【1日1文献】地域包括ケアシステム推進に向けた理学療法士の 地域活動実践評価尺度の開発と信頼性,妥当性の検討#地域包括ケアシステム#地域活動#尺度開発

参考文献:地域包括ケアシステム推進に向けた理学療法士の 地域活動実践評価尺度の開発と信頼性,妥当性の検討
筆者:渡邊 勧1)   岩井 浩一2)   山口 忍2)   小林 聖美1,3)  有田 真己1,3)    勝村 亘1,4)   宮崎 茜1,5)
発行日:2015年
掲載元:理学療法科学 第30巻5号
検索方法:Google Scholar
キーワード:地域包括ケアシステム,尺度開発,地域活動

【要旨】
〔目的〕地域包括ケアシステム推進のために,理学療法士における地域活動実践評価尺度(PAES)を開発し, その信頼性,妥当性を検証した.〔対象〕北関東 3 県の医療,介護サービスのうち,日本理学療法士協会会員に登録 されている理学療法士が勤務する 504 の施設・サービス(846 人)とした.〔方法〕郵送による自記式質問紙調査と した.〔結果〕対象者からの返送は 387(45.7%),有効回答数 373(44.0.%)であった.分析においては,41 項目中 17 項目の因子分析(主因子法,プロマックス回転)を行い,5 因子の最適解を得た.Cronbach のα 係数は,いずれ も 0.81 以上であり,十分な内的整合性が確認された.妥当性については,構造方程式モデリングによるモデル適合 率より,適合度が許容範囲にあることが確認された.〔結語〕開発した尺度は 5 因子 17 項目で構成され,理学療法 士の地域活動の実践度を評価する尺度として信頼性・妥当性を有することが認められた.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/30/5/30_745/_pdf

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?