フォローしませんか?
シェア
青空ぷらす
2015年9月25日 23:24
私を夢の世界から引きずりり出したのは、ケータイの着メロだった。 ノロノロと蒲団から手を伸ばし、まだ開きたくないと駄々をこねる瞼を無理やり開いて目覚まし時計を見る。 5月13日(水)AM7:20。 目覚ましのアラームが鳴る10分前だ。「誰よ、こんな時間に!」 はっきりしない意識の中、這うようにしてベッドから抜け出し、乱暴にケータイの通話ボタンを押す。「もしもし?」『今朝は綺麗