久しぶりpart2

前回の続き

職場へ向かう道が、新鮮で。周りの風景が変わっていない様な気がして、戻ってきたのだと。

たくさんの人とすれ違い、たくさんの建物に囲まれて、たくさんの車が通る

冷たい空気が肌に触れる感覚が、不安定な心にも通り過ぎて、触れて、身震いがしている様な感覚

私自身が意識していない緊張が、冷たい空気に触れるたびに意識してしまう

そして、『何ができるのだろう』と頭で考えて、立ち止まってしまう

赤信号で待つのではなく、ただ足が止まる。

幼稚園の目の前の横断歩道。

違う世界に飛び込む様な、違う空気の様な。


インターホンを鳴らす指が震えて5回くらい深呼吸を繰り返して…

事務の先生に会い、園長先生に会い、同僚・先生方に会い…

用意されていた仕事をこなした。

ただ、無心でこなした。

作業をしている時の気持ちは覚えていないと言うのが正しいと思うほど、周りを見ない様に自分を守る様にしていたのだろう

『ここに居場所はあるのかな?』

今書きながら思うこと

きっと、『居場所』はどこにでもある

久しぶりの出勤で、休職明けの慣らしの出勤で私の居場所は物理的にはあった

気持ち的にはなかった

新しい始まりとして、私の感じた感覚として

物理的な『居場所』がなぜか心地よかった

なぜかはわからない。

『物理的にある居場所』から『自分の居場所』に私自身で作り上げていきたい

私だけではなく、今いる先生方と働きたいと不思議な感覚を抱いた。


答えのわからないこと、正解のないことは世の中に生きている中にたくさんうもれている。

その時に何を基準に選ぶかは人それぞれ。

私の選んだものに答えも正解もない。理由もない。

あるのは、『居たい』と思う感覚だけ。


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