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D-Feb.2022

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日記:2022年2月分
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記事一覧

2022/02/28:

ツイッターで回ってくるバズツイによくある、「親になったわれわれは、子供の頃自分が親にされて嫌だったことを子供にしないぞ」ツイート。これがほんとに嫌だ。何が気に入らないのかというと、これも結局エゴだからだ。どうして、自分がされて嫌だったことが、自らの子供にとっても嫌なことだと言い切れるのか。子供を自分の複製だと思っているのか。親がどんなに願っても、子供は子供なりに、独自のコンテクストを勝手に生きるの

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2022/02/26:

爆発は人を怖れさせるが、同時に惹きつけもする。なぜか。すごいからだ。知らないので詳しいことは言えないが、もしコンピュータで爆発を徹底的に(色や煙のCG表現だけではなく、音、熱量などまで含めてほぼ完全に)演算するならば、ものすごい負荷がかかるに違いない。いやそこまで徹底的に演算するなら爆発じゃなくてもものすごい負荷がかかるのかもしれないが、それでも爆発は頭ひとつ抜けて高負荷なんだと思う。速すぎる。

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2022/02/25:

iPadを壊した。いま修理費を払う金はないので引退。ガラクタ入れに入れた。マスターデュエルの本アカが入ったままだがもうどうでも良くなってしまった。あとでどうにかするか。

最近ものを壊すことが多くなった。たまたまなのかと思いたいが、もしかするとストレスが溜まっているのかもしれない。いやストレスは確実に溜まっている。デトックスが必要だ。これを機にデジタルコンテンツを一切やめてみようか。まずはゲームを

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2022/02/24:

純粋に拘束時間が時給に換金されるバイト(存在バイト)を仮に想定してみると、このバイトの唯一の業務は決められた時間のあいだそこに存在することである。存在しさえすればいいから、そこにいるのは「理論上は」誰でもいいし、公序良俗に著しく反していなければ、その場所で可能なことは何をやっても良い。こんなバイトがあったらそれはそれは楽だろうが、しかし実際はそんなバイトはなかなかない。いや準ずるものは実際にあるに

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2022/02/23:

バイトの前に大学の喫煙所による。髪の毛が緑色の人がいる。ボロボロの折りたたみ椅子に座ろうとそれを持ち上げると、座面がとれた。とれたというか、もうとれていたような感じだった。一瞬驚いて、小さくため息をつくと、緑髪の男が立ち上がりこちらに何か言った。イヤホンを取って何ですかと訊くと、座ってくださいと言っていたようだ。僕もう吸い終わるので、どうぞ。親切を久々に受けた気がしてびっくりした。丁重にお断りして

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2022/02/21-2022/02/22:

ルサンチマンベースで開き直るのはみっともない。それはわかるが、下部構造のなかで貴族的な魂を維持し続けることを要求してもそれは無茶ぶりなのであって、もしそんなことが普遍的に可能なら左派は必要ない。ニーチェは超人になり続けなくてはいけなかったが、それは彼がいつも超人ではなかったからだ。

青木くん、岸本、池袋の映画館、《ドライブ・マイ・カー》。自分と向き合え、というような説教臭さというよりは、自分と向

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2022/02/20:

何もしていない。水しか飲んでいない。さすがに腹も減ったのでこれを書いてから何か食べる。

YouTubeをザッピングしていたらツイフェミを攻撃する動画が流れてきた。確かにツイフェミも酷いものだがそれを揶揄してもしょうがない。というのに、こういう叩き動画がたくさん再生されている。結局、ツイフェミもそれを叩くものも、誰も本気でフェミニズムにかんする議論をやる気がない。ある種のゲームとしてやっている。A

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2022/02/16:

バイトの帰りにSpotifyのランダム再生からPuma Blueが流れてきたけど前みたいにイライラしなくなっていた。

久しぶりにバイトに復帰した。社員に痩せたんじゃない?と言われた。5キロくらい減ったかもしれないですと応え、返事はなかった。他のバイトのひとが静岡の生まれで、長澤まさみと同郷だそうだ。「へぇー、それ飲み会でマウント取れるじゃん。」と社員が言った。そんなことは思いつきもしなかった。

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2022/02/15:

修論発表会を見学。大論文の人は大論文だから誉められていて、もう一人の方は、うーん、とか言いながらも、まあ頑張ったね、という感じで終わっていた。うーん?

専門外なのでよく知らないが、例えば日本のアニメは「日本らしさ」を描かねばならない、のだろうか?今日の発表を聴く限りでは、アニメを制作された国の単位で弁別し、それらにナショナリティの文化的表象としての側面をみてとる、というような見方が、割と当たり前

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2022/02/14:

先生から提出が必要な書類の連絡が来た。学校に確認したら割と喫緊のようなのだが、先生は妙にゆっくりしていてよくわからない。大丈夫なのか。学校側も締切を明言してくれなかったし、どうなっているんだ。別に自分自身なにごともカチッとスケジュールを決めるような性質ではないが、こういうことはもうすこしはっきりしてほしい。

《少女終末旅行》を少し観はじめた。前評判はきいていたが、すごい作品だということはすぐわか

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2022/02/12:

昼から『動物化するポストモダン』を読み始めた。前読んだときは読んでないも同然な感じだったが、今読むと問題が自分にとってめちゃめちゃアクチュアルに感じられて、議論がスラスラ入ってくる。まだ読了してはいないが寝るまでに終わると思う。

ポストモダンにおいては、シミュラークル(小さな物語)とデータベース(大きな非−物語)が解離し、ポストモダン的〈オタク〉たちはこれら二つとそれぞれバラバラに関係を持つ。前

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2022/02/11:

どうも「顔が怖い」らしい。幼い頃は女の子に間違われることが多々あったくらいには可愛かったのだが、確かに今やその名残もほとんど無くなってしまった。「顔が怖い」という問題に際して、じゃあ中身は怖いのか/怖くないのか、といえばそんなことはわからない。そもそも「見せかけ(顔)」に対するものとしての「ホント」すなわち「中身」という概念を下支えしているのはおそらく二元論であって、この図式自体が特定の思想による

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2022/02/10:

起きるとなんか体調が悪かった。なのでピザ頼んでだらだら。しばらくすると良くなってきた。なんだったのか。

夕方からご飯の時間をはさんで夜にかけて、岸本と通話。いろいろ面白い知見の種を発明できたと思う。「ホームセンターにはルサンチマンがない」および「〈ガジェット〉の享楽の二重性」から紆余曲折あって「道徳にフリー・ライドする近代的形而上学(≒科学)とその経験的要因」の方へ。他にもあったけど、こうしてあ

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2022/02/09:

修論の中間発表が終わった。それほど悪くなかったと思う。しかし問題点というか補強すべき点はいくつか指摘されたので、これから検討していかなくてはならないことが増えた。まあコツコツやっていく。

発表が終わって完全に気が抜けたからその後は遊戯王以外なんにもしなかった。現在、遊戯王マスターデュエルのランク戦の区分はビギナー帯からプラチナ帯まであって、ビギナー以外はティアが5段階に分かれている。今はプラチナ

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