人形劇×ストリートダンス「星の王子さま」をやっての感想


※残し用にインスタに書いたものをそのままnoteにも貼っておきました。


踊場cue第6弾終了。
オール住之江でGRAFFYからも沢山!

今回の踊場cueは満を辞してGRAFFY×人形劇団クラルテでの人形劇×ストリートダンスとなります。

人形劇は住之江の老舗劇団のクラルテさま
そして我らがGRAFFYのインストラクター陣と生徒さんをPICKUPさせていただき、
人形劇×ストリートダンスを実現するに至りました。
踊場cueはこれで6団体目でしたが、ある意味身内を巻き込んでは今回が初。
文字通りワクワクとドキドキでした。




【きっかけ】

一つ目のきっかけは踊場cue企画全体にも影響があったのですが、
青森は弘前にあるダンススタジオ「FUNKYSTUDIAM」さんが毎年生徒さんにてオーディションをして子供だけの舞台公演プロジェクトを10年続けれていた事。
直接Nobuoさんにもお話しをお聞きしにいき、趣旨に感銘を受けた事が舞台公演というテーマに大きく影響しています。

二つ目はGRAFFYに劇団クラルテさまの関係者の方が生徒さんの親御さんで通っていただいていた事。
踊場cueの企画や今までの活動を知っていただいており、色々話をする中で「一回一緒にやってみましょう!」という流れになりました。
歴史ある劇団さまとコラボレーションをできる大変貴重な機会となりました。



【感想】


さて、やってみた感想としては、当初想像していた以上のとっっっても面白い作品、そして魅せ方ができたように思えます。
人形劇の良さは引き込む魅せ方。ダンスの魅力は発する魅せ方。
どちらも対極のような魅せ方が持ち味だと思うのですが、今回はその見せ方がただ「合体」しただけでなく、「融合」していたように思えました。
そして何より、千秋楽に近づくにつれて魅せ方の魅力が逆転する瞬間
人形がとても活き活きと躍動し、魅せる魅力を持ち、逆に、ダンサーがセリフがない分、ダンサーのダンスや表情で気持ちを汲み取る、引き寄せる。
またこの舞台「星の王子さま」のテーマ「大切なものは目に見えない」ということがまさに体現されていた舞台だったかと思います。


【個別に】


まずGRAFFYの先生を舞台にご出演ご経験してもらえて本当によかった。
「ダンサーに舞台公演という新たな場所を」というのがテーマであるので、まずはせっかくGRAFFYで教えていただいている先生等からも経験を踏んでもらえたというのが、嬉しく思います。
ショータ先生は踊場cue2回目のご出演でしたが、前回とはキャラも雰囲気も全く異なり、この舞台のターニングポイントとなる素敵なパフォーマンスを見せてくれました!すごい!ありがとうございました!


また生徒さんもGRAFFY外の子もいましたが11名の子に舞台経験をしていただくことができました。
関西のダンスシーンは強く!厚い!からこそ、バトルやコンテストやナンバーの数は多くあれど
また違った「舞台」という経験はなかなか経験することができないと思います。

子供達も始まった最初は戸惑いもあったと思います。
当初はいつもな雰囲気でしたが、日が近づくにつれ、また千秋楽に近づくにつれ顔つきも踊りも表情も、まさしく「表現」する人になっていたと思います。
それを導いてくれたReina、AKANE、Yuiko先生には頭が上がりません。3名のそれぞれのソロパートもあり、またどれも素晴らしく、三者三様の人形との絡みや表現を見せてくれました。
本当にありあとうございました。

そんなGRAFFYの普段近い存在の方々を舞台という場所で、GRAFFYの他の生徒さんにもたっくさん見てもらえる事ができました。
ストーリーはよくわからない、という子もいたかもしれませんが、何か心には残っているのではないでしょうか??
見に来てくれてありがとうございました。


【今後】

できたら来年もクラルテさんとはコラボして「オール住之江」で舞台作りたいな、と勝手に思ってます。
(でも茨木さんにはやりましょ、と伝えましたけど笑)
人形劇とダンスの可能性は今回沢山知れましたし、子供向けとしてもとっても素敵な取り組みだと思いました。
表現の幅としてもまだまだチャレンジの可能性がある気がきました。

僕自身が舞台に出たこともない人間で、何を言ってるんだと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、自分がホールを運営する上で新しく提供できることを考えた結果がこの形になりました。
またこの機会を自分自身で得ることで、20年近くストリートシーンのすみっこにいながらも出会えなかった本職の劇団の方やテクニカルのメンバーの方々、そしてミュージカルや演劇等の魅力をここ最近の自分自身は気づける事となりました。


そんな魅力を引き続き踊場cueを通じて関西のダンスシーンに提供していければいいなと思います。
「続ける」大切さがこの企画にはあると思ってるので。

先生も生徒も一緒「表現者」


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