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くそライフハック

普段、自分は用事がない日はベッドの上で全てを済まそうとしつつ、ぶくぶくと肥る3大欲求に抗っている。 今日も、家の近くに見つけた彩り豊かな定食屋に1人で行こうとしたけれど、風呂に入らずにサラリーマンの間に座って、欲のままに大盛り定食を食べるのが醜くてやめた。飾り気のないベッドの上で期限の切れた納豆を食った。 こんな怠惰を許容していくうちに、 平日を乗り越えつつ、これでも良いかと思わせるライフハックが出来てきたのでこの機会に書き連ねていく。参考にしたり、相対的に自己肯定感を上

    • 文がワンパターンで恐ろしすぎる

      • どうしたらいいんだ

        芥川賞の書評を読んでいたら、思っていたよりザクザクとした言葉が並んでいて、考え込んでしまった。 以下は私の記憶に残っている書評のニュアンスだ。 どうしたらいいんだ? 客観的にみて芸術点の高い小説とは、 "文章が織り込まれていて密度が高くなっているが、自己愛は原動力になっておらず、作為的ではなく、図式化できるようなものでもない、確かな文章力と胆力に基づいたもの" なのか? なんだその職人技みたいな執筆は。 私はとにかく胆力がないので原稿用紙400枚を書き上げられない

        • 蛙化

          会ってまもない頃、彼氏候補の前で大泣きした。 付き合ってからも「一年は別れない」という、わたしが安心するためだけの約束を何回もさせてもらって、 そこからは大丈夫になった。 人前で情けなく迷惑をかけながら泣くことに慣れたからか。 あと、知らない土地の人と付き合うと心理的にも物理的にも距離があって、逆に安心できて、自分から近づいていけるし怖くなかった。 性的なことをしてはいけないという潔癖さや性的なトラウマがあると、自分の女性性を否定するよう。 確かに変質者に追いかけ回され

        くそライフハック

          王様

           美術館に行くことが好きだ。絵を見ている自分が好きで、美術館にいることが好き 耽美主義あるいは退廃主義のように、 無意味な美しさに価値を置くことが自分の存在や目的への無意味さを誤魔化している気がする。 「無意味=消される」と思っているわたしにとっての救いであり、そこまでは傾いていないのだが、小さな宗教かもしれない。 なおかつ、自分は特別である、ということを真っ向から逃げつつも訴えたい。 衝動的な自己愛があるのに表現できない鬱憤なのか、 特別であれば許されると思っているか

          友人

          彼氏を、空気に垂れ流しの彼氏のままで認知していると、父性の役割でしか捉えられなくなるのかと思う。 だからわたしの方をみない彼に不満があるのか。 彼氏は第一に友人で、次にセックスで、つぎにやっと父性か。 彼とは生涯ずっと一緒にいたい。 信用があるからかと考えたけれど、 空想かもしれないものに、一緒にいる理由にするほどの信憑性があるのか。別にどうでもいい。 もう一回 友人、セックス、母性の積み木をすれば、 わたしの「ママ化して放置されている現状」は変わるのだろうか と期待

          インタビュアーになりたい。 まずはバイト先 ベタの浮遊を見る

          インタビュアーになりたい。 まずはバイト先 ベタの浮遊を見る

          面談

          「あのー、さっき話したよね、大学院でさ、うんうん、そこで依存症を扱ったことがあって、 依存症専門の方と関わったんだけど、うん、 そこでも言ってたんだけど、 依存症治療は薬では難しくて、 依存先を何個か増やしていくんだよね」 大学担当アドバイザー:精神科領域の教授 趣味作りたいと思っていたけれど、依存先を切り替えようとしていただけだったか。 一個の完全なる依存先を探していたから何もできないのか? 切り替えではなく分散という思考がなかった。 少し前に実家に帰った時、母との共

