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最近の記事

LEICA M9 / CONTAX G Planar 45mm

手持ちのデジカメの中では最古参になってしまった我がM9。しかし、シンプルな機能故に飽きが来ないのもまた然り。更に今となっては貴重なCCDセンサー搭載機。最新機種が必ずしもmy best とはならないのがデジカメの面白さ。 対して、レンズはかつて使用していたCONTAX Gシリーズの Carl Zeiss Planar 45mm F2.0 T* 。僕が初めて新品で購入したレンズ。当時はボディの G1、G2にレンズは21、28、35、45、90と揃えていました。しかし、LEICA

    • LEICA MM Typ246 / ANGENIEUX 35mm F2.5 TYPE R1

      これまで様々なレンズを使用してきたが、そんな中でもずっと手元に残っているレンズがある。このレンズもそんな1本。 軟調な故、フィルム一眼レフで使用していた頃はピントの見極めに難儀した。それがミラーレスになってピント合わせがグッと楽になった。FUJIFILMのXPRO2と合わせて使うことが多い。フィルムシュミレーションと相性が良いというか、よりフィルムライクな調子になる。 今回は、モノクロ専用機で撮るとどのような感じになるのかという試み。 FOVEON機でも試したことがあるが、カ

      • 静岡 第二夜

        窓を鳴らす雨音が聴こえてきた。 ガラスを伝う雨滴を見ながら、今年の長い夏を思う。 いつまで続くのだろうかと。 所在なきまま徐ろに、X100Fの撮影を始める。 iPhoneのライトをかざしながらの即席な物撮り。 RX100Ⅶのズームを望遠寄りにして、背景をぼかす。 iPadのLightroomで軽くレタッチ。 こんな静かな夜にはちょうど良い遊戯。 単焦点コンデジとズーム付きコンデジ、軽量な組み合わせだが撮影の守備範囲は広い。 さらにはiPhone14proの超広角レンズが味を

        • 静岡にて

          月に一度の見守り帰省。 実家の僕の部屋にはエアコンが無く、寝苦しい夜を回避すべく駅近に宿を取りnoteしています。先月帰省した際にスナップした写真を見返しながら、まとめていきます。 静岡での使用機材はもっぱらFUJIFILM X100F。モノクロでのjpeg撮って出しで。 LEICA MM Typ246を使用した後、改めて見返してみると立体感が今ひとつに感じてしまいます。センサーサイズに起因する部分もあることと思いますが。jpegは撮影前の設定が肝なので、その辺もいくつかの

        LEICA M9 / CONTAX G Planar 45mm

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 4

          炎天下を河口に向けて黙々と歩き続ける。 気温は33度位だったが風が心地良く、どこまでも歩いていけそうな気分。 歩き続けて二時間くらいは経過しただろうか。 やや疲れが出てきたあたりからスナップセンサーがシフトアップしていく。 河口に行き着いた時には流石に疲労感一杯。さらにそこから行徳駅まで歩いてしまった。でもLEICA MM Typ246の晴天時の使用感を確かめることができた。陽射しが強くコントラストのある光景だと、カラーフィルター付きセンサーとあまり違いは見られないかもし

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 4

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 3

          河原に出た途端、強い陽射しが降り注いできた。 東京の町並みはどんどん変化していってしまうが、 河原の景色はそれほど変化はないであろう。 母やその家族が眺めていたであろう景色が、そこにはあるのではないだろうか。 流れゆく雲や舞い飛ぶ鳥たちが、空に表情を与えてくれる。

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 3

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 2

          スタートは今にも雨が降り出しそうな曇天。 静かな駅周り。

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 2

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 1

          家族の肖像 今年、父は卯年の歳男。母は米寿を迎えました。 一昨年、父の認知症が発覚しました。 そこで思いました、父を撮ろうと。 その時点で留めているであろう記憶と共に。 月に一度の見守り帰省の都度、レンズをむけています。 僕ら兄弟が子供の頃、父はキャノンのレンジファインダー機で家族写真を撮っていました。その頃の思い出から、似たようなカメラで撮りたいなと。 LEICA M9が手元にありましたが、フォーカシングに手間取るよりもサクッとAF機だなと思い、FUJIFILM X10

          ルーツを辿る 江戸川へのshort trip 1

          LEICA M Typ246 第一日目 其の5

          ISO12500。 高感度の上限はまだ余裕がありそう。 第一日目終了。 M9から随分とデジタルカメラとして操作性が良くなった。 重量もかなりずっしりとしたものに。そのかわりバッテリーの持ちはかなり良い。 カラーセンサーのM9とは画質云々は比較対象外。 ただ、高感度耐性は今後さらに検証していきたい。 デザインは、M9。採光窓はフィルムライカから使ってきた者としては無いと寂しい。シャッター音もM9が好み。特にM9の分離チャージにした場合のジーッは癖になるほど。Typ246(24

          LEICA M Typ246 第一日目 其の5

          LEICA M Typ246 第一日目 其の4

          特にレタッチしなくても良いかなという塩梅。 前後の切り株の距離感を適切に捉えるには、やはり50mm前後の標準レンズがふさわしい。このような低コントラストの状況ながら、立体感を得られているのはトーン豊富なモノクロセンサーとレンズの合わせ技かな。 それにしても、何故これを撮ったか考える。 多分、切り株どうしの距離感なんだろうな。 人と人との距離に置き換えると、ちょっと寂しい感じか。 写真というものは、無意識のセンサーが働きやすい装置だと思う。 カメラという道具はシャッターを切る以

          LEICA M Typ246 第一日目 其の4

          LEICA M Typ246 第一日目 其の3

          公園内のちょっとしたせせらぎ。 モノクロにすると都市部の空気のくすみが取れるというか、本来持っている 水や植物の質感が増すようです。レンズの先鋭さも増しています。 ちなみにISO5000です。 僕が気になった水面を基軸にレタッチ。手軽さをとってSilver Efex Pro3でスタイルをあててからの微調整。リバーサルフィルムでもアンダー目が好みでした。

          LEICA M Typ246 第一日目 其の3

          LEICA M Typ246 第一日目 其の2

          外は雨が降ったりやんだり。 予報と睨めっこしながら、小一時間は天気がもちそうなので 近くの公園へ。 積乱雲が至る所に生えていて、空はなかなかドラマティック。 FOVEONの描く力強い雲の描写も好きですが、こちらは刻々と移り変わる 雲の繊細な感じと光が雲の中を駆け回っているような感じが良いですね。

          LEICA M Typ246 第一日目 其の2

          LEICA M Typ246 第一日目 其の1

          中古ながら元箱付きだったので、図らずも開封の儀を執り行うことに。 そして最初に選ぶレンズはやはり標準レンズの球面Summilux-50mm。 まずはトーンの調子を見ようと、北向きの窓がある浴室でのショット。 Capture Oneにてストレート現像したものをjpeg変換。 これを見ただけで心がふわふわしてしまいます。 ちょっとコントラストを弄るぐらいで良さそうですね。

          LEICA M Typ246 第一日目 其の1

          初心に帰る

          M9購入から7年。この夏、念願だったモノクローム専用機typ246をお迎えした。予算が許すなら最新のM11モノクロームに逝きたいのは勿論だが。 それにしても7年前とは比較にならないほど、中古LEICAが高騰している。 当然、買取も右肩上がり。昨年、一時的な資金調達が必要になりM7を売却した際は、中古で買った時よりも買取額が高くて驚きを隠せなかった。その数年前にM2を売却した際は中古購入時の三分の一の買取額だったのに。今後も相場は上がっていくことが予想されると、入手したいものが

          初心に帰る