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【543日目】沖縄そばとタコライス

こんばんは。

もう一泊

昨日で訪問リハ学会は終了しましたが、有休をとり名古屋にもう一泊して滞在していました。

観光したり、矢場とんを食べたり、クラフトビールを飲むこと以外にも、ちゃんとした理由が実はあります。

それは『ちばる食堂』に行くためです。

『ちばる食堂』は、いま大河ドラマで熱い町、愛知県岡崎市にあります。

名古屋から電車で1時間くらいでした。

ちなみに『ちばる』というのは沖縄の方言で『頑張る」』という意味らしい。

オーナーさんが沖縄が好きなためそのような名前となり、沖縄料理を提供されております。

このお店の面白いところは、従業員が認知症と診断された方だということ。

手話が共通言語となるスタバのサイニングストアと近いものを少し感じます。

オーナーさんは、介護福祉士として働いていた方です。

このお店は、リハビリ当事者や関係者、福祉関係の施設・企業で働く人や場所を紹介している『リハノワ』というWebメディアの記事で紹介されており、その記事を読んでからいつか行きたいと考えていました。

ちなみに『リハノワ』は、去年のプライマリケア学会で代表の河村さんと知り合ったことで知ったメディアです。

非常に役に立っております。

ちばる食堂

さて、お店に入り席を案内してくれたのはダウン症と思わしき男性の方。

どうやら認知症の方だけではないらしい。

注文を聞いてくれたのは高齢の女性。

おそらく認知症の診断がついているのだろうけど、見た感じは普通のおばあちゃん。

お店の雰囲気はしっかり沖縄っぽくていい感じ。

お昼過ぎに伺い、お客さんも多く賑わっていた。

客層は車椅子の方や介護士さんと思わしき人、小さい子供を連れた家族など多種多様でした。

そんなことを観察しながら料理を待っていると、注文した通りに沖縄そばが運ばれてきました。

ちょっと残念。

注文通りに料理が運ばれてきて残念になる、ちょっと不思議な感覚。

料理はめちゃくちゃ美味い。

まだ胃袋に余裕があったので追加でタコライスを注文しました。

今度も間違えずにちゃんとタコライスが運ばれて来ました。

すると、おばあちゃんが「ごめんね、さっき間違ってそば持って来ちゃったんでしょ〜」と謝られてしまいました。

単純に料理が美味しくて僕が大食いだっただけなので、変に混乱させてしまいなんだか申し訳なくなりました。

「めちゃくちゃ美味しかったんで追加しちゃいました!」と僕が言うと、「めちゃくちゃって言葉どういう意味なんだろうね?めちゃくちゃってグチャグチャーみたいな意味なのにね」と、言葉づかいを指摘されました。

それは面白かった。

その後、オーナーさんと少しお話をさせてもらえました。

実は名古屋に行く前に、営業時間をインスタのDMで確認をさせていただいていたんです。

だって確認せずに行って臨時休業とかだったら宿泊代が無駄になるもんね。

その連絡をしていたおかげでオーナーさんも僕のことを認知していてくれて、スムーズに会話をさせてもらえました。

僕が作業療法士であることを名乗ると『ちばる食堂』を始めた想いや今後の構想なんかも話してくれました。

とても共感しました。

オーナーさんに東京でのおすすめのお店を訪ねたところ『喫茶ランドリー』を挙げてくれました。

『喫茶ランドリー』は僕も大好きな場所です。

やっぱり同じような想いを持つ方は、好きな場所も似てくるんですかね。

そういえば他にも僕が好きな場所の一つ『フラットスタンド』のメンバーの方も『喫茶ランドリー』は参考にしていると言っておりました。

すでに行動を実践されている方々が、自分と似たような考えを持っていらっしゃることを知れるのはとても心強いです。

今回の名古屋遠征は学会参加と同じくらい『ちばる食堂』に行くことも楽しみにしていました。

想像以上に素敵な場所で、オーナーさんとお話もできて非常に有り難い経験となりました。

今回の経験を踏まえてデンマーク研修(行ける確率だいぶ低そうだけど、やってみないと分からないもんね)のテーマを詰めてみたいと思います。



本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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それでは、また明日。

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