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バカちんめ。ムリして『好き』を見つけようとすな

時代の流れ的にね、
好きなことを仕事にしたら幸せだ!とか。
好きなことを見つけたら人生バラ色になるぞ!とか。

まあよく分かんないんですけど、
そういう風潮、あるじゃないですか?
分かるかしら?…ね…
あるじゃない???

だから「自分の好きなこと探し」をしてる方、
多いんですよ。印象としてね。

ですが、
好きなことを一生懸命探しても
「=あなたの幸せ」とは限らないんです。

好き=幸せじゃないですよと。

好きな事を探し求めまくると
むしろ逆にツラくなる人もいるんですわね。
きついんですよ。

幸せとは真反対の方向に
いっちゃうんですよね。

なんでかって言ったら
好きを見つけるっていうことは、
今、好きである物事や
夢中になっているものに対して
疑問を投げかけなきゃいかんのんですわ。

「おいおいおいおぃ…ぼく。
ボクは本当にこれが好きなのかい?
嫌いなのかい???

どっちなんだーい!」

て、心の中の中山きんにくんさんに
問わないといけないんですね。

それ以外に例えば、

何でこれが好きになったの?
ん?好きになるきっかけは何だったの?
え?ん?そもそもさ、どこが好きなの?
ていうかさ、それをさ、ずっと続けてさ、なんか、あのー…どうなるの?笑

っていう風な感じで、
自分の感性にチェックを入れて
具体化しなきゃいけないんですよ。

どうですか?
この質問の羅列。
上司みたいじゃないですか?

そうです。
自分を疑う作業になるんですよね。
ま、別に疑う必要はないんですけども、
自分と向き合うっていうこと自体が
ツラい時間でもあるワケですわね。

もちろん好き見つけ出して
人生バラ色にやってる方もいますわね。
いいわね。あんたたち真っ赤っかで。

ボクもイラストが好きで、
イラストを生業にしているので
そういった意味では真っ赤っかですけど、
本当に大好きなのか?って問われたら

う~ん、ちょっと朱色…みたいな?
あ、いや、
サーモンピンク?みたいな????

話しが少し変わりますが、
何で『好き』の話をしているのかって言うと
最近大変ありがたいことに羨ましがられるんです。

「ぷいん、おめぇは本当に絵を描くこと大好きなんだなって伝わっぞ。日々の生活が本当ぇに充実してぇみてぇで羨ますぃーっぞ!オラもおめぇみたいにチャラチャラした生活送れるポッポコピーな人になりたくて草」

なぁんて言われることが
増えてきたんですよね。

自分で言ってみてちょっと気持ち悪かったので
悟空が織り交じってますけど。

まぁ、こんな生活の前に
僕もイラストを仕事にするにあたって、
疑問を投げかけてみたんですよ。
おまえ本当にイラストが好きなのか?って。
考えてみたんですね。

考えてみた結果、 過程で、
「もしかしたら絵描くの好きじゃないかも」

って答えに
たどり着いたことがあったんですよ。

その時は気持ち的にまとめられないですけど
一言で例えると凹んだんですよね。

(そうかー好きじゃないのか―うふふ~はぁ~)
なんてね、ノスタルジックになったんですよ。

ただなんとなくふんわりと好きなイラスト
っちゅー分野を突き詰めていくと
描くことが全部好きなんか?って言ったら、

やっぱり練習もしなきゃいけないし
練習の内容も好きじゃないむしろ嫌いだし、
オリジナル作品を書くときの
産みの苦しみとは向き合いたくないし、
絵の練習をいくらしても上手くならないし。
それすらも飲み込んで本当に好きと言えるの?
って疑問に思ってしまい、
あーじゃあ好きじゃないんだ
って、一旦結果を下したんですよね。

