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【妊活(2.5/6)】ステップアップ前に一休み

タイミング療法で心が折れかけ、その後しばらくし人工授精へのステップアップを決意。

以前通っていたクリニックは不妊以外の婦人科患者を受け入れていたため、診察待ち時間が異常に長く苦労したので、別のクリニックで治療を続けることにしました。

でもその前に。

前回 :


人工授精に進む前に一悶着

タイミング療法のあと、すんなり人工授精へステップアップしたわけではなく、夫婦間の価値観のズレで一度揉めました。

原因は妊活のスピード感について。


話はズレますが、排卵日付近を狙った場合、1周期あたりの自然妊娠率は妊娠しやすいと言われている20代でもおよそ20%‐25%と言われています。
意外と低いんですよね。😔

その上、タイミングをとれなかったり、排卵していなかったり、条件が加わるとさらに低くなります。
さらには運良く懐妊しても流産や早産等を考慮すると、五体満足で出産すること自体が奇跡✨に等しいと考えた方が良いです。

私自身、不妊治療がきっかけで自主的に調べるようになり初めて知りました。

事情を知っているからこそ、比較的妊娠しやすいときにがんばりたかったのですが、夫は「(焦らなくても)そのうちできるよー」の一点張り…。


クリニックや妊娠に関する情報もほぼ全て私から提供して、こちとら仕事を調整して有休削って診察の度に変な管をぐりぐり入れられる(超音波検査)のに、何ゲームしながら言っとんのじゃ!!! 💢💢💢

「《一緒に》頑張ろう」の意味とは。。。

普段衝突をしないように気を遣っていたので、いきなりの妻の変化に夫もびっくりしたと思います。

ただ幸いにもこの爆発がきっかけで、色々考え直してくれることになりました。


夫婦の決めごと

夫婦で話し合った結果、以下の点を決めました。

  • お互い可能な限りは、一緒にクリニックに行く。

  • 不妊治療関連の経費は共同口座から出す。(以前は必須ではないオプション検査の場合、自分のカードで支払っていたため)

  • 現在、国内で認められている不妊治療の最終段階である体外(顕微鏡)受精まで頑張ってそれでも実らない場合、特別養子縁組を検討する。


特に、治療の終了条件を明確にしたことがよかったと思います。
ズルズル治療を続けても時間と金と体力が失われていくだけなので、「ここまで頑張ったから、もう十分」と思える区切りが必要でした。


新クリニック初受診

初診兼カウンセリングは、夫も同席してもらいました。
女性優先かつ感染防止で入場制限していたため、診察待ちまでは私は専用の待合室、夫には他の旦那さん同様クリニック外の椅子でそれぞれ待機。
平日の朝に行ったため待機人数は女性9:男性1の比率でしたが、想像していた以上に(?)旦那さんもきているんだ、と思いました。

1時間ほど待つと診察に呼ばれたため、夫を呼び戻し部屋に入りました。
担当してくださった女性医に、これまでの経緯や、人工授精を考えていることを伝えたところ、

「今の時代、男女平等といえど妊活で特に不妊治療は女性ばかりに負担が偏ってしまうため、やむを得なくキャリアか妊活のどちらかを諦めなければいけない流れになってしまう。
年齢に縛られず、誰でも希望したタイミングで適切な治療を受けられることが一番。

と言われました。

20代でまだ若いから大丈夫と安易な言葉で片付けられなかったこと(重要!!)、
妊活しながらキャリアを続けること前提でスケジュールを組めることが心に響き、このクリニックで治療することに決めました。

(次回に続く)

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