【1日1文献】アルツハイマー型認知症を呈した終末期の誤嚥性肺炎再燃患者・家族へのTransdisciplinary approachによる食支援#アルツハイマー型認知症#食支援#終末期

参考文献:アルツハイマー型認知症を呈した終末期の誤嚥性肺炎再燃患者・家族へのTransdisciplinary approachによる食支援
筆者:坂下 宗祥堀江 翔水上 匡人弥郡 優加里長谷 剛志
発行日:2021年
掲載元:作業療法 42 巻 (2023) 6 号
検索方法:Google Scholar
キーワード:訪問リハビリテーション(食支援)終末期

【抄録】
誤嚥性肺炎により入院し自宅退院となったアルツハイマー型認知症を呈した70歳代の肺癌終末期患者に対して,作業療法士による訪問リハビリテーションを実施した.Transdisciplinary approachの概念を基に栄養,姿勢ポジショニング,食事介助,口腔ケアの方法に関する様々な食支援を実施した.結果,栄養状態に改善がみられ,褥瘡の発生なく,47日間在宅生活を過ごすことができ,妻の不安が軽減したと推察された.今回の経験から,食支援を実践するためには多職種連携を通して幅広い知識と技術を身につけること,また対象者が適切な食支援を受けられるよう地域の体制づくりも必要であることが示唆された.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/42/6/42_801/_pdf/-char/ja

YWT
W:Transdisciplinary approach

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