#思い出の映画で自己紹介～テルテルてる子さん企画参加します🙋♀️
こちらの企画に参加させていただきます🙋♀️
思い出の映画・・・たくさんあります。
最近は家で映画を観ることも多く、映画もたくさん観ることができるようになりました。
そんな中でも記憶に残っている映画、それとこの間観に行ってとてもよかった映画の三選にしました。
PERFECT DAYS
カンヌ映画祭で役所広司が主演男優賞をとった映画。
というだけで観に行った映画。
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山（役所広司）は、
静かに淡々とした日々を生きていた。
同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。
その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、
同じ日は1日としてなく、
男は毎日を新しい日として生きていた。
その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。
木々がつくる木漏れ日に目を細めた。
そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。
それが男の過去を小さく揺らした。
今この年で、この環境だからこそ感じられることが多かった。
刺激のある人生を送っていたり、若い頃なら感じ方も違ったのではないかと思う。
いつもの毎日。
私の毎日も特に変わった変化はない。
同じ時間に同じ場所で同じ仕事をする。
他人から見るといつものルーティーン。
それでも日々見える景色は違うし、同じ一日でもたくさんの変化があって、毎日が新しい。
そんな少しの変化に、心も変化する。
幸せというのは周りから見て幸せなのではなく、自分の中にだけ見つけることができればいいのだと改めて感じさせてもらった。
映画の中で主人公の平山が毎日同じ場所から見える木漏れ日の変化に喜びを感じるように、もっともっと細かく日常の喜びを感じていきたい。
もう一つ、この映画で好きなところは、答えがないこと。
平山の過去も何となくは仄めかされているものの、結局最後までその過去についてはわからない。
好意を寄せている女性との未来もわからない。
「結局、なんにもわかんないまんま、終わっちゃうんですかね」という登場人物のセリフがあるけれども、人生において全てわかることは少ない。
その「何かあるのだろうな」がモヤモヤするのではなく、観た人に想像させ、じんわりとさせてくれる映画だった。
この映画の中では「木漏れ日」が大きくとりだされる。
英語には木漏れ日を表す言葉がないそうだ。
映画のラストに「木漏れ日とは」という一文が書かれている。
全てはそのための映画だとしっくりきた。
同じ様に感じる毎日も、一つとして同じ瞬間はない。
それを感じられる生活を送る事が、どれだけ豊かであることか。
映画の中で「今度は今度、今は今」と主人公とその姪が繰り返すセリフも印象的。
派手な映画ではなかったけれども、じんわりと心に残った。
映画の中で流れるのは平山がカセットテープから選ぶ音楽。
それもまたよかった。
そしてやはりなんといっても役所広司さんの演技力！
表情一つでこんなにも人の気持ちを表せることができるなんて、さすがとしか言いようがない。
アイ・アム・サム
「I am Sam アイ・アム・サム」のストーリー
スターバックスで働く7歳の知能しか持っていない中年男サム（ショーン・ペン）は、ホームレスの女性が出産した自分の娘、ルーシー・ダイアモンド（ダコタ・ファニング）と幸せに暮らしていた。しかし7歳になったルーシーはサムの知的能力を追い抜いてしまい、サムは父親として養育能力がないという判断をソーシャル・ワーカーに下されてしまう。ルーシーは施設で保護されることになり、サムは失意にくれる。彼は法廷で闘う決意を固め、エリート弁護士のリタ（ミシェル・ファイファー）に依頼。自分が社会奉仕の仕事もできることを見せつけるために弁護を引き受けたリタだったが、どう考えてもサムには不利な裁判。彼の障害者の友人たちは裁判で普通の証言ができず、隣人アニー（ダイアン・ウィースト）も外出恐怖症を乗り越え証言台に立つのだが、相手の弁護士にやり込められて落ち込んでしまう。一方、サムとルーシーは親子の絆をますます深める。サムは結局、条件付きで親権は認められたものの、ルーシーは里親のランディ（ローラ・ダーン）らと一緒に暮らすことに。だがサムはその家の近所に引っ越して、ルーシーは毎日のように彼に会いにいく。2人の愛情の深さに気づいた周囲は、ようやくその親子関係を認めるのだった。
また観たくなってもう一度観直した。
私が障がいを持ってから何度も何度も観た映画。
たぶん他の人とは違う視点で観ていると思う。
障がい者として社会で生きていく偏見や能力のなさ。
そこに自分を重ねてしまうことも多く、とてもしんどいシーンもあり涙が止まらなくなる。
主人公であるサムが言う
「どんなに頑張っても頑張ってもどうにもならないんだ」
というセリフに何度泣いたかわからない。
まわりの人はみんな最後にはサムの味方になるし、こんなハッピーエンドは現実にはならないのだろうけれど、せめて映画の中ではハッピーエンドでいてほしい。
ルーシーを演じるダコタファニングちゃんがとにかく可愛い！
映画の中で流れるビートルズのカバーがまた泣ける。
ラヂオの時間
三谷幸喜さんの映画がとにかく好き！
「笑いの大学」と迷ったけれど、こちらの方がアマプラにもあるし、ポピュラーかなと。
とにかく三谷劇場がバタバタバタバタおもしろい。
映画もその時の出会いだし、いま振り返るとこの時にあの人たちと観に行ったな～とか、思い出も一緒になって出てくるものだなと思いました。
自己紹介になっているかはわかりませんが、こんな風に生きていきたい「PERFECT DAYS」、色々思い出してしまうけれど一番感動した「アイ・アム・サム」お笑いはやっぱり外せない三谷幸喜作品を選びました。
てる子さん、よろしくお願いします🙇♀️
記事を読んでいただいて本当にありがとうございました。 めちゃめちゃうれしいです！ もしちょっとでもいいな、と思っていただきましたらサポートぜひぜひお願いします🙏