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旦那飯は韓国料理 43 怪しいおやつとマンモグラフィーのはなし

韓国の家庭料理を、日本で手に入る材料を使い、約4人分1000円で、韓国人の旦那が作るオンマの味。
と日々思うことを徒然に書いています。

●「マンモ」と「コトバ」

旦那さんがインスタントラーメンで怪しいおやつを作った(笑)

見た目は悪いが味はいい。止まらないウマさである。
ポリポリ食べながら、Facebookをみていたら、マンモグラフィの話がでていた。
そして思い出したマンモグラフィでの黒歴史。

マンモグラフィとは、透明な厚い板にオッパイを縦に横にと強烈に挟みオッパイ内部の組織を写し出す機器。

マンモグラフィに、挟まれたオッパイは、かまぼこみたいになるのだよ❗あれがもっと楽な検査なら受ける人が増えるはずだと確信する。

巨乳な人にはさほど、辛くもないらしい。
しかし、私のような貧乳には、ただの拷問でしかない❗



私はこのマンモグラフィに、なかなかの恨みを持っている(笑)


というのも、ある日、左胸になにやら豆つぶのような塊を発見。
痛くも痒くもないど、年齢も年齢だし、乳ガン検査をしておこうと、地元では有名な乳腺外来に行った。
待つ席がないほどの盛況ぶり。
「さすがに有名なだけあるな」とおもいながら結構な時間待った。

「診察のまえに検査があります」
と、言われ上半身裸になり、
バスタオルを肩から羽織って検査室へ。

ここで初めてあのマンモグラフィと出会った。

技師は、男性で優しい感じの人だった。検査について説明を受けつついわれるままにしたがったら、いよいよ本番。

「ここに立って、この台に乳房をしっかりと乗せてください」

と言われても、ドンと乗るほどありませんけど😅
板の上にちょこんと貧乳を乗せたら、上下距離が縮まってくるではないか❗

え~❗まさか挟んでぺっちゃんこにするんかい?あ~痛たたぁぁぁああ❗無理無理無理無理‼️

あまりに私が痛がるから男性技師は困惑しつつ、貧乳をひっぱるではないか。



いやいや、無理無理無理無理‼️痛すぎる‼️

思わず叫んでいた。

すると、一瞬緩んだが、どこらからか怖そうな女性がきて、
「男性でも撮影できますから」と冷たくいい放ち、容赦なく貧乳を力の限り引っ張る。

痛さに身体ごとマンモグラフィに吸い込まれるみたいだった。
今だ❗と言わんばかりにその女性が技師さんに合図。

あ~、挟まれた!痛い~
ギャーほんまにぺっちゃんこ。
も~ええやろ、これ以上は逆に組織が、つぶれそうや〰️、勘弁してください?なみだチョチョギレてるんですけど…

そのとき、ブチッと鈍い音と共に赤茶色いものが乳首の先から出た。

ち、血ィ出たんですけど‼️
と訴えたが
あー、時々ありますね。と軽くあしらわれた。

この瞬間から、乳ガン検査のマンモグラフィはとても冷酷で痛い検査機器だとインプットされた。
そして、同時に

「そりゃぁ、こんなに痛かったら誰も検査したがらんわ」と痛感。

診察の時に先生に必死に訴えた。
しかし、先生は飄々と「小さい胸のひとのほうがちゃんと写るからいいんですよ。あー、飯田さんの場合はサイズが規格外やから、ハハハ」

おい、こら、誰が規格外やねん。
そうやとしても笑って言うことかむかつくわ❗

これは、二人の子供にたっぷり母乳出したから立派にお役目果たした勇姿やぞ❗あのときはホルスタインも真っ青な巨乳やったんやから❗こんなとこ二度とくるか!

とおもいつつ、半べそで帰った。
結果、問題なしだった。

しかし、私には別の意味で問題ありだ。
マンモグラフィが恐怖のトラウマになってしまった。

案の定検査からは遠退いた。

あれから10年近く経ったころ、再び市民健診で乳ガン検査を受けた。
専用車には、女性の技師さんだ。

「次のかたどうぞ、マンモグラフィ初めてですか?」
あ~あの恐怖が甦る‼️
「二回目ですが、痛くて辛かったから嫌いです」
というと、「辛かったですね。できるだけ痛くないようにしますね」
と言われても全身変な汗。
でも、「優しく大丈夫ですよ、力を抜いて」とか細かく指示をしてもらえたおかげで痛さは一瞬だった。

同じ検査でもこうも違うのか…
つくづく医療系には、特に「言葉の大切さ」を思いしった。


これならまた検査を受けられそうだ。

しかし、あのマンモグラフィ…
もう少し楽にならんもんかの~。

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