終末期

とにかく、患者さんに寄り添う医療を

死を迎える患者さんとその家族に寄り添う医療は、何もしない事だろう。人は100%死ぬのだ。死を特別視したり特別扱いをしたら死に逝く人の自己完結感の邪魔をするようになる。ヒョーヒョーとした雰囲気が由美子先生の価値だ

第5章 いま、終末期医療の専門家として

野生動物は、姿を隠して土に帰るか、捕食されて糞となり土に帰る。いまでも、人を土葬するところがある。ただし、日本では少数だろう。

日本で

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時代遅れの医師パターナリズムに苦しんでいる患者さんと家族を放っておけない

第4章 揺れる由美子先生のこころ

由美子先生がいる地方のオリーブの葉が眩しい町は過疎地ではないし僻地でもない。ましてや廃れる町でもない。

由美子先生が「この地域住民は女の人が忙しいし強いな〜」っと話すだけ。他には何もない不満も悩みも何もない。

だだ、地元の医師が患者さんファーストになっていない事は引っかかる。

由美子先生の理想は、「終末期の患者さんはせめてひと月間でも診られて、お話ができれ

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死にゆくということ

はじめまして。
私は大学病院で勤務する男性看護師です。
歳は23歳、まだまだぺーぺーの2年目です。

先日、ツイッターにてあるnoteの記事を拝見しました。それは、医師として働きながらシステムエンジニアに転職したという方のお話です。仕事柄医師の多忙さはよく知っているつもりなので、その熱量の凄みと器用さ、そして頭脳にただ驚きました。凄い人がいるもんですねー。

記事を通してnoteというプラットフォ

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長年の夢の僻地医療に心が行く

人の死を考える物語り24

由美子先生は、持ち前の不思議な魅力で在宅医療に専念している。特に
○ 家族が嫌がるようなワガママ高齢者患者さん
○ 家が汚い患者さん
○ 周りの人が避けるような患者さん
に溶け込むのだ。そんな患者さんから "労いの言葉" をもらうのも多々ある。

だだし、由美子先生の心に引っかかるものが無いことはない。以前から「僻地医療がしてみたい。」と言う。里中マコトさんもそれは

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患者さんは、金づるか?

** 人の死を考える物語り23**

ちょっと、由美子先生のモヤモヤ・悶々を引き起こす事例をあげよう。

いまは、両親(両名とも医師)から引き継いた二代目の病院の受付の電話対応のひとコマ。
「胃瘻をしないのなら、当病院は受けない!」
と言い放つ。

患者さん、ご家族が地元の病院を選ぶことは当然選択肢だ。家族も近い方がいい。でも、「胃瘻をしないのなら診ない!」と言い拒否する。

胃瘻は延命治療だ。

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病院の医師はアップデートしない地方に嫌気がさす

第4章 揺れる由美子先生のこころ 人の死を考える物語り22

由美子先生は "命の本質" をキャッチした医師だ。地球上に生きとし生けるものから学んだ内科医医師だ。昭和の時代の "延命が優先される治療" から離脱した思考の持ち主の内科医師。

医師の感情は二の次の時代になっていることをアップデートしない医師。時代の流れを知らない医師が現場に残っている。これが現実だ。

医療過疎地も問題になっ

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事例6、地球上の生きとし生けるものの命ファースト

人の死を考える物語り21

由美子先生は実家の病院を離れた後、野生動物を殺す人間たちに立ち向かおうとした。当時、ケニアのマサイマラで "日本人獣医師の滝田明日香さん" を知った。
この明日香さんは、ケニアの大学で獣医師免許を取得し、家族もできてマサイマラで野生動物の保護活動をしている。

明日香さんは、密猟者と対峙する獣医師である。由美子先生のイメージともピッタリ合った。
日本一の犬に優しい街の

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終末期について

最近は漠然と終末期のことを考える機会が多い。

生物いずれかは終焉を迎える。

その終焉とは?どんな状態になるのか?

今、訪問リハの現場で働いているので、余計に考えてしまう。

僕は35歳であるが、どこまで生きるのかなんて誰にも分からない。

分からないことにやきもきしてもどうにもならない。

けど、終末期に興味がある。

今年に入って2回お寺での写経をさせて頂き、般若心経を読ませて頂いた。

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事例5、学童ボランティア「有終の美」

=余命宣告受けたら "有終の美"をするお話し=
地元のガンセンターから、「末期ガンの60歳後半の女性患者さんが自宅で最期を迎えたいという要望があり、自宅へ帰るから在宅医療を希望している」ということで、訪問診療へ入ることになった。初回の訪問診療をしたが…。患者さんが家にいない!????

人の死を考える物語り19

ご主人に確認したら、「ボランティアに行っています。」と平然と答える。よく聞いてみる

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事例4、長いお付き合い宜しく

地方のがんセンターからの紹介で "数日の余命"の末期ガンの患者さんを診ることになった。でも初診のとき患者さんに「先生、お世話になります。今後長いお付き合いになりますが宜しくお願いします」。と挨拶された。結局7日間のお付き合いだったが、地元の使えない訪問看護ステーションのせいで一生涯お付き合いをするようになった。

人の死を考える物語り18

地方のがんセンターからの紹介で末期ガンの患者さんを診るこ

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