの園では県内でもそれはそれは大きなホール(うーたんとかワンワンの地方公演があったり有名アーティストがコンサートをしたりする)

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スピリチュアル罹患

スピリチュアル罹患

20代前半の頃、卵巣嚢腫を患った。
下腹部が日に日に膨らんで、便秘というには大きすぎるし、下腹部ポッコリ体系だというには少し無理がある、そんな感じだった。
会社の健康診断で問診の医者に「下腹部が膨らんでいるんです」と言ってみたけれど「そうお?そんな風には見えないけれど」と一蹴されてしまった。
そうかな、そうか、そんな風には見えないなら大丈夫かな、とだましだまし暮らしていたけれど、何か月も経つうちに

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これはこれでやるしかないから

これはこれでやるしかないから

まだまだざわざわと落ち着きのない日々を送っている。
たぶん年度が開けるまではざわざわしていると思う。

私はタスク管理のセンスがゼロなので、頭の中を整理することがほんとうに難しい。
そんな状態でなんで謝恩会委員なんて引き受けたのか詰問されてしまいそうなのだけど、タスク管理ゼロな上にイエスマンでもあるものだから頼まれたら引き受けてしまうのだ。
タスク管理がゼロだから引き受けるのかもしれない。

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身の回りの落ち着かないあれこれ

身の回りの落ち着かないあれこれ

更新が空いて例によって何から書いていいやら分からない。
とりあえず最近のことをあれこれ。

なんだか毎日ざわざわと忙しい。
先週、とても緊張する取材があって、その三日くらい前から夜も眠れずにいた。寝ても夢に取材対象の方が登場してちっとも寝た気がしなかった。
ぽこねんさんにDMを送ってべそべそと弱音を吐いて、姉妹のグループラインにもどうしたらいいのと泣きついた。
ぽこねんさんはお忙しい中、懇切丁寧な

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ドラえもんのしっぽが折れた日

ドラえもんのしっぽが折れた日

今回、実家に帰るとき、長女はキティちゃん、息子はドラえもんの形をした大きなプラケースを持参した。
背丈は20センチほどで、中にはフルーツゼリーが20個も詰まっていた。
夫の妹がお正月にくれたものだった。

これを見た姉の子どもコウ君はどうしてもそのドラえもんがほしいと訴えた。
まだ一歳。
言葉にならない言葉で必死に母である姉に訴える。かわいい。
コウ君が欲しがれば欲しがるほど息子は躍起になって抱え

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