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続き、、の前に、イタリアのあれこれ。

イタリア料理って

イタリア料理でまず頭に浮かぶのってなんですか?

カリオストロでルパンと次元が食べていた、ミートボールのスパゲティ?
ゴットファーザで出てきたカンノーリ?
ローマの休日のジェラート?

どれも美味しそうで、キラキラしてますね!!

ここで、改めてイタリア料理ってなんだ?っていうのを僕の経験から紹介させてください。

自分はイタリア料理自体は、
23歳から44歳の今年まで21年間好きで続けています。
5年前から、
窯焼き ピザ、
あっ、『ピッツァ』
の移動販売も始めました。

2006?年から1年間ではありますが、イタリアで料理修行もさせて頂きました。
イタリアへ行くのを夢見た修行時代、、
食い入るように本で見て勉強した、色々な料理を、
生で見て味わった感動は今でもはっきり思い出せます。

そこで見聞きし、感じたイタリア料理は、

地方料理の総合体。

と、いうことでした。

もちろん、時代で流通が悪かった。
ということがあったかもしれませんが、

例えば、北の地方では、
乾麺のスパゲッティがメニューになかったり、

寒くて、蕎麦しか取れない地方では、
蕎麦粉を使った料理ばかり。

山沿いでは
ジビエの煮込みと、とうもろこし粉でねったポレンタ。だけ

パンとハム、サラミだけ。

コースの最初から最後のデザートまで揚げ物

メニューがこんなお店もいっぱいありました。メニューが3品くらいしかないのに、いつも地元の方で満席!!

私の地元でいう、
『吉田のうどん』
みたいなものでしょうか。日本にも北から南まで色々なご当地メニューありますよね皆さんの愛する地元メニューはなんでしょう?


もちろんちょっと都会に行けば、色々なメニューがあるお店もたくさんありますが、、私にとってキラキラしていたのはこんなお店でした
(トラットリアや、タベルナが多かったです)

イタリアでは、レストランにカテゴリーがあり、

トラットリア(伝統的、カジュアル)
タベルナ(大衆的、居酒屋)
ピッツェリア(ピッツァ専門)
リストランテ(日本でいう、少しおしゃれしていくところや、お財布にも気合い入れて行く所など)
バール、オステリア、エノテカ、、、ざっと、こんな感じです。

でも、
イタリアの人って個性が強い方が多く、
リストランテの料理を出しつつ、タベルナを名乗ったり、
ワインの格付けからも、わざとはみ出して、もっといいものを作ったりする方もいるので、一概には括れません。

そして、イタリアの人って、
地元大好きで、そこで生まれ育ったことに誇りを持った方が多かったです。

他の文化をもちろん認めつつも、
料理などは地元文化に根付いたものが多いので、
頑なに製法、レシピは守っている、みたいな感じの方が多かったように思います。

修行先で、料理を作るときに、日本で習った手順で作ると、
怒られたり、笑われたことは、いい思い出です。



修行先では
道案内のお礼にと、連れて行かれたお店が、ぼったくりバーで、
シャンパンを勝手に開けられ、高額請求されたり。

鹿、ウサギ、を一頭解体したり、うなぎ、カエルを処理したり

イタリア人仲間と喧嘩したり
そのあと仲良くなって、いろいろ教えてもらったり、

差別にあったり、
そしてそのことに怒ってもらったり。

スリに遭いそうになったり、

ホテルで不審者扱いされ、追っ払われたり。

他にもたくさんの思い出があります。

レシピを書きながら、詳しく書いていけたらと思います。




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