参考文献：夕張市における訪問リハビリテーションの実践報告 －期間を定め卒業を前提とした介入－
筆者：岸上 博俊  , 戸田 真弘, 土屋 語, 椎名 彩佳, 池田 保, 清本 憲太
発行日：2019年
掲載元：作業療法の実践と科学 1 巻 (2019) 3 号
検索方法：インターネット
キーワード：訪問リハ, 地域リハ, 過疎地

【抄録】
・夕張市立診療所は，夕張市の財政破綻にともない事業縮小を迫られ，訪問リハビリテーション（以下，訪問リハ）も中断となっていた．
・高齢化が進み，入所施設も不足している夕張市において訪問リハは重要なサービスと考え，2013年よりサービスを再開した．多くの市民に介入するために卒業を前提とした形で，契約時に介入方針と期間を説明し，利用者から了解を得て実施する事とした．
・その結果，平均46日程度の介入で卒業を迎えることができている．
・振り返ると「安全な動作の確保」，「不安解消」が方針としてあがっていた．
・これらは，過疎地域において高齢者を対象とした訪問リハを展開する上で重要な視点ではないかと考えた．

メモ：
・厚労省，社保審－介護給付費分科会による と，訪問リハの平均利用期間は，758.2日，中央値462.0日と報告している

参考URL：
https://www.jstage.jst.go.jp/article/psot/1/3/1_44/_pdf/-char/ja