【1日1文献】デンマークの高齢者施策における在宅ケアシステムに学ぶ 新たな視点 ∼ヒョースホルム市の予防家庭訪問とサービス判定∼#高齢者#デンマーク#補助器具

参考文献:デンマークの高齢者施策における在宅ケアシステムに学ぶ 新たな視点 ∼ヒョースホルム市の予防家庭訪問とサービス判定∼
筆者:白石 知子1 ,百瀬由美子2
発行日:2007年
掲載元:愛知県立看護大学紀要 Vol. 13, 41−48, 2007
検索方法:Google Scholar
キーワード:高齢者,予防家庭訪問,デンマーク,補助器具
 

【抄録】
デンマークにおける高齢者施策の変遷と,近年の地方自治改革に伴う保健福祉体制の変化を概観するとともに,予防 的ケアを重視した取り組みとしての,「予防家庭訪問」および「サービス判定」について紹介した.予防的ケアの要は, 自治体に所属する専門職(看護師,療法士)であり,彼らがチームとなって予防家庭訪問およびサービス判定を担うこ とにより,要援助者を早期に発見し,必要なサービスを適切な時期に導入することが可能となっていた.また,予防家 庭訪問等を通じて得られる対象者の情報は,対象者が利用する医療機関,在宅サービス提供機関においても活用できる ように,情報管理システムの構築や共通言語の開発が検討されていた.近年,日本でも予防に重点をおいた高齢者対策 が課題となっているが,デンマークモデルによる,計画的かつ統合的な施策からは,多くの示唆を得ることができる.

参考URL:
https://core.ac.uk/download/pdf/228935722.pdf

YWT
W:デンマークでは,自治体の担当者(看 護師や療法士)が,予防家庭訪問から,サービス判定, ケア提供者への発注までのすべての過程を担っており, 当初把握された対象者の課題を解決するためのケアサー ビスが,速やかに提供される体制が整えられている

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