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D-Nov.2021

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日記:2021年11月分
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2021/11/30:

能率への意識はパワポの作り方ですぐわかる。前提として、パワポとは二次的なものだ。一次的なものとはレジュメであり、あるいはその等価物としての、適切な基準値にいたるまで構築された論理である。下支えする論理なしによいパワポを作ることは不可能だ。「はじめにロゴスありき」とはよく言ったもので、まず論理を立てることから逃げるとろくな発表ができない。なぜならパワポの主な機能とは図式化やイメージ喚起、つまるところ

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2021/11/29:

2021/11/29:

井口先生がみかんをくれた。視覚文化やデザイン史を専門とする教授で、彼女から80-90年代にあったアートイベントの資料をスキャニングしデータ化する仕事を頼まれている。それにかんする書類にハンコを押してもらうついでにくれたのだ。甘いだけでなくみずみずしくて身が引き締まっている。

井口先生は仕事人だ。まえにうっかり書類に不備をのこして提出してしまったとき、「書類は美しくあらねばならない」という叱咤をい

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2021/11/28:

研究。論を構築するにあたって、何はなくともここから話を始めなくてはならない、という感じのところを昨日に引き続き書いている。昨日に引き続いているので、今日という一日は存在しない。よって今日の日記も存在しない……なんて言っても仕方ない。カレンダーが「11/28という日があります」と言っているんだから何か書かなくてはならないのだ。日記を始める前、先に日記をやっていた岸本が、まるで忙しいかのように「コッチ

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2021/11/27:

研究。前に書いた分(千字程度)を手直ししていたらすぐに3時間くらい経ってしまった。この調子でほんとうに書き切れるのだろうか。

夕方に岸本と電話したら「人間なんて鬱陶しいだけ」とニヤニヤしながら言っていた。面白いことを言う。言いたいことは痛いほどわかるが、岸本の脳みそはコンピュータという理性のカタマリと毎日毎日セックスしすぎて自分を人間ではないと思い込んでいるに違いない。俺も笑ったが、このとき何よ

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2021/11/26:

髪を切られているときに気づいたのだが、もしかすると、雑誌も読まず、雑談への受け答えも消極的で、ただ自分の髪がどのように切られていくのかを鏡を通して眺めながら黙っているのは「変な人」なのかもしれない。こっちとしては「髪を切られている」という意識なので、対象(=客体、モノ)として身を任せてただそこに存在しているつもりであり、施術中は勝手に色々考えていて、それで不便はないし余計な気まずさも感じないのだが

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2021/11/25:

何もしていない。昨日、2月の発表に向けた準備――手を付け始めたばかりだが――とバイトと日記の書きすぎで疲れてしまったので、今日はそういう日だ。寝たり動画観たり寝たり。

最近GILDANのロンTを5枚買った。まだ届いてないが、既に同じものを2枚持っているのでこれで7枚あることになる。マジで嬉しい。これで毎日色々考えずにすむ。服の組み合わせを考えること自体はこれからも変わらないのだが、強度的ショッピ

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2021/11/24:

芹沢あさひと遊戯王がしたい。芹沢あさひとは『アイドルマスターシャイニーカラーズ』のキャラのひとりである。年上の人物には「〜っす!」と話す。きっと過去に「年上の人には敬語を遣いなさい」と注意されたのだろう。人が言ったことに対して勝手にあれこれ解釈することなく「文字通り」に解釈するのだ。コンピュータは厳密性のある言語(=コード)でないと作動しない。意味に曖昧さを残した指示をすると、コンピュータからすれ

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2021/11/23:

自己啓発本を読みたいと思った。あまり、というか恐らく一度も読んだことがないのだが、主に考え方についてああしなさいこうしなさいというのが書いてある本なのだろう。試しに『7つの習慣』という本の要約動画を観てみる。成功するためのおおまかな流れは以下の通りだそうだ。まず主体性をもって自立し、次に周囲を巻き込んで成功し、その後も死ぬまで自分を磨き続ける……。論理立てもしっかりとしているっぽい。この本で想定さ

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2021/11/22:

左奥の親知らずを抜いた。麻酔のための麻酔を塗布したあと麻酔を打ち、あれよあれよという間に感覚が鈍くなり、グググッ!と数回強い力をかけられたとおもったら抜けていた。こんなにもあっさりと抜けるのかと思ったが多分実際はそんなにあっさりではなかったのだろう。麻酔は切れたが出血はまだ完全には止まってはいない。いったい何が起きたのだろうか。口内は感覚の本領みたいな場所のひとつだ。なのにそこで起きた出来事に対し

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2021/11/21:

事務作業以外特に何もしていない。イヤホンのレビュー動画を観た。さして耳がいいわけでもないし、聴く音楽も音質が問題になるような繊細なジャンルを好むわけでもないのだが、ついつい気になってしまう。今使っているのはオーディオテクニカのATH-LS50というリケーブルできる有線イヤホンで、けっこう気に入っている。ドンシャリでもないし全体的に丁度いい。少し前まではJVCのHA-A50TというANCつきのトゥル

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2021/11/20:

基本的にマックのハンバーガーを食うときにはどこかバカにされている気分がついてまわる(チーズバーガーのチーズ、フィレオフィッシュのみてくれ、マックグリドルの存在、etc……)のだが、サムライマックは素直に美味しくて食べる。強いていうなら「サムライマック」という名前にバカにされている気がしなくもないが、感覚の観点ではチーズバーガーのチーズよりずっと性格がいい。しかし結局、自分をバカにしているのは自分自

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2021/11/19:

中野駅の広告に高校のやつがあって、「太陽のように生きよう」みたいな文言があった。ムチャだと思った。利用したことがないのでいつもは知らないが、今日の中央線は揺れが凄い。酒が入っているとはいえ、乗り物酔いにはほとんど無縁のはずが少しだけ気持ち悪くなった。水を買う。あー、って思った。夜が更けると、とうとう息が白い。一番暖かいダウンを着て正解だった。冬は嫌いだ。外が寒いから、否応なくウチ向きになる。

2021/11/18:

Twitterのアイコンを変えた。夏休みくらいに撮ってもらった写真から、紫と黄色に。パキッとした色がよかった。色も角度もそれぞれの色が占める比率も、そもそも変えようと思った理由もなんとなくで、意味らしい意味などないのだが、いざ変えてみると「夜の月のようだ」とか「バスケチームみたいだ」とかいろんなのが浮かんでくる。しかしけっこう気に入ったのでしばらくはこれになるだろう。

一者かそれ以外かをくっきり

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2021/11/17:

最もタバコを吸いたくなるときというのが二つある。ひとつは「吸わなきゃおかしい」と思うときで、バイトや作業の後、食後など、何かしらにひと段落がついて休むときである。もう一方はタバコを吸っている最中にやってくる。今燃焼しているタバコが残り2、3吸いくらいになってきたとき、IQOSならブーっと振動したときくらいに、無性にもっと吸いたくなる。このタイミングで「もうたくさんだ」みたいな気持ちになることもある

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