【1日1文献】回復期リハビリテーション病棟患者における入院前と退院後のIADL実施頻度と退院時に予測したIADL実施頻度の比較#IADL#回復期リハビリテーション#予後予測

参考文献:回復期リハビリテーション病棟患者における入院前と退院後のIADL実施頻度と退院時に予測したIADL実施頻度の比較
筆者:野村 めぐみ八重田 淳
発行日:2021年
掲載元:作業療法 40 巻 (2021) 1 号
検索方法:Google Scholar
キーワード:IADL回復期リハビリテーション病棟予後予測縦断研究アンケート

【要旨】
本研究の目的は,入院前と退院後のIADLの実施頻度と,退院時に予測した退院後のIADLの実施頻度を,縦断的に調査することである.回復期リハビリテーション病棟入院患者104名を対象とし,入院前,退院時,退院後のFrenchay Activities Index(FAI)でIADL実施頻度を測定した.結果,入院前と退院後では,ADLに大きな変化は見られなかったが,IADLの実施頻度は低くなることが判明した.また,対象者は退院時に「屋内家事」のみ入院前と同様の頻度で実施できると予測していたが,FAIの全項目で退院時の予測と比べて退院後のIADLの実施頻度は低かった.ADLが自立している対象者に対しても,入院中からIADLを支援する必要性が示唆された.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/40/1/40_12/_pdf/-char/en

YWT
W:ADL自立どの高い対象者に対してもADL評価にとどまらず、IADL評価をすることは重要である

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