好きが好きじゃないと理解するとき、
今までの自分を否定するような感じで
ちょっと凹むんですね。

ま、けど今は
ツラいって思う作業自体も習慣化することで
好きではないけど抵抗はなくなったんですよ。

むしろその“めんどくさい”に向き合わないと
ムズムズするようになったんですね。

歯磨きってめんどくさいじゃないですか?
だけどしないとムズムズしますでしょ?
そんな感じで習慣化しちゃったんですよね。

あと、やりたくないことをやり続けないと
やりたいことをストレスなく
より集中してできるようにならない
って言うのが分かったんですよね。

この仕組み、
ちょっと言葉で言うの難しいんですけど。

簡単に言うと
やりたくないことをやっていけば
自ずと自分のやりたいことができるようになる。
てことですね。多分。

それでも
好きを探し求める方が多いのはなんでかっていうと、

心のストレスがゼロになって
自分の好きなことに超没頭できたりとか
仕事を仕事と思わず気づけばお金が入ってる状態…

…そんな理想郷があると信じてるからだと思うんですね。
知らんけど。


仮にそうだとして、
じゃあそこにたどり着くためには
自分の好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なことなどにバチクソ疑問をぶつけ、バチクソ質問を投げかけ、時には自分をバチクソ否定しないといけないっていう… 過程があるんですよ。
知らんけど。

それでも、そんなバチクソ向き合ったとしても
途中で挫折して好きなことが見つからなかったり、
好きなことが嫌いになったり、
諦めて探すのを辞めちゃったりしたら
何それツラたん~じゃないですか。

だから、だぁかぁら。
好きなことを無理やり見つける必要は全くないと思うんですね。
好き=幸せじゃないですからね。

今あなたが過ごしとる日常で、
幸せを感じることはあるでござんしょ?
十二分に感じれると思うんですよ。

一生懸命仕事をして、
やり切ったぞ!と充実感に浸って、
休日に温泉行ったりとか、
美味しいご飯を食べに行ったりとか、
プチ旅行に行ってみたりとか、
あ、大分とかいいじゃないの。ねぇ。
別府とか。最高よあんた。ねぇ。

好きが明確。
だから最高ってわけじゃないんですよ。

そりゃ明確に分かって迷わず進むことも最高。

ですが、好きはぼんやりでも最高。

好きが何となくやんわりマシュマロのような柔らかさで空気と同化してなんだかそこにいる気配はそこはかとなく感じるんだけど…実態はハッキリ分からない。

それでいいじゃないあんた。

本当に好きかどうか定かじゃないけど、幸せは今の状況でも感じ取ることはバッチリできると思うんですよ。

だから。これがきっと大切で。
今ある状況で、 自分が最大限幸せを感じるためにはどうすればいいのか

そこにフォーカスを当てて考えた方が
よっぽど得策ですよ。

好きか嫌いかは知らん。
知らんけどなんだか幸せになれそうな気がする。
そう感じたらいっちゃってーて感じですよ(?)

そもそも本当の好きが分かったところで、
じゃあ次どうするの?
っていう話になってきますし、
それをどう活かすの?
ていう話にもなってきますし。

体をバキバキ動かして
リフレッシュして
それで幸せを見出すっていう方は
むしろ好きなことはやんわりに止めた方が
幸せだろうしストレスも少ないと思うんですよ。
デスクワークより身体労働職の方が
ストレスが少ないって言われてますしね。

ボクの生活を羨ましがってくださるド級のドHENTAIの皆さまにもお伝えしますが、
ボクがSNSとかYouTubeにあげてる内容は
当たり前なんですけども
やりたいことの切り抜きなんですね。

めんどくさい部分、
いわゆるボクの負の部分は出してないんですね。

ぶつくさ文句を垂れながら絵の練習をしてる内容とか、YouTubeのネタがない時に考え込んでる様子だったりとかってのは一切写っていないのでそう見えるだけなんです。

まあ、考えることに対してはさっきも言った通り習慣化しちゃったのであんまり苦ではないんですけど。めんどくさいことはめんどくさいですが。

ボクと同じような生活を悟空がやったとしても、
幸せを感じ取れるのかどうかって言ったら、
ねぇ。当たり前ですけど、ねぇ?

だから、好きをとことん突き詰めてもいいし、
今の環境の中で何が幸せなのか?
何と向き合えば充実できるのか?
そ・こ・を!考えた方が!

結果的には自分の好きなことも
自然と分かってくるからいいのよ~。
知らんけど。


それでも、
好きを明確にするヒントを得たい。
なんとなくの実態を得たい。
ある程度の道しるべが欲しい。

そんな人は一人で探すよりも対話をして探し出す方がよっぽど楽です。あと探し出すことが楽しい。

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みなさまに幸があれあれあられ~。
ぷいん


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