マガジンのカバー画像

D-Dec.2021

21
日記:2021年12月分
運営しているクリエイター

記事一覧

2021/12/22:

少し前に「有為な学生」として大学の同窓会からお金をもらったのでお礼の文章を寄稿することになっていたのだが、今日した。タテマエ的な様式でカッチコチになったくだらない文を書くのは大好きだ。自分が書いている感じがしなくて面白い。しかしこれってただの「悪ふざけ」でしかないので、今回は少し控えて真面目に書いた。流石に賞もらっといてふざけたら怒られると思う。

もうクリスマスなので、サンタさんの実在について考

もっとみる

2021/12/21:

どうもなんにも調子が乗らないので久々にアニメを一気に観る。『ナイツ&マジック』。異世界転生魔導ロボットもの、とでもいうのか。現代世界ではロボットヲタクで凄腕プログラマーだった主人公が、銀髪の美少年に転生。転生先の異世界は魔導ロボットがある世界。なんと魔法の仕組みがプログラム言語とおんなじようなもので、主人公はみるみる革新的な新型機を発明し、あれよあれよと無双していく。ところどころに勇者パースとか、

もっとみる

2021/12/19:

ボケは変なこと言ってツッコミは頭をはたいて否定する。なぜなら変なことを言ったからだ。変なことを言うと叩かれる。ツッコミつまり常識的規範は、変なことを言うやつに対しては、最終的には暴力によって鎮圧することしかできない。よって、逆説的に常識のくだらなさが露呈する。それがたまらない。素晴らしいボケの前では常識に説得力などなくなる。説得力を保ったままにするなら、「手が出ちゃったら終わり」だ。

決勝戦の錦

もっとみる

2021/12/18(2009年):茨城とは何か

起きてからずっと頭と首が痛い。れんぺいとあゆちゃんと晩飯を食いに行った。二人と話すうちに興味深いことが分かった感じがしたけど痛くて考えたくないので、思い出話ついでに簡単に書く。

例えばある中学生がいて、その学校ジャージの袖に小さな穴があいているとする。彼の仲間の一人がそれを指摘すると、その中学生は思いっきりその穴を引き裂き、よりボロボロにする。そして一同、ギャハハ。茨城のガキにはどこかこういう「

もっとみる

2021/12/17:

ハイセンスな若者のあいだでは有線イヤホンが流行っているらしいという記事を読んだ。なんでもAirPodsは一般的になってしまったからもう古くて、レトロでグランジで近寄りがたい雰囲気をまとわせる有線イヤホンに注目が集まっている。とくに海外の若い女の子が流行の中心で、ジョニー・デップの娘とかがアイコンらしい。普段使っているが有線イヤホンは煩わしい。この不便さと差異化のバランスというか兼ね合いってどうなっ

もっとみる

2021/12/16:

日記の効能。まず、日記を書くという制約によって文章にする理由ができる。もし来る日も来る日も同じ日々が繰り返されるのだとしたら、日常のなかに書き残したいことなどない。なので日記を書くものはある意味においてつねにネタ切れである。なので、日常のなかに微細な差異を見つける必要が出てくる。つまり静的なものとして捉えられている「日常」の観念を破壊する必要がでてくるのだ。そして、昨日と同じ時間に起きて同じ場所に

もっとみる

2021/12/15:

英語の文献を読む授業。担当箇所を訳すのだが、自分ではよく訳せたと思ったところが先生にはしっくりこなかったりするらしく難しい。なんか自分に認知の歪みがある気がしてくる。おそらくあるのだろう。取り扱っている本の主題は20世紀の現代音楽なのだが、それに関する知識の程度が問題というよりは(決してよく知っているわけではない)、伝統的な西洋音楽の専門的教育を受けたことがある人にはわかるような特有の雰囲気みたい

もっとみる

2021/12/14:

アーツに50インチの4Kモニターが届くというので設営を手伝うことになったが、どうもモニター台の作りがチャチいのでなんかヤバそうだと思っていた。そしたら案の定使い物にならないほどに脚が歪んでいて、結局すぐ返品することになった。訊いたところ、胡散臭い生協のカタログで一番安い(それでも13万円だそうだ)のを選んだらしい。……こんなふうな悲しさを感じるのは久しぶりだ。祖父母は胡散臭いテレフォンショッピング

もっとみる

2021/12/13:

抜歯の予定をすっぽかしてしまった。まぁいい。歯を抜くような気分じゃなかった。別に何かあったわけではない、しかしもうすぐ今年が終わるというのに歯など抜きたくないだろう。今日はまだろくに飯を食っていないので、これを書き終わったらコンビニのおでんでも食べようかと思っている。おでんといえば大根。ちくわぶもしらたきも好きだが今は大根が食べたい。輪切りのかたち。それがほろほろと口のなかで溶け去っていく。猫舌な

もっとみる

2021/12/12:

「マウントを取る」というのは本来露骨な序列づけの身振りのことを指すのであって、誰かと誰かが「単純に」違う、という事実をマウントとして解釈しはじめたら一切が闘争だということになってしまう。すべてを闘争としてとらえ、それによって自分がつねに負けている気になると、結果として出てくるものは辛さか、あるいはその辛さに病みつきになるという不健全さだ。むろん場合によっては、負けてはいけない、譲ってはいけないモノ

もっとみる

2021/12/11:

なんか忙しいはずが予定がかわって少しだけ余裕ができた。なので深夜にゲームをやる。波はあるとはいえ、splitgateは他のゲームより基本的に調子がいい。まあまあの頻度で28キル6デスとかできる。特にスナイパー縛り系のモードが楽しい。FPSのスナイパーが昔から好きで、なぜなら一瞬で全てが決まるからだ。とはいえ一瞬だけが特権的なのではなく、居合いみたいな感覚がある。スコープを覗く前から勝負は始まってい

もっとみる

2021/12/10:

午前にある授業が午後になったかと思ったら発表者が体調不良で休んで、結局少しの雑談と今後の予定の話をして終わってしまった。その後急激に眠くなったので寝た。起きてからさっきの雑談のことを思い出す。ある院生の修論にここのところ全く進捗がないという話で、その場にいた誰もがもう心配するフェーズをとっくに通り越して「ダメっぽいね」という感じになっている。ひとの研究に対して他の人ができる協力は「代わりに論の筋を

もっとみる

2021/12/09:

夜、岸本といとうさんと三人で急に飲みに行くことになった。沖縄料理屋。高校の修学旅行で食べたソーキそばはイマイチだったが埼玉のこれは美味しい。なんで。この三人で関わるのはもう4、5年目くらいになるが、いまだにこの関係性を何と言っていいのかわからない。この三要素を一気に紐づける集合が「同じ大学」と「同じ学年」と「喫煙者」以外に存在しないのだ。なのでさしあたり「謎メン」と呼ぶことになってしまった。

もっとみる

2021/12/08:

もしsplitgateのキャラデザがもっともっと良かったらたぶんAPEX辞めると思う。面白いゲームルールが豊富だ。定番のチームデスマッチやドミネーションはもちろん、一個しかないミラーボールみたいな玉を奪い合うオッドボール、スナイパーライフルとショットガンという極端な射程の武器しか持てないショッティスナイパー、そしてガンゲーム系もある。たぶん期間限定だがバット一本で殴り合うルールもある。青春時代をC

もっとみる