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【妊活(6/6)】体外受精part3

2度目の体外受精。

前回 :


再び自己注射と採卵

保険適用範囲内で受けられる治療方法で治療を開始。
前回同様、自己注射を2日に1回行った結果、採卵前時点で確認できた卵子は4個! (ちょっと増えているっ✨)

そして採卵も卵子数が多くないため、今回も無麻酔。(⁠ ^⁠o⁠^⁠)⁠ ⁠omg


結果、無事4個取れました。

ただ4個の卵子中、良好な子が1個、未成熟(培養次第で成熟できる)1個、形態不良(受精不可)2個。

受精できる可能性がある卵子2個をクリニック側で預かってもらい、培養結果(メール)を待つほど半日、ついに、1通のメールが。。。

✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧

1個、移植可能な段階まで成長していました!


初めての移植

移植は採卵の時とほぼ同じ流れで、病衣に着替えて、坐薬を入れて、婦人科椅子に座ります。
ただ今回は受精卵を子宮に戻すために、専用の柔らかいカーテルを体内に入れ、卵を適切な位置に置きます。

多分こんな感じ?

調べると、移植位置や移植時に内膜を傷つけないことが重要らしく、下手するとせっかく培養した受精卵が子宮内で癒着しない=妊娠に繋がらないケースもあるとのことでした。
医者にとっては相当なプレッシャーですね。。。

そして移時の痛みですが、

これもまた痛い...! ༼⁠;⁠´⁠༎ຶ⁠ ⁠۝ ⁠༎ຶ⁠༽


特に私の場合、子宮頸管※が曲がっていたらしく、柔らかいカーテルを子宮内部まで入れるのに時間がかかりました。
採卵時とはまた違う痛み。。。(泣)

※子宮から腔につながる筒。子宮の下にある。

あわわわ

そして移植後は安静室で少し休み、その後は何事もなかったかのように出社しました。


妊娠判定

体外受精を行うと、移植から1、2週間ほどで「妊娠判定」という移植が成功したかどうか分かる検査をします。

その日、夫は仕事があり私だけクリニックで検査と結果を聞きに行きました。

いつもの超音波検査で子宮内に確認すると、
モニターに豆粒みたいな小さな丸が。。。


※胎嚢(胎のう): 赤ちゃんを包むための部屋。妊娠4週半〜6週間に確認できる。
ちっちぇ。


「おめでとうございます。移植成功ですね。」

ヽ(;▽;)ノ


カウンセリング室に行くと、初めてエコーの写真と「妊娠4週目」と書かれた紙をもらいました。

まだこの時は心拍の確認ができる時期ではなかったため、まだ安心できませんが、
(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠) それでも嬉しい。


クリニックを出たあと、すぐに夫に移植結果をLINEで報告すると、ものの数分もしなうちに

『ウィンターボーイかガールじゃん!』⛄
との返事が。
(出産予定日が冬だったため)

もっと言うことあったでしょ。。。┐(´-`)┌



最後に 不妊治療を経験して

不妊治療を始めた当時、よく周りから言われたのが
「まだ若いから治療より自然妊娠をもう少し頑張っても…」
でした。

大半は何気なく言われた言葉だと思っているのですが
20代で(具体的な原因が分からず)不妊治療することがそんな珍しいですかね
とツッコミたくなるときもありました。👐


ただ、20代で妊活に悩み、不妊治療に足を踏み入れることは決して珍しいことではなく、今までは隠れながら頑張っていた方々が多かっただけではないかと思っています。

自分の親が、同世代の人が、近所の犬猫が(笑)トントン拍子でできていることをなんで自分ができないのか。
職場は男性が大半で、相談したくても年齢や今後のキャリアを理由にやりたいことを後回しにされそうだから。
そもそも妊活に必死になっている自分が情けないと思ってしまうから。
私もそうでした。


しかし、何事においてもそうで実際やってみると、
まぁ、こんなもんか
っと言う感じです。

もちろん、それが実現できたのも家族や職場の理解、そしてクリニック側のサポートがあってからこそですが、周りに惑わされず、勇気を振り絞って初めて受診しようとした自分を一番に誉めたいと思います。👍


今は、不妊治療が保険適用になってから少し風潮が変わり、私と同い年くらいの夫婦が受診するところを見かけるようになりました。

結婚し子供を持つことが全員に当てはまることではないのですが、せめて周囲に何を言われるか恐れながら行動しなくても良いような優しい世の中になってほしいですね。


次は妊娠編〜。

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