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0104 ヴィヴィアンヌ・ドゥ・クルシ監督『フラワーショウ!』聖地巡礼

2001年1月2日(火)にエチオピアのアムハラ州(旧ウォロ州)ラリベラでヴィヴィアンヌ・ドゥ・クルシ(ヴィヴィアン・デ・コルシィ)監督の『フラワーショウ!』(Dare to Be Wild)の聖地巡礼をしてきました。

アイルランドの田舎で育ったメアリー・レイノルズ(演:エマ・グリーンウェル)は「自分のデザインした庭で世界を変えたい」という夢を叶えるため有名なガーデンデザイナーのシャーロット(演:クリスティーン・マルツァーノ)のアシスタントに応募。晴れて採用されるも、高慢で貪欲なシャーロットにコキ使われた挙句、長年描きためていたデザインノートまで盗まれクビに…。どん底のメアリーがひらめいたのは世界が注目する「チェルシー・フラワーショウで金メダルを獲る」こと。コネもお金も経験もないメアリーだが、わずか8枠に殺到した2000人の応募者の中から一次審査に見事合格。ヒッピー風の庭師や秘かに想いを寄せる植物学者クリスティ(演:トム・ヒューズ)らで寄せ集めチームを結成し、チェルシー・フラワーショウへ挑むスポ根映画のセオリーに則って撮られたサクセス・ストーリー。2002年にメアリー・レイノルズが最年少のガーデンデザイナーとして金メダルを獲得した実話を映画化。
※チェルシー・フラワーショウとは
RHS Chelsea Flower Show / RHS Gardening
Chelsea Flower Show - Wikipedia

という訳で、巡礼地はメアリーがエチオピアの森林再生プロジェクトに携わるクリスティを訪ねる先のラリベラ。
ውክፔዲያ - ላሊበላ (wikipedia.org)
登場する岩窟教会は聖ギョルギス教会。
ውክፔዲያ - ቤተ ጊዮርጊስ (wikipedia.org)
この教会…列強によるアフリカ諸国の植民地化によるカトリック・英国教会・プロテスタント布教以前に周辺をイスラム教国に囲まれ独自にキリスト教が発展し究極の1枚岩を刳り抜いた教会を造ってしまった。まさに信仰の為せる業。

現地で驚いたのは周り中イスラム教国に囲まれているせいなのか?モスクのミナレットから流れるアザーンのように、教会のスピーカーから聖句が流されていてそれを信者が聴き入っているのが印象的でした。

©2014 Crow’s Nest Productions
©2001 プッチー・ミンミン 

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