chermoというサービスを使って、noteの記事を文庫化しました。
まずは感想
chermoからnoteの記事を文庫化した書籍が届きました。封筒には、手書きのお礼状が入っていて、一つ一つ丁寧にご対応くださっていることが伝わってきて、うれしく思いました。
文庫が届いてから、まず、間をおかず、通して読みました。それから、2回は読み直しました(誤字を見つけたことは内緒ですw)。今回文庫としたものは、皐月さんという方と私の間での往復書簡という形で作ったものなのですが、自分達で書いた記事ではあるものの、知らない誰かが、書いた本のように思えました。それは、時間が経っていることもあるでしょう。そして、今回、文庫化して、手に取れるものにしたことによって、客観的に見えるようになったこともあるでしょう。
この点が、今回chermoを利用して感じた、自分の中でリアルな経験でした。これは、利用する前は想像もつかないことでした。少し驚いてもいます。自分のもののはずなのに、自分のものでない感じ。
私は、最近、フィルムのカメラでも写真を取るようになりました。もちろん、スマホなどでデジタルでもたくさん撮ります。デジタルカメラが出はじめたころは、たくさんプリントしていたのですが、しばらくして、デジタルのデータはプリントしなくなりました。チェキというインスタントカメラを買って、子どもが写真を撮り始めて、プリントをするようなりました。それをきっかけに、また、写真をプリントするようになりました。(チェキですけど)
プリントをした写真をアルバムに収めて、見返したりするのですが、その時、あっ、この写真は、なんて思うことがあるんですよね。見るまで忘れているのですが。
プリントした写真と同じように、noteの記事も、文庫化して、本棚に何冊も並べておいて、何気なく、手に取って、あの時、こんなことを思っていたのかということを経験できるかもと思うと、chermoで文庫化をもっとしたくなります。だから、このサービスがこの先も続いてほしいと思っています。
要望
今後も利用したいサービスなので、今回利用して、改善を期待したいと思ったことを、ちょっとだけ書きますね。
1 ハッシュタグやリンクがそのまま印字されてしまうこと
本として読む際は、必要がないので、この辺りは、入稿する際に、消すことができるといいなと思いました。元記事を編集しても良いのですが、元記事では、いずれも必要なものなので、そのままにしたいですし。
2 記事ごとに改ページを希望
今回届いたものを確認して、記事の始まりを改ページしてもらえるとよかったなと思いました。本にする際に紙の制約があるので、改ページしてしまうの紙の量が増えてしまうなど問題があると思いますが、区切りとして、そのようにしてもらえると、本として読む場合は良いかなと思いました。
色々と書いてしまいましたが、chermoは今までありそうでなかったサービスだと思います。記事をブラウザからただ印刷したものとは違います。
貴重な経験をさせていただいたと思います。
chermoがあることで、noteに長めの記事を投稿したくなる動機も増えました。
また、chermoを利用したいと思いますので、その際は、よろしくお願いします。
余談
文庫が届いて、子どもにも見せました。これは自分たちで文章を書いて本にしたものだと説明しました。子どもからは、漢字ばかりで読めないと言われてしまいましたが、後から、なんて書いてあったのと言われ、ちょっとだけ興味を持ってくれたようです。ブラウザでnoteの記事を見せたとしたら、興味を持ってくれなかったでしょう。実物があるということは、与えられる印象が違いますね。
文庫化したマガジン
この本を読んで、どう感じましたか?ー往復書簡
noteの記事の文庫化サービス
Chermo
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