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美脚に魅了される【観察日記】

ヒトは美しいものに心惹かれる。

あらゆる造形に対して、様々な要素のバランスでもって、そこに美しさを定義して、それが自らにとっての美しいの基準を満たしているのならば、

その対象は「美しい」と判断される。

そして美しいものは観ていたくなる。ときにそれは触れてみたくなりさえもする場合もある。


すらりと長く伸びた足。

それが壮麗たる姿で向こうから近づいて来たら。

素直に私の心は揺さぶらられ、その姿を目に焼き付けるだけに留まらず、急ぎ写真に収めたいとの衝動に駆られた。


足というのは、正しくは「脚」となるのかもしれない。


本日出逢った美脚の持ち主は、

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外の栽培された花のプランター脇を華麗に闊歩していました。

一見、クモのようですが少し違うようです。

第2脚がまるで触覚のように長く、

「ザトウムシ」とよばれる虫のようです。

体部分を拡大してみます。

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よくみると第4脚の片方が短く見られます。

下記の報告では、第4脚は最も自切しやすいということですが、ひょっとするとそうなのかもしれません。

種類は、調べた限りでは、

ギンボシザトウムシ

ではないかと思われます。


ザトウムシは、「千と千尋の神隠し」に登場する「釜爺」のモデルともいわれているらしいです。

そう聞くと、確かに動きは似ている気もします。


おしまい

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