C;ONについて

~はじめに~

この文章は下記2つの視点が入り混じっている為、読みにくい上に長いです。。
・一人称視点でのかぼちゃとC;ONの話(実体験)
・第三者視点でのC;ON成長の話(推測混じり)

また、シーオンとC;ONの表記がありますがその時の気分なので特に意味はありません。

~出会いからファンになるまで~

最初にC;ONライブを見たのは2020年11月22日の神田明神ホール

第一印象は「なんか惜しい」だった。

ボーカルはめちゃくちゃ上手い。
バイオリンの音色も好き。
ユーフォの人はとんでもなく可愛い。
それぞれのパーツは良いのだが、なんか惜しい。
楽曲が刺さらなかった。

そんな楽曲だが、Wikipediaによると1週間後の
11月29日に「Noisy」
12月30日に「Bambina!!」
2021年1月31日に「into U.」
2月6日に「道」
4月3日に「MI AMOORE」
5月3日に「イキルイミ」
6月6日に「LADY-MADE」
とドンドン充実していく事になる。

特にNoisyと道が個人的にデカい。
ライブで盛り上がるし楽しいNoisy
圧倒的ボーカル力を堪能できる道

11月以降もウイバナやBJの対バンでC;ONを見ているが、新しく増えた曲のおかげで
21年の3月13日時点では既にC;ONが好きになり、聖奈さんに惚れている事が過去のツイートで確認できた。
それでもチェキは撮っていない。撮ったら沼るので避けていた←

ついに避けられなくなったのが2021年6月12日
名古屋でのmistFes1日目である。
リストバンドを交換し、ウキウキでC;ONのライブ会場へ向かったのを覚えている。

レジェンドホールでのC;ONは珍しく動画撮影OKだったので、せあ推しカメラを撮影。
チェキより先に推しカメラ撮るって何?

その後、学校の教室みたいな場所で初チェキ。
東京より先に名古屋で初チェキって何?

mistFes2日目は残念ながら聖奈さん体調不良で休みだったが、ちゃんと2ステージとも見た。

東京に戻ってからもC;ONは気になる存在だが、C;ONの為だけにチケットを買って行くのは少し躊躇う。
対バンで被ってくれないかな~?
そんな状態。

変化が始まったのは7月19日。
等身大ガールのリリイベが始まり、無料でライブ観戦ができるようになったのだ。

リリイベに通うようになると、C;ONへ通うという事のハードルが一気に下がり、
シーオン単独のライブだろうとチケットを買って行ける体になってしまった。
リリイベは罠。

ちなみに90分メンバー独占特典は買うか死ぬほど迷ったけど買わなかった。
あとで死ぬほど後悔した。
せあたむ独占・・・はぁ・・・・・・・・・・・・

~シーオン成長期~

のちに「等身大新規」と呼ばれるぐらい、このリリイベからC;ONのファンが増えていった。
ただしリリイベはきっかけであり、増えた本当の要因は下記の相乗効果だと思っている。

・2020年10月~21年7月の10か月で9曲も楽曲が増えた
・「Noisy」を筆頭に盛り上がるライブへ変化。シンガー+奏者からライブアイドルへ
・一方で派生ユニットの活動も活発化。シンガー+奏者としてもより一層の高みへ
・2020年10月にアミチャンがサポート開始、21年4月に正式メンバー加入
・2023年11月現在まで続く、バランスの良い5人のメンバーで固定された

たぶん最後の要素が、上を目指す地下アイドルグループに最も必要なモノ。
メンバーが出たり入ったりを繰り返していたら売れるものも売れない。
さらに全員が同じ方向を向いて、もちろん衝突は沢山するだろうけどそれでも「売れたい」という想いで一丸となって動けるグループは強い。

そしてこのタイミングで加入したアミチャン。
過去の曲は覚えなきゃいけないし、毎月新曲は出るしで相当大変だったと思う。
強いC;ONはアミチャンから始まったといっても過言では無い。

そんな上り調子の2021年8月8日
@JAM Party Vol.63 横浜みなとみらいブロンテでのライブ。
もともとC;ONは呼ばれていなかったが、出演グループのコロナ感染か何かで欠員がでて、代打として呼ばれた。

