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俺はプラ太郎 【連載企画:#04 大借金時代、日雇い労働編】

ただいま、note。
気づけば前回更新から数ヶ月、2022年もとうに1クール終わろうかっていう3月後半。
いや、久々ですな。生きてましたが忙しかった。フリーランスも10年選手だというのに、未だに仕事量のキャパを見誤ってやりたいことをする時間を作るのが下手クソ選手権日本ランカー上位。

さて、どこから続けようかなって読み返したらわりとキツい時代を書かなきゃいけないのかよって思ったけど、過ぎ去った過去のことは別段キツくないね。

前回の終わりに触れたけど、今回は派遣社員で小金持ち気分を味わった挙げ句にパチンコ・スロットにハマって消費者金融で金借りて借金トータル200万まで膨れ上がったところからスタート。近い経験してる人も一定数いるんじゃない?闇金ウシジマくんとかで出てくるタイプのちょい手前くらいの人。

結論としては

パチンコ・スロットは遊び方を覚えて楽しみましょう

だね。

別にプロでもなんでもないからどう遊べば良いのかはその道の人に聞くなりすれば良いとして、個人的には「きちんとボーダーと釘くらいは理解しておこうね」とだけ添えておくよ。あと、台の上にあるグラフだなんだはシカトしておきなはれ。意味ない。確率のゲームなんだから、ボーダーより上を叩けてるなら座り続けられるかどうかだけの遊びだよ。
『〇〇機種名〇〇 ボーダー』とかで検索しておけば1000円あたりで何回転させられたら良いのか分かることでしょう。
いわゆる“養分”って揶揄されるのは、訳の分からん独自の屁理屈が正しいと思い込んで、その日その日で勝ったの負けたの言ってる時点でもう養分(カモ)だってことだよ。
あと、変な情報商材は買わないことだね。令和の時代にまだあるからね。恐ろしいよ。“これがパチンコの本質だ”とかね。よう言えたもんだよ。

  • そもそも予算が無いなら打つな

  • 収支をつけなさい

  • 1回の勝ち負けで一喜一憂するな

過去の俺はこれができてなかったわけで、そりゃ盲目的に金が減っていくわけだよなって今になって思うよ。どうしても感情的に直情的になりがちだけどね。己との勝負だよ基本は。
今もホールは行くけど気分転換がてらにって感じかな。全然関係ないけど、パチンコ屋さんのトイレは綺麗なところが多いよね。ありがたい。
最近はスロットよりもパチンコだなぁって思う。俺がハマってた頃はスロットの4号機っていわれる時代の後期になるのかな?俺はもっぱらパチンコ派だったけど、たまに打ってたね。目押しとかできなかった頃が懐かしい。

この記事を読んでくれた方の中で負けが続いてて借金止まらないっていう人は早めに誰かに相談しよう。恥ずかしくもなんともない。
あの頃の俺はそれもできなくて、借金の返済に追われる日々を過ごしてたから…

パチ話が長引いてしまったけども、派遣社員も辞めてしまったわけだけど、辞めた理由は色々とあったわけですよ。
会社員としての経験不足から、通勤てのがどうしても馴染めないでいたのと、職場環境は今思い返しても決して良くなかったっていうのもあったかな。職場の上司がマルチ商法にハマってたりしたのもあってね、休みの日までしつこくて嫌になって逃げるようにパチ屋に行ってたっていうのもある。
(ロクなやつが周りにいなかったな…)
もちろん、派遣元には相談したけど「違うところ探します」くらいの対応だったね。それもまたやむなしだよ。担当者も困ったことでしょう。話を聞いてくれただけで感謝だし、なんなら昼メシおごってくれたのは良い人すぎた。元気にしてるかな。名前も忘れたけど恩は忘れてないよ。

そんなわけで無職でリスタート。パチ依存デバフ付きのこの頃。

手元に金が無いからね、必然(そんなわけないんだけどね)、その日その日の日雇労働が始まったわけです。
ウーバーみたいなオシャレ感なんてないよ。いわゆる現場仕事の下働き。資格もないんだからプロの現場のお手伝いだよ。日当で8000円くらいだったかな。それを日々やってた。
本職の皆さまは大変な仕事を日々されてらっしゃる。
腰とか気をつけてほしい。マジで。

ということでね、そんな日々を続けていって、返済しつつちょっとずつお金貯めて真人間になろうってね、思ってたんだけど、

無理でしたーwww

いやね、仕事帰りに事務所寄って8000円だか1万円だかもらうじゃない?
交通費とかもそこに含まれてるわけだけど、もう病気だよね。その金握ってパチ屋行くんだもん。そりゃ増えないよ。よしんば増えても(オカルト打法で)また通うんだもん。利息分だけ毎月返すだけの理性しかなかったわぁwww
そうこうしてたらなんも状況改善されないのよ。当たり前だけどね。
若さにかまけて無茶な生活してたけど、早々に詰みだよ。詰んだわぁ俺の人生ってなった。なったねぇ。
で、体も悲鳴をあげて仕事にもいけなくなりました。The・ドン底。

その時の恐怖っていうか焦りっていうか、どうすりゃ良いの感ったらなかったよ。でねー、どうにもならんなーって何の感情も湧かなくなった頃に、ふと友達から連絡あってね。道端でダベるべってなってさ、最悪金貸してくんねぇかなって思ったんだけどね(借りませんでした)、ポロッと現状を語ったわけ。
そしたら全力で諭してくるわけよ。
ほんで何をしたら良いか教えてくれるわけ。
債務整理のしかたとかさ。友達が何を考えて思って言ってくれたのかは知らんけども、俺ね、その場で号泣しちゃったのよ。堰を切ったように涙が止まらんかった。
体も限界だったし、生きてくことにも変なミラクルばっかり期待するくらいしか思いつかなった俺に現実で何をしなきゃいけないのかを懇切丁寧に教えてくれたよ。缶紅茶でね(俺コーヒー飲めないのよ)。
生きてるだけで緊張してたのが一気にほぐれたんだね。もうどえらい泣いた。で、久々に熟睡できたんじゃないかな。翌日起きて弁護士さんに電話してた。またこの紹介してもらった弁護士さんが厳しくも的確でね。思えばここだったと思う。「ちゃんと自分の仕事といえるものを身につけていこう」ってなったのは。本気で仕事してる人に触れる以上の働く意欲になるキッカケは無いよ。

ということで債務整理という運びになって借金返済の目処が立ったわけです。弁護士さん曰く「理由によるけど数百万はどうにでもなる。自己破産とか安易に考えないでちゃんと相談しろ」っていうお言葉も賜りましてね。ここから改めて仕切り直しだって思って再起を誓ったのでしたとさ。
この時既に20代半ば。
若いっちゃ若いけど、同世代と差がけっこうついちまったなぁってコンプレックスも抱えつつの再起の誓いだった。

舞台はド底辺から再びの派遣社員へ。
今度の派遣先は大手広告媒体社。妥協せずに進みたい分野を見定めての選択だったよ。ここからちゃんとしたキャリアを積もうってね。

さて、今回はここまでにしておこうか。
広告媒体社でのお仕事とその後のお話はまた次回ということで。
ちゃんと更新頻度上げていこうと思います。

ではでは、お読み頂いた方々に感謝です。
2022/03/19
プラ太郎

サポートなんてしてもらえたら泣いて喜ぶと思います。つれづれなるままに発信してますが楽しんでもらえたらなによりです。