どーも、あんどぅです。

たぶん何度か書いたことあると思うんですが、僕は「その人がより良くなること」とりも「その人がより良くなったと思えること」の方が重要だと考えています。

つまり、客観的改善よりも主観的改善です。

というのもですね、わたしが関わってきた人の中で明らかにADLが改善している人、ケガが治った人、病気の症状が良くなった人、、、色んな医療的に「改善した人」たちに出会ってきました。だけど、その人たちが一様に幸せか？というとそうでもない人ってたくさんいるんですよね。

病気やケガが治ったとしても幸せでない人がいるなって感じたんですよね。

私は、割とエゴな人間ですので支援した人には幸せになってほしいんですわ。でも、教科書的な理学療法アプローチを行うだけでは「治っても不幸問題」にはあまりアプローチできている気がしなかったんですよね。

幸福感と自己決定権

上の報告は「RIETI - 独立行政法人経済産業研究所　ディスカッション・ペーパー」の「幸福感と自己決定―日本における実証研究（西村和雄, 八木匡）」です。

全部読むのは大変でしょうから、簡潔にまとまっているものが下記です。

幸福感に与える影響力を比較したところ、健康、人間関係に次ぐ要因として、所得、学歴よりも「自己決定」が強い影響を与えることが分かりました。

という文章があります。

つまり幸福感に与える影響力として

１位：健康
２位：人間関係
３位：自己決定

ってことです。