          5:00まで開いてるラーメン屋。 ピンクムーン

          5:00まで開いてるラーメン屋。 ピンクムーン

          趣味がない

          最近思うのは、趣味がある友達は毎日楽しそうに過ごすなあということ きらきらな目にはそれなりの行動があるのか わたしには好きなことがない。共依存しかない。 趣味は友達と彼氏 娯楽は贅沢だとおもう。無意味だとも思っているのかもしれない。それでも生きがいがないと、本当に死んでしまいそう。生きがいなんて人生にないよ、生かされてるだけだよってずっと思っていたけれど、勝手に死ぬのはできないなら、何か生きる活力がないとだめになってしまう。 なんで自分にご褒美あげられるんだろう。つらくなら

          趣味がない

          一昨年

          すすり泣く声に反応して、目の前に流れる映像をかき分けながら目を覚ますと、薄暗い社屋のような部屋で私が泣いていた。まつ毛には生ぬるく涙が滲んでいて、頬には黒髪が張り付き、無意識に開いた声帯は炎症しながらも冷え切っている。 女々しい泣き声に狼狽えながらも、家族全員分の寝息を聞くために息を閉じ、これを確認して束の間の安堵を得てから、次に私は、耳に入っている冷たくなった涙を拭い、振り払った夢の中の悪役を探すことを始めた。だが分かりきっているように、それは一層、自分の潜在意識に泣かさ

          一昨年

          片手に焙じ茶のぬくもり 

           こころにも温度というものがある、と友人が言い出したとき、私は片手にどら焼き、片手に焙じ茶を持って座ったところだった。この友人は元来こういった類のことは話さない人物であったから、私は視線を私を見上げているつやつやとした餡から友人に変えるしかなかった。その間、彼の言葉を聞き間違えてはいないだろうかと、耳から脳への信号を仕切に行ったり来たりさせて、私はこれを確証させてから彼を見たのだが、友人はそう言っておきながら、どら焼きをカプリと口に入れている。これは彼なりの間を取りたいのだろ

          片手に焙じ茶のぬくもり 

          一日 

          AM3:00 起床 自然にハッと目が覚めるわけでもなく、ただ、アラームの通りに目を覚ます。 iPhoneの「スローライズ」を真夜中に選んでおく。最近のお気に入りである。 歯を磨き、顔を洗い、ふくよかなタオルにぎゅっと顔をうずめる。 さらっと乳液をぬる。 シュッタッタ。 シュッタッタ。 つづいて、スープを仕込む。これはなかなか、寝静まった夜に合う。 今日は大根のポタージュにしよう。 さっくりさっくり切っていく。 シュッタッタ。 シュッタッタ。 AM4:00

          一日 

          とっとっと、と鳴る とっとっと、とよろける とっとっと、と淹れる とっとっと、と眠る とっとっと、と希死念慮

          とっとっと、と鳴る とっとっと、とよろける とっとっと、と淹れる とっとっと、と眠る とっとっと、と希死念慮

          春になりましたね。春めいてきたころは、春の音を録音したり、春の空気の匂いを書いてみたり、1年ぶりの春の物珍しさにウキウキしていました。今は、体が春に馴染んできて、朝起きてすぐに家の窓をすーっと開け払う楽しみを覚えたところです。

          春になりましたね。春めいてきたころは、春の音を録音したり、春の空気の匂いを書いてみたり、1年ぶりの春の物珍しさにウキウキしていました。今は、体が春に馴染んできて、朝起きてすぐに家の窓をすーっと開け払う楽しみを覚えたところです。

          へなへなを重ねる

          「いわれたい」、と思っていなかったのに、「つらい」、と思っていなかったのに、言葉の持つ体温でへなへなと泣きだしてしまったことありませんか? 自分でも気づいていなかったこころの中の堆積物がとろりと崩れて、楽になったこと、あると思います。 今晩は、へなへなとする言葉を自分のこころに重ねて、とかしてください。今日はそういう日です。 ありがとうね。 ありがとう。本当に感謝してるよ。 やさしいのね。 本当に優しいのね。 つらかったでしょう。 気づいてあげられなくてごめんね。 つらか

          へなへなを重ねる