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自己実現プログラム関連

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『自己実現プログラム』を作るうえで取り入れているエッセンスや土台にある考え方の一部をご紹介。
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自分の”取扱説明書”を持っていますか?

みなさんは新しく家電やデバイスなどを買ったときに「取扱説明書を読んでから使うタイプ」でしょうか?それとも「とりあえず使ってみるタイプ」でしょうか? 私は基本的に後者です。「まぁとりあえず使ってみればわかるだろう」ということで説明書には目を通さずカチャカチャといじってみて、どこかで躓いたらその時に説明書に戻ってくる、というやり方をとることが多いです。 一方、先に説明書を熟読して、使い方やポイントを概ね頭に入れてから触り始めるという方もいるかと思います。これは別に好みや相性の

「周りの目を気にするな」と言われましても…。

「周りの目を気にせずに、自分らしく生きればいいんだよ!」 と言われた経験のある方、少なくないのではないでしょうか。 別にこの言葉自体を否定するわけではないですし、なんなら「自分らしく生きること」については私も大いに推奨していきたいところではあります。 ただ、昨今こうしたことが言葉の表面だけすくい取られて多くの人を追い込んでいるようにも見えるので、今回は「周りの目が気になって悩んでる」という方に向けて書いてみたいと思います。 <周りの目を気にするのは悪いことなのか> ま

自己実現とは一体何なのか?

「自己実現」という言葉が世に浸透しつつあります。 ですが「自己実現ってどういうもの?」と聞かれると、案外答えられないのではないでしょうか。 なんとなく、「ありのままの自分で生きること」とか「自分自身に正直でいること」みたいなイメージなのかなと。 自己実現というのは、しっかりその実体を掴むことができれば、人生を大きく変えるものになり得ます。 ということで、今回は「自己実現」をテーマに書いてみようと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夢中になれるものって本当に必要ですか?

「夢中になれるもの」を見つけている人ってどれくらいいるのでしょう。 「夢中になれるもの」という定義が広いので答えにバラつきは出そうですが、とは言え「ある」と自信を持って回答できる人はほとんどいないはず。割合で言うと恐らく1%にも満たないくらいじゃないでしょうか。 その一方で、「夢中になれるものがなくて悩んでいる」という人はけっこうな数いると思います。「自分には夢中になれるものがない」「心からのめり込める好きなことがない」「何かに熱中してる人が羨ましい」こういった声は学生・

「不安」と正しく向き合う

人生に不安はつきものです。不安は、時には喜びや安らぎを強めるスパイスにもなり得ますが、基本的にはないに越したことはありません。 「不安を取り除きたい」という人はたくさんいても、「不安になりたい」という人はいないはずです。 不安を抱えると「積極的にチャレンジできない」「選択肢が狭まる」「健康を損ねる」といった様々な悪影響を引き起こしてしまいます。 逆に不安をコントロールできるようになると、抑うつの予防になり、自己肯定感が高まって自信が付き、可能性や選択肢が広がります。

「やりたいこと」なんて、なくていいよ

「やりたいことを見つけよう!」という言葉、最近はもう耳にタコができるほど聞いてる(ないしは広告等で目にする)んじゃないでしょうか。 やりたいことがある人は人生を楽しむことができて、そうじゃない人はしょっぱい人生を送ることになる。 もはやこんな極論まで持ち出されかねないくらい、やりたいことがある人の方が人生において優位であるかのような風潮があるように思います。 学歴マウントならぬ『やりたいことマウント』を取られて、「やりたいことないなんてヤバいよ」みたいなことを言われ、「

「ストレッチ目標しか勝たん」に異を唱えたい

2022年も終わりに近づいてきてますね。 私は毎年この時期になると、1年間の目標の棚卸をしつつ来年度の目標を立てます。 「目標を立てる」ということに対する捉え方は様々で、ここは人によって違いが出るところだと思いますが、 「目標を立てることで、それが頑張るモチベーションになる」 という人もいれば、 「目標を立てない方が性に合っている」 という方もいるかと思います。 これはもちろん、どちらが正しいとかではないのですが、 今回は「私は目標を立てる派です」という人に向け

どうしたってポジティブになれないんだよ

ポジティブシンキング、プラス思考、前向き、こういった言葉に何となく嫌悪感に近いものを抱く人もいるのではないでしょうか。 世間では完全に【ポジティブ > ネガティブ】の構図が成り立っていて、ポジティブな人は色んな場面で生きやすく、ネガティブな人は何かにつけ損をするという世の中の認識になっていることは異論ないかと思います。 ポジティブな人の方が明るく健康に毎日を過ごしていて、仕事もうまくいきやすく、周囲の人からも好かれる。 ネガティブな人はなんだか暗くて不健康で、仕事でも結

『ライフエンゲージメント』が人生の肝

どうも、なかてつです。 今回は「エンゲージメント」をテーマに書いてみようと思います。 <流行りのエンゲージメント> 昨今「エンゲージメント」という言葉をよく耳にするのではないかと思います。 特に企業の働き方改革の潮流に絡めてよく登場するようになり、ビジネス誌などを読んでいても頻繁に取り上げられている印象があります。 実際にみなさんが勤めている会社の中でも、月次や四半期のエンゲージメントチェックをやってるところもあったりするのではないでしょうか。 例えば「やりがいを感じら

『才能ハラスメント』はもうたくさん

「才能ハラスメント」という言葉、ご存じでしょうか? これどういうものかというと、 「誰にでも才能はあるよ!だから、それを伸ばしていこうよ!」 というやつです。 …けど、これってほんとですか? 才能ってほんとに誰にでもあるんですか? 私自身、「自分には取り立てて何か才能があるわけじゃない」 ということをずっと自覚していた人間ですし、 ズバ抜けた才能がある人のことを羨ましいなと思ったりもしていました。 「誰にでも才能はあるよ!けどまだそれが見つかっていないだけ!

ストレスフルな生活から抜け出す

ストレスは万病の元と言われます。 日常で蓄積していくストレスは心身の健康に悪影響を及ぼし、生活、ひいては人生の質そのものを左右しかねません。 今回は、日々の生活においてなるべくストレスを溜めないようにするために、ストレスの要因となるものにはどんなものがあるかというところから、 ストレスに対処するための考え方についてお伝えしていきたいと思います。 <ストレスの種類> 慢性的なストレス状態を解消するには、まず「自分はどんなことに対してストレスを感じやすいのか」を理解するこ

「強みは弱みの裏返し」って本当?

どうも、なかてつです。 今回は「強みと弱みは表裏一体」という言葉を真に受けることの危険性について書いていきたいと思います。 <強みは弱みの裏返し> 「強みは弱みの裏返し」という言葉、一度は聞いたことあるのではないでしょうか。 例えば「優柔不断」という弱みは、裏返すと「慎重に物事を判断できる」という強みになるよね、みたいなやつです。 私自身、運営している会社にて、独自開発した「自己理解プログラム」をお客様にデリバリーしている立場なので、 当然「自分自身の強みを把握す

人生は残り438,000時間

「一年間って何時間だっけ?」 と聞かれたら、私は即座に「8760!」と、やや食い気味に答えることができる。これはなにも、頭の中で「24時間×365」の解をインド式計算法を使って暗算しているわけではない。 簡単なことで、ただ答えを「知っている」だけである。 そのうちの2,500時間ほどが睡眠に使われることも知っているし、 2,000時間以上が仕事に使われることだって知っている。 丸10日間ほどはトイレの中に籠っていることだってもちろん把握している。 なぜこんなことを把