代打とはいえ@JAMに繋がる重要なライブ。
動員を呼びかけたところ、C;ONの動員数が超格上のアンスリュームを抑えて1番だったらしい。
特典会でしおんさんが動員のお礼と、涙ながらに「もっと上へ行きたい」と語ったとか。
ここはひとつの転機だと思う。

2021年の新曲ラッシュは凄まじく、
7月31日に「エロティカ・セブン」
9月13日に「Bon Bon Boooon!!」
9月26日に「偶然のかけら」
11月13日に「INVADER」
12月10日に「め組のひと」
と、怒涛のリリースが続いた。

さらには派生ユニットも毎月のように赤坂navey floorでライブがあり、毎回新曲(カバー曲)を披露していた。

派生ユニット
・かこしおあみ(しおんさん+かこぽんぴ+アミチャン)
・Vates.(あいかマン+せあたむ+アミチャン)

アミチャンはどちらのユニットにも所属していてフル稼働なのである。
C;ONに加えて各ユニットの既存曲+新曲の譜面起こしと練習。
2021年のアミチャンは過労死してもおかしくない・・・

この派生ユニットの活動も、ファンの囲い込みに一役買ったと思う。

~C;ONレコ大~

2021年12月19日
吉祥寺 CLUB SEATAでC;ONレコード大賞2021が開催された。
要はファンからの楽曲投票で人気ランキング上位を歌うよってイベント。

17年と20年にも開催されていて、当時のランキングはこちら。

2017年
1位 永遠〜ei-en〜
2位 Promise
3位 With a smile 〜カノン〜
4位 そよ風の誘惑
5位 Friday Night
6位 風笛
7位 Jupiter
8位 ダンシングシスター
9位 Ave Maria 〜混沌〜
10位 愛と青春の旅立ち

この頃の曲は全然わからない・・・
ライブで聴いたことあるの4曲ぐらいじゃないかな。
それも何かの記念日に1回だけ。
かろうじてJupiterが2回あるか?
今ではそんな頻度。

2020年
1位 等身大ガール
2位 永遠〜ei-en〜
3位 My yard
4位 Buzzer Beater
5位 名も無きLoveStory
6位 せめてもう一度
7位 Shoes
8位 Noisy

17年と比べて永遠以外は総チェンジ。
等身大ガールが10月にリリースされてすぐ1位なのは凄い。
永遠が2位なところから、古参勢はまだ元気なのが伺える。

そして2021年はというと

2021年
1位 等身大ガール
2位 Noisy
3位 イキルイミ
4位 道
5位 into U.
6位 Shoes
7位 My yard
8位 Masquerlady
9位 Bon Bon Boooon!!
10位 INVADER

等身大が2連覇。
これはリリイベ新規勢が多かったのも影響してそう。
Noisyもランク急浮上で2位。
いかにライブで楽しまれているかがわかる。
イキルイミ3位も良いね。エモいもん。

で、道が4位。
本当なら全人類が道に投票しているので圧倒的1位なんだけど、
そんな大人げない事はせずに上位を譲って4位で味を利かせているのが道らしいよね。
最高だよね道。素晴らしいね。ありがとう。

5位のinto U.までは全て等身大以降の楽曲。
6,7,8とちょっと前の曲もランクインしているけど、新曲強し。
あと、永遠はなぜか投票対象から外されていたんだよね。
なんでだろ?永遠古参勢が干からびちゃう。

レコ大ライブの日は用事があって最後の2曲だけ滑り込みで間に合った感じなんだけど
吉祥寺CLUB SEATAのフロア後方まで人がいて、前に行けず後ろで聴いていた。
ファンが増えたのをすごく実感したよね。

成長期の2021年が終わり、2022年になる。

~幻想的インパクト~

2022年1月29日
横浜1000clubで(この時点では)シーオン史上最大のワンマンが開催された。

動員人数とかよくわからないけど、500人ぐらいは来ていたんじゃないかな?
内容も素晴らしいの一言。
響けの演出が圧巻だったな~
INVADER最強かよっ!!!
道では全人類が泣いた。

で、世の中はコロナ真っ只中。
20時でお店が閉まるので、わざわざ違法営業()している新横浜の新時代まで行って
伝串を食べながらオタクHと日が変わるまでシーオンについて語ったよね。

ただ共通認識として「これ以上シーオンが伸びるのは難しいのではないか?」というのがあった。
ファンの数もこれ以上の拡大には熱心なオジサン以外を捕まえなきゃ増えないし、そのうち何割かはワンマンで満足して離れるのではないかという恐怖。
業界的にもTIFとかFesに呼ばれないし、コネも無さそうだし厳しいのではないか。
もっと売れて欲しいが現状は難しい・・・と思っていた。

~@JAM 2022 メインステージ争奪 LIVE~

3月に「INVADER(仮)」のリリースイベントが始まった。
のちに名称が「Re:take」リリイベになった。

初日は3月18日の新宿タワレコだったかな?
あの狭いスペース、今やったら溢れて崩壊しちゃうね。

思い出した。
囲みチェキをやってみたら本当に5人に囲まれて息ができなかった。

エンタバアキバや越谷レイクタウン、渋谷ヴィレヴァンでもリリイベ。
レイクタウンはあんな遠い場所に50人以上?来ていたのでビビった。

そんなリリイベ中の4月4日。
@JAM 2022 メインステージ争奪LIVEにC;ONが参戦する事が発表された。

※ここはC;ONを語る上で絶対に外せない所なので詳細に記述します

戦うのはこの5組。
C;ON
ウイバナ
綺星★フィオレナード
SAISON
ベンジャス!

5月28日のZepp DiverCityのライブ動員人数とSHOWROOM投票ポイントの合計で勝負が決まる。
1位以外は全員負け。2位だろうと情け容赦なしな恐ろしいイベント。

ウイバナ。
ウイバナについてはSIRと対バンしてた頃から現在まで幾度となく見てきており、よぉーーーーく知っている。
普段のライブの動員はそれほど無いがオタクネットワークが強く、草の根的な呼びかけで動員100人を狙えるグループ。
また、SHOWROOMに慣れたオタクが多く配信は強い。

綺星★フィオレナード
煌めき☆アンフォレントの妹グループ。
知名度ではウイバナやC;ONを間違いなく超えている。
動員力や配信については未知数。

SAISON
優勝候補。
メンバーは元AKBやら元虹色の飛行少女やら、
「1年間の期間限定でアベンジャーズ集めました」ってぐらいの強さ。

ベンジャス!
まねきケチャ、ナナランドの妹グループ。
弱いはずがない。
姉妹グループの総力をあげればアベンジャーズを倒せる。

C;ON
知名度はこの中で最下位。
ファン数が増えてきている実感はあるが、Zeppまで何人来てくれるのか不明。
あと配信はメンバーもファンも初心者。

前哨戦として、5月28日のライブ出演順を決めるSHOWROOM配信が始まった。

予想通りウイバナは順調な滑り出し。C;ONは勝手がわからないながらも課金者がいるのでウイバナと1位を争う。
スタフィオやベンジャスは配信苦手なのか、あんまり伸びない。
SAISONに至っては全然配信しない。

1週間ぐらい経ってようやくSAISONが配信をした。
乱立するタワー。(タワーは1本1万円。それが何十本もそびえたつ)
たった1回の配信で何十万も稼ぎトップに。
これだからAKB軍団は恐ろしいね。

その後は、SAISONを追い抜いてもたまにやる配信でポンッと巻き返され、最後には大きく差をつけてSAISONが1位でゴール。
2位がC;ON、3位がウイバナ、4位ベンジャス、5位スタフィオ。
この時点でSAISONのあまりの強さにみんな震えあがっていたと思う。

いっぽう、配信の裏で繰り広げられていた別の戦いがある。
争奪戦ライブの動員特典合戦だ。

早々にスタフィオが「ひとりでチケット10枚買ったらオフ会ご招待」みたいなのを発表した。
これって結局どうなったんだろう?ひとりで10回入場したの?10人に配る?よくわからない。
よくわからないけど、10人が10枚買えばそれだけで100票。
もしこれが有効票なら怖いね。

ウイバナもめちゃくちゃ特典を付けた。
ライブ動員と配信での投票をするとチェキ券4枚、集合チェキ、集合写メ、グッズ1000円OFF券に指定メンバーからお手紙。
赤字なんてレベルじゃない大盤振る舞い。

C;ONも(他グループの様子を見てから)特典を付けた。
後日の打ち上げ招待、チェキ券、集合チェキ付き。

ベンジャス!はなんと当日のチェキ0円!
さらに後日ライブ無料券と好きな時に使える動画券、3人招待すればオフ会など手厚い。

SAISONですら全員チェキ券と写メ券、さらにチェキ券付き。

どのグループも勝つために必死だ。

そして迎えた争奪戦ライブの当日。
整理番号がめちゃくちゃ早かったので、最前下手のせあポジで待機。
スタフィオのライブから始まった。

内容は割愛するけど、この日出演した5組、すべて良いライブだった。
どのグループも全力で、必死で、最高のパフォーマンスを披露した。
こんな対バンライブはもう見られないかもしれない。それほどの熱量。

先にSHOWROOM投票の結果が出た。
1位 50ポイント C;ON
2位 30ポイント ウイバナ
3位 10ポイント SAISON

50ポイントは、動員50人分。
シーオンとSAISONの差は40人分。
仮にシーオンが100人呼んで、SAISONが139人ならシーオンの勝ち。
動員でSAISONに勝つのは難しいので、何とか39人差で持ちこたえてくれ!
そう願っていた。

順位発表。

5位 動員71 +配信0  綺星★フィオレナード
4位 動員121+配信0  ベンジャス!
3位 動員94 +配信30 ウイバナ
2位 動員226+配信10 SAISON
1位 動員230+配信50 C;ON

まさかの動員ですらSAISONを上回ってC;ONの完勝
さすがにこれは予想外だった。
ステージ上で泣き崩れるしおんさん。

9か月前に約80人動員して泣きながら「上に行きたい」と語ったしおんさん。
まさかその3倍も人を集めてアベンジャーズを打ち倒すとは。
C;ONの歴史が変わったのは間違いなくここ。

~そして夏フェスへ…~

@JAMのメインステージを争奪し勢いに乗るC;ONさん。

6月14日にはリリイベをしていた「Re:take」がオリコンデイリー1位を獲得!!
Re:takeは大好きな曲なので本当に嬉しい。
特に2番のサビ終わり「直せないくらいに」のしおんさんが最高なの。

デイリー1位は運もかなり絡む為、ツキも味方についた。
ウィークリーも9位とトップテン入り。これは凄い。

そして夏には、山中湖だ関ケ原だTIFだ竜王だ@JAMだと夏フェスを総なめにしていく。

去年は総スカンだったのにね。
SAISONを倒したとたんにコレ。
アイドル業界の手のひらくるっくる。

面白いのが(本人は面白くないだろうが)
どこへ行ってもシーオンは活動一年目のポッと出グループだと思われていたらしい。
5年やってるのに。
実績を上げないと偉い人の視界にすら入らないのがよくわかる。

1月のNPPでは「じゃんけんに勝ったら出場させてやるよ」って枠だったのに
8月にはTIFにお呼ばれ!!!
扱いの差が大きすぎる。

それにしても横浜アリーナのメインステージでのシーオンのライブは左右の通路まで大きく使って良かったなぁ。
大きい会場でもC;ONは映える。
このステージを見たフリーライターの渡辺ありささん(あり姉)がC;ONを気に入って、その後のインタビュー記事なんかに繋がっていく事になる。
あり姉以外にもここで初めてC;ONを見た業界人は沢山いるだろうし、無理してでも大きいステージに立つのってやっぱり重要。

~秋。次の目標~

10月には「C;ON Magic Land in OSAKA」と銘打って地方での主催ライブが開催された。
ここで「曖昧≠Libido」もお披露目。

この調子で地方にもどんどん手を伸ばしていくのかな?
と思ったけど、大阪だけだった。
翌年1月にかろうじて東京。

これに関しては思うところがある。
1月の部分で語る。

11月20日
2023年4月30日に恵比寿ガーデンホールでワンマン開催する事が決定。
初めてのホールワンマン。
総席数は732席。

スタンディングは空いててもごまかしが効くけど、ホールは空席がモロに目立つ。
前に別のグループのホールワンマンに招待で行ったとき、前方席の三割ぐらい空席で、後方は半分もいない?って惨状だった。
こうならない事を祈る。

またこの頃から、C;ONが参加する対バンライブのレベルが確実に上がっていった。
横アリやTIF効果なのだろうか、半地上に近いグループとの対バンが増えた。
とても良い傾向である。

~冬。レコ大~

またC;ONレコ大の季節がやってきた。
参考として21年の結果がコチラ。

2021年
1位 等身大ガール
2位 Noisy
3位 イキルイミ
4位 道
5位 into U.
6位 Shoes
7位 My yard
8位 Masquerlady
9位 Bon Bon Boooon!!
10位 INVADER

大躍進の年となった2022年。

等身大ガールが三連覇できるのか?
新曲がどれだけ入ってくるのか?
永遠の復活は!?!?

結果がコチラ。

2022年
1位 Noisy
2位 イキルイミ
3位 等身大ガール
4位 響け
5位 Re:take
6位 道
7位 Drowning in Love
8位 偶然のかけら
8位 Bon Bon Boooon!!
8位 INVADER
※3曲が同率8位

等身大ガールがついに首位陥落!
とはいえ、去年とは上位3曲の順番が入れ替わっただけ。
去年のファンが定着しつつ、新しいファンにも好評という事だろう。

Noisyはこの一年、大事なところでいつも決めてくれたよね。
「これがシーオンだ!!!」という愛佳の決め台詞はまだこの頃は無かった気がするけど、
名実ともにC;ONの顔と言える曲に育ったと思う。

期待の新曲は4,5,7位と中間層にいますね。
それぞれ曲調が特化している為、好みが分かれたのかな。

響けのアカペラスタートは何度聴いても震える。
あとね、2番終わりからラストへ向けての部分。

 君に抱く大きな愛さえ思うだけじゃ伝わらなくて
 言葉が繋いでく
 だから僕はいま歌うんだ
 大声を出し君に届くように
 叫べ!
 叫べ!!!

 絞りだす声よ
 響け!
 響け!!!

文字じゃ伝わらないけど、ここでめちゃくちゃ溜めを作ったり一言一言区切って強く、それこそ絞りだすように歌うのが本当に好き。
これを聴くと寿命が延びるのでシーオンさん今後とも響けをよろしくお願いいたします。

で、道が6位。

有史以来、全人類が道に投票し続けているので揺るぎない1位なんですが、
もちろんそんな大っぴらにひけらかすような道じゃない。
いつものTOP3と新参の2曲にも譲っての6位。
真ん中よりちょっとうしろ。
侘。
一休宗純から禅の思想を学んだ村田珠光も
道を聴いた時は「そこにシビれる憧れるゥ!!」って言ったとか言わないとか。いや、言った。
千利休が茶室で道を流してたのは有名な話だよね。

INVADERが去年に引き続きランクギリギリなのは、リリースのタイミングのせいだと思う。
11月中旬にリリースされて、まだ浸透していないうちにレコ大だった去年と
逆に1年以上やって少し飽きられた今年。
なんとも不遇な曲である。
アミチャンの才能の片鱗が表に出てきた曲だと思う。
・・・そういやショルダーキーボードに触れてないな・・・まあいっか。また来年。

~2023年新春~

正月明けてNPPに今年も呼ばれた。

去年はじゃんけんに勝たないと出してもらえなかった。
今年はたっぷり40分ステージ。

どれだけシーオンの地位が向上したかが伺える。

1月28日には「C;ON Magic Land in TOKYO」が開催された。

10月の大阪ぶりの開催。
この2回だけでMagic Landは終わってしまった。
(2024年以降復活する可能性はあるが)

これは推測というか邪推に近いんだけど
本当は今やってる無料ツアーのように全国を回りたかったのではないか。
ツアーファイナルがこの東京だったのではないか。
そんな気がするんですよね。

じゃあ何故できなかったのか?
これはもうシンプルに運営の限界だったのではないか。

更に言うと、1月には聖奈さんがソロでライブ出演
2月にはあみぽんぴで個人ライブ開催。
これもちょっとおかしい。

C;ONでやりたい事が出来ない。
先行き不透明。
個人で活動する道も考えなきゃいけない。
メンバー内の意識もバラバラに?
グループ存続の危機では!?
そんな邪推をしてしまう。

ひょっとすると、株式会社TOIL&MOILとマネジメント契約をしたおかげで前に進めたのではないか。
告知画像のクオリティが急に上がったのは年末のレコ大ぐらいからで、この頃から外部に頼り始めてる気がする。
3月~4月の豪華なツーマンが実現できたのももしかして?
なーんて可能性も。どこまであってるかは知らない。

この豪華なツーマンで特に印象深かったのは風男塾。

ライブ後の特典会で風男塾ファンの女性陣が大量に(30人ぐらい?)初見でシーオンとチェキを撮りに来てくれた。
今のシーオンは女性受けも抜群っていうのが証明されたよね。
二丁魁と対バンした時も女性陣が撮りに来てくれたし。

~7年目の決意~

732席の恵比寿ガーデンホール。
なんと開催の数日前にチケットが完売と発表された。

しかも、当日券の販売も無し。
Twitter上では「チケットありませんか~?」という声も散見された。

すごい。
どうやら本当に完売したようだ。

さて、恵比寿のワンマン。
内容については割愛するが、とても素晴らしい大満足なライブだった。

※ガチャで映像化したけど、品川のDVDに抱合せで恵比寿も付けてくれないかな?
※シーオンさんよろしくお願いいたします。

恵比寿ワンマン、特にすごいと思ったことが4つある。

一つ目は集客。
チケットが売り切れたのはもちろんだが、
当日のライブ中に後ろを見たら、一番奥までぎっしり人がいた。
買っただけではなく、ちゃんとみんな見に来ていた。
さらには売り切れで入れなかった人まで。
すごい。

二つ目は楽曲。
響けやリテイク、曖昧などクオリティの高い楽曲をバンバン出してきた2022年だったが、
このワンマンで3曲も新曲がお披露目された。
「Now or Never」「It's Wonderland」「灯」
特になうねばと灯。
とんでもないクオリティ。
楽器のちから、歌のちから、双方がより高いレベルで表現されている。
すごい。

三つ目は演出。
今まではアットホームな手作り感のあるシーオンさんだったが、
このライブでは明らかにメジャーアーティストのライブを髣髴とさせる演出が散りばめられていた。
デザイン性も格段に上がった。
今までと全然違う。
すごい。

四つ目はZepp新宿の発表。
シーオン史上最大の挑戦!
ついにZeppまで来ました。
地下アイドルにとって、キャパ1,000人を超えるZeppは一つの到達点。
いよいよここまで来たかぁ~
すごい。

ライブ後に、TOIL&MOILとマネジメント契約を結んだと発表があった。
ミオヤマザキとかのマネジメントをしてた所みたいね。
通りで演出がメジャー寄りなわけだ。

7年目の決意は、売れる為に変わるぞって意思表示。

こうして恵比寿のワンマンは大成功に終わった。

~Zeppへ向けて~

恵比寿のワンマンはゴールデンウィーク中の日曜日だったが
Zepp新宿は10月のド平日の火曜日だ。
明らかに条件が悪い。

ここに1000人以上を呼ぶのに必要な事として
「ライト層の獲得」「女性ファンの獲得」「地方ファンの獲得」がある。

今までは熱心にライブへ通うコアなオジサン層に支えられてきたわけだが、
これからは年に数回ライブに行ったり大規模ワンマンだけ参加するようなライト層が多数必要になる。
さらに圧倒的拡散力と口コミ力を持つ女性ファンの獲得も必須。
関東だけでは限界があるので日本全国にファンを作るのも後々の為に必要。

恐らくこんな考えの元、7月から全国無料ワンマンツアーを開催した。

群馬、栃木、福岡、東京2日間、大阪、名古屋、東京(女性限定)、広島、鹿児島。

東京2日間は特に応募が殺到して、自分も含めて知り合いのファンはほとんど全員落選していた。
恐らくは完全抽選ではなく新規が優遇されている。
それでいい。それが正解。目的は新規ファンの獲得。

地方のライブも、いつもいるファンほど遅い整理番号になる傾向があった。
それでいい。それが正解。目的は新規ファンの獲得。

女性限定ライブも売り切れとまではいかなかったが、満員に近いぐらいの人が来たらしい。
これは素直に嬉しいね。

さらに各種夏フェスにも可能な限り出演した。
TIFや@JAMにも当然のようにお声がかかる。

7月~8月のシーオンは日本全国を飛び回り、ほとんど関東にいなかった。

出演する対バンライブも虹コン、まねき、キャンチューなど上位層が出るものだけに絞って
去年まで出ていたような小中規模の対バンは全てお断りしていたと思われる。
都内のライブ本数が激減した。

さらに9月には「C;ON's Love Call」と題して、
主に格上のグループ7組とツーマンライブを開催した。

上へ上へ!とにかく上へ!上位層のファンを取り込む!ライト層を獲る!!!
目的のためにひた走る姿はいっそ清々しかった。

もちろん、劇的に活動方針を変えた反動も大きい。
今までは毎週のように会えていたC;ONに、下手したら1か月以上会えない。
そんな状況になったら、既存ファンは置いて行かれたと思うのも無理はない。

第三者視点、それも結果論からすれば、
いくらなんでもC;ONはアクセル全開120%で上しか見ていなかった。
もっと既存ファン向けの機会も作ってあげたら。
そう思わないでもない。

だがしかし。

彼女たちに手を抜く余裕なんて1ミリも無かった。
どれだけ走ってもZeppを埋められないのではないかという不安は常にあっただろう。
出来ることはなんでもやった。
ライブの招待人数に応じた特典を初めて付けたのもその一つだ。

これにも既存ファンが多いに反発したが、
招待特典自体は非常に合理的で良いシステムだと思っている。

実例をあげると、今回私はZeppに4人招待したが、そのうち3人は全くの新規だ。特典が無ければ誘っていない可能性が高い。
その3人は良いライブだと言ってくれて、12月3日の東京無料ライブにも申し込んだ(そして全員当たった)
恐らく、次の大規模ワンマンにも予定が合えば来てくれるだろう。

更に言うと、Zeppは都合上これなかったが次は行きたいと言ってくれる人も5人いた。
そのうち2人は11月の女性限定ライブに申し込んでいた。

招待特典をきっかけに1人のコアファンが5人から8人のライトファンを生み出した。
女性ファンはさらに別の友達を連れてくる事も多い。
1が10になる事も夢ではないのだ。
これの繰り返しで気付いたら武道館が埋まっているかもしれない。
そういう可能性も秘めていると思っている。

ただし。
今回のやり方についてはシーオンさんに物申したい。

まず招待チケットが単体で販売しておらず、VIPチケットを買うと4枚付いてくるというシステム。
4人目まではまだいい。3万円のVIPチケット買えば済む。
問題は5人目から。
5人目の招待チケットが欲しければ、追加でVIPチケットを買わなきゃいけない。
つまり追加で3万円。4枚あたり3万円。1枚あたり7500円。

一般チケットは4500円なのに招待チケット7500円って、招待させる気あります??????
地下アイドルの招待チケットの相場は1000円~2000円ですよ!!!!!
動員数を増やしたいのかお金を稼ぎたいのか、的を絞ってください!!!!!

しかも、しかもだよ
それだけ頑張って招待しても、オタクが欲しいなと思う特典は7人招待のお手紙ぐらい!!
3人招待で表彰状送付って何!!
4人で表彰式って何!!(結果的に60分のトークイベントだった。ドリンク代別)
9万払って10人招待して、推しとちょっとテレビ電話ってなんなの!!!!
さらに9万払うと招待チケット12枚もらえるのに特典は10人までって何!!!!!
せめて12人招待特典まで用意せぇよ!!!!!!!!!
100人特典(笑)とかやる前に、11人目からチェキ券1枚ぐらい付けろや!!!
ひとりにつき7500円かかっとんのやぞ!!!!!!!!!!

はい。
言いたいことは言いました。

招待特典というもの自体は合理的で良いんですよ。
もっとお得感のあるやり方でお願いします。
金銭的にお得である必要はありません。
お得感がだいじです。

あと、これは他のグループでもそうなんだけど
1人目の招待特典を軽視しすぎている気がする。
そもそも特典が無かったり、共通お礼画像データ1枚だけ。
こんなんで「よし!1人招待するぞ!」とはならんでしょ。

5人とか10人呼べる人だけが招待がんばって、他は0人みたいなことが多い。
仮に500人のファンが「よし!1人招待するぞ!」ってやるだけで1000人よ?
更に、普段は招待なんて考えないよって人も
「1人だけなら招待しようと思ったら意外と反応があってもう2,3人呼べるかも」ってなるかもしれない。

なるべく多くのオタクを土俵に上げないと。
傍観者ではなく参加者になってもらわないと。
現状の「沢山呼べる人だけ嬉しい」招待特典には違和感を覚える。
もちろん手間やコストがかかるのは理解してる。
コスト度外視で人数を集めたいのであれば、ね。

~C;ON One-Man Live “STOR;ES”~

大幅に脱線してしまって申し訳ない。

Zepp新宿・・・の前に8月30日と31日に品川で開催されたワンマンから。

いまだにこの品川2daysワンマンはどんな意図だったのか図り切れていない。
Zeppの前哨戦?テストフライト?集金?単にやりたかった?

真意は不明なれど良いライブだったのは間違いない。

“ドラマティック版”曖昧≠Libido

生まれ変わったINVADER“シン・ベイダー”

Addictionという“バケモン”みたいな曲

LastOrderでは“三刀流”聖奈さんのバルブトロンボーン

色々あった。
満を持してZepp新宿へ。

2023年10月17日
Zepp新宿
シーオン勝負の日

Zepp新宿を満員にしないとこの後の無料ツアーライブが中止になってしまうらしい。

開場前にZepp付近に集まったオタクの数は300人ぐらい?
正直全然足りない。
ドキドキしながらもVIPパスで入場。

ステージはめっちゃ地下にあるんだね。
そういや六本木EXシアターもすごい地下だった。
行きはいいけど帰りの階段がしんどい。

Zepp新宿は横幅が他のZeppより狭い気がする。
ステージの左右から花道的なのが伸びている為、前方のVIPエリアはさらに横幅が狭かった。
前から三列目ぐらいのせあポジへ。

後ろを見ると、さすがに最後方まで距離がある。
フロアの段差があまりないので、どれぐらい奥まで人がいるのかはよく見えなかった。
2階席は親族や関係者エリアかな?結構見やすそう。

いよいよライブが始まった。

最初のIt's Wonderlandから最後の灯まで、全19曲。

It's Wonderland
Last Order
Now or Never
エロティカ・セブン
MagiC!on…
Masquerlady
あなたのせい
曖昧≠Libido
go for the“TOP”
Addiction
INVADER
疑事無功
C;ON's Love Call
鼓動PARADE
Bon Bon Boooon!!
SHAKE
My yard
Noisy

いま見ると、セットリストの並びがアルバム「STOR;ES」とかなり似ている。
そういやこのアルバムの発売日、当初は10/18だったもんね。
そこまで含めて「STOR;ES」か。

演出面はやはりグレードアップしていた。
特筆すべきは背景のプロジェクションマッピング

↓のサイトに写真があるけど、とにかく格好良かった。
https://oshigoto.fan/features/77621/

最後に、本日の動員人数発表。

なんと、1139人も居たらしい。

招待した友達に聞いたところ、
フロアの後ろの方は満員電車かと思うぐらいギューギューに混んでいて
さすがに長時間居るのはきつくなって途中で帰ったと。
それぐらい人がいたんだって。

Zepp新宿満員御礼!
このために頑張っていたメンバーとファンが報われた瞬間だった。

無事に無料ツアーの開催も決定。
さらに1月はキネマ倶楽部で6日間連続ライブも決定とのこと。

2024年もC;ONが飛躍する事を願う。

なんとなく、2025年の4月26日あたりに武道館でライブやるんじゃないかな?
そんな気がする。そうなるといいな。

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