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カンガルーと共同生活!?【波乱万丈なワーホリ オーストラリア編⑨】

この広大な竹林の敷地に私とオーストラリア人のおじいさんだけの2人暮らし。
寝てる時以外ずーっとこのおじいさんと一緒。

私はそんなペラペラに会話出来る訳でもないから寝てる時以外彼の英語を聞き続けていつの間にかにリスニング力はかなりついたと思う。

英語を短期で集中的に身に着けたい人はこんなところに来るのがぴったりかも。笑

朝昼晩おじいさんが何かしらのご飯を作ってくれたんだけど、結構ヘルシー料理。

オーストラリアのワーホリに来てぶくぶく太っていた私は苦も無く勝手に痩せた。笑

夜は暗くなったら何もする事ないし、毎日20時くらいには寝てたと思う。そして朝はニワトリのやかましい鳴き声で決まった時間6時ごろ起こされる。
なんて健康的な生活をしていたんだか。笑

住んでる家はおじいさんが自分で建てた家だからコンクリートとかではなく全部竹とか木で出来てたからもちろん隙間だらけ。。
ある日、なにこのカエルの鳴き声!うるさすぎるんですけど!と思って探してたら自分の部屋に5cmくらいのカエルが壁にひっついててそのカエルが鳴いてた。
もちろん虫も大の苦手だから気持ち悪すぎて取りたくても取れず、おじいさんに言っても、ほっといてあげなさい。って相手にしてくれない。。

私は気持ち悪すぎてカエルと一緒とか無理なのに。泣 しかもうるさすぎて寝れない。。

数日このカエルが居なくなるまでカエルとルームシェアしてた。。


この5cmくらいのカエルならまだ見逃せたとして、たまーに遊びに来ていたカエル。その大きさなんと子猫くらいの大きさ!!!!

そんなカエル私は人生で見たことなかったし、まずこんなどでかいカエルが存在することもびっくりだったし、それはそれは気持ち悪くて!
夜ご飯食べてる時に、バルコニーに上がってきて、それを見たタケ(飼ってる犬)ドドドドってカエルに向かって走って行って吠えるんだけど、
なんと、、、

そのカエルびくともしない!

ぴくりとも動かない。。

こんな肝の座ったカエルいる??????

犬がカエルの前で吠えてるのに、その巨大カエルは完全無視!!

タケも巨大カエルが全然動かないし面白くないのかすぐ諦めてどっか行く。

嫌、追い払ってよタケ。。号泣

私はパニック状態で大騒ぎしてるから、おじいさんが、

このカエルはここに住んでるから慣れてるんだよ。そっとしてあげなさい。

って!私食欲無くしたわ!号泣  むりーーーーー



大きさ的にこんくらいだった。これ見るだけでも無理。

今までこうやって世界各国からいろんなヘルパー(私みたいなボランティアでここに来た人たち)の中でもこんなに虫も動物も苦手な人は初めて来たわっておじいさんいっつも私に呆れ顔。。

私だって嫌いでこうなった訳じゃないし。。泣

このやりとり何回した事か。。

日本人はここに来たのは私が2人目らしく、前に来た日本人の話をよく私にしてくれた。

その人は東京での都会暮らしに嫌気がさして、この自然いっぱいな土地が気に入ったようでこの暮らしを楽しんでたとか。。なんかここに来る人はみんなそうとか。。

すいませんね、私は全然適応してなくて。。って感じだった。ちーん

そんなある日、仕事終わって家戻ったら来客。



え、こんなところにカンガルーいるんですけど!!!



野生?!

おじいさんが、何年か前車で走ってる時道端に倒れてるカンガルーのお腹が動いたの見てカンガルーの袋を確認したらこの子が入ってたんだよ。
だから家に連れて帰って自分で育てたんだよ。
今は時々群れに戻って、たまにふらっと自分だけ群れから離れてこの家に戻ってきてご飯食べにくるよ。
って。


カンガルーじゃなくてワラビーっていうカンガルーの小さ目バージョンみたいなやつなんだけど、まあ本当に自分家に帰って来たみたいに太々しい。

ワラビーは、主にオーストラリアやその周辺の島々で見られるカンガルー科の動物だ。いくつかの属に分かれて数十種のワラビーがおり、ヤブワラビーやイワワラビーなどのように、暮らしている環境を反映した名前をもつグループがいるほか、ウサギのような行動が由来となったウサギワラビーなどがいる。

ナショナル ジオグラフィック バックナンバー

犬たちのクッションを我が物顔で使うやつ。


ある日は、私が仕事から帰ってきたら私のベッドの上にこのワラビーが昼寝してて、慌ててどかしてベッドルームから追い出したら、それ見たおじいさんが何でそんなに冷たくするんだよって。。
いやいや、野生のどこから来たかもわからないワラビーが私のベッドに寝たらダニまみれになるじゃん。。泣 
ありえないんですけど。泣 ←動物嫌い重症な人

ここは、動物好きな人にとっては楽園だと思う。
ワラビーもいるし、犬もいるし、巨大なカエルもいるし、蛇もニワトリも。

人がまずいないし。

おじいさんは私を楽しませようといろいろ頑張ってくれてるのはわかるんだけど当時の私は全部ありがた迷惑に感じてた。←ごめん

午後の暇な時間はバイクも練習させてくれた。
当時は(実は今もだけど笑)運転免許も持ってなかった私がオーストラリアでバイクの練習。人も車もないただ時間と場所があまりまくってたから私も気分転換にバイクの練習してた。笑 チキンだからそんな遠くに行く自信もなく、庭を行ったり来たり。

そうこうしてるうちに、この生活も1カ月くらい経った頃、
付き合ってた韓国人の彼氏に彼女がいたことが発覚。。してしまう。。

続いては、私の急展開なオーストラリアのワーホリが終わった話をシェア。


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