外国人が日本のホテルを購入する方法。
インバウンド観光客が増加のニュースと共に、外国人が日本の不動産に投資しているという記事を目にすると思います。
でも、具体的にはどうやって投資して、運用はどうするのという素朴な疑問があると思いますので、ちょっと触れてみようと思い、記事にします。
外国人がホテルを購入する場合、
①ホテルの土地と建物を購入する。
②ホテルを運営しているオペレーション会社をどうするかを決める。
この2つをどうするかを決めなければなりません。
①については、
土地建物を海外法人で購入するか、日本法人を設立して購入するかなども検討します。
日本法人であれば、合同会社を設立するなどもあります。
また海外法人などでは、例えばシンガポール法人や、ブリティッシュバージンアイランドやケイマン諸島にある法人などで購入することもあります。
②のオペレーションについては、
A 自ら日本法人を立ち上げて、人を雇用する。
B ホテルオペレーション会社に運営をアウトソーシングする。
C ホテル1棟全部を賃貸物件として丸ごと貸し出す。いわゆるマスターリースというモノです。
この3つになります。
一番お金が残るのはAです。でも苦労も多いです(笑)。
一番儲からないけど、安定した投資物件とするならCもありです。
弊社ではいずれの対応も可能ですが、Aの場合だと、ホテルオペレーション会社をM&Aで購入するというケースもあります。
その場合は、そのお手伝いもいたします。
ホテルの売買は、単なる不動産取引とは違い、運営状況の決算書の読み込みであったり、近隣施設との競合状況や、宿泊単価の上振れイメージを描くことも必要です。
ざっくりですが、こんな感じです。
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