#15 唐揚げ 【書くラップ】

皆様お疲れ様です。
松田優太郎です。
今年もあと半月ですが、いかがお過ごしでしょうか。
年末の師走ですのでお忙しいとは思いますが、合間の暇な時間にこのブログを見ていただければ幸いです。
さて、今回のテーマは「唐揚げ」ということで。好きな唐揚げの食べ方はマヨネーズにビール、、、、ではなくて 笑
特に唐揚げについて掘り下げたテーマではなく、物語の一つのカギになってます。
それでは、どうぞ。

好物は唐揚げ 母の手作り
昼夜欠かさず おかずの中に
家族団らんとは 程遠い
鏡に写る 孤独の食事

毎日やること ゲームとスマホ
有り余る時間 他には何も
外部の繋がり 一切断つと
誓ったあの日 変わった人生

新卒大学 卒業と共に
一人前になる 安心させたい
気持ち抱え抱く 熱い心
気づけば冷えきってた 俺もろとも

辞めた職場 いくつも転々と
代わる代わる ああ 疲れた心
それならば親に 甘えていいと
二面性の選択 危険な肯定

気づけば数年  数十年が経つ
気づけば母の姿も分からず
一つ屋根の下 声だけの疎通
聞こえた涙 知らぬふりする

ある時見ていた 地域の回覧
皆でスポーツ ボランティアの時間
写真の笑顔に 吐いた舌打ち
何度も眺める スマホの画面

ある朝一言 母に「出掛ける」
母は「嬉しい」と 何故か泣いてる
張り切り作ってた 弁当の重み
今まで積み重ねた 年月(とき)の日々

くだらんゲームと ボランティアの清掃
久々かいた汗と 上がる鼓動
弁当の時間 唐揚げ頬張る
優しい会話 俺の扉開く

そんな気持ち スマホに打ち込む
揺られる山手線 戦いの道中
母と息子写る 待ち受けの画面
笑ってる2人 笑えた自分

はい、ということで。
今回もストーリーテリングを意識した構成になってます。最近、35年間引きこもりをしていた男が両親を殺害した事件がありましたが。
何故そんなことが起きるのか。それは社会の中においての孤立感への恐怖が人をそうさせるのかなと。
社会人間もない頃に上司に言われた言葉があります。

「他人に依存するな。だが、気にしろ。
気にしていればそのうちその人間がわかってくる。その一歩が挨拶だ。」

これは未だに私の座右の銘になってます。
全ての人間とまではいかずども、大事な友達や家族を気にして、どんな様子かわかるようにしておくのも大事なことなのかなと。
挨拶は大事なコミュニケーションツールです。
また長くなりました。
今年もラストスパート。皆様お身体ご自愛ください。

それでは、また